長くなったので分割。
主に機能概要について書いた前編はこちらから。

非公式検証系の小ネタ
書く順番がおかしい気もするけれど、先に非公式な検証系の小ネタから。
パーツの分割
シングルフレームを使えばディスクが装着可能。
そして数字系ディスクならフレームの装着も可能。
なので、最大7層構造。
上からチップコア、スパーキングチップ、リング、シャーシ、ディスク、フレーム、ドライバー。
こじつけすぎる気もするけれど、エクステンドドライバーを2層と解釈すれば、もう1層増えて8階層。
ゴッドチップとチップコア
なんとなく形が似ている気がするゴッドチップとスパーキングチップのチップコアは形が見ている。
ゴッドチップ(右)とスパーキングチップのコア(左)
試しに、スパーキングチップの穴にゴッドチップを差し込んでみたらいい感じにはめることが出来てしまった。
ただし、シュートは出来ない1ので実用性はない。
一部の部品を外して組んでみる
①チップコアのみを外した例。
わざわざやる必要性は無いけれど一応シュートは可能。
神レイヤーでゴッドチップを外したときと同じ感覚。
ロガーをつけてもシュート数が記録されない。
②リングも外した
リングがないとスパーキングチップの固定は本来できないので、ドライバーのロックを利用してスパーキングチップを保持。
ロックが無い為スカスカだけど、ベイとして組み立てることは出来、一応シュートもできる。
シャーシ部分が健在で十分な重量はあるのでそれなりに安定して回る。
当然実用性はない。
スパーキングチップの逆付け
非公式な遊び方なので推奨はしないけれど、裏返したリングにスパーキングチップを取り付けることが実用性はないけど出来てしまう。
方法はリングの回転方向とは逆回転のチップを付けるだけ2。
重ね重ね書くけど、シャーシの取り付けができないので本当に実用性はない。
機体別
最終盤になったけど機体解説。
初期ラインアップはアタックタイプの「スーパーハイペリオン.Xc 1A」、バランスタイプの「キングヘリオス.Zn 1B」、スタミナタイプの「グライドラグナルク.Wh.R 1S」の3種類。
ベイブレードバーストで初めて初期ラインアップにヴァルキリーがいない。
そしてディフェンスタイプがいない。
また、今作の初期ラインアップは右回転と左回転の混在なので一部パーツに互換性がない。
それを踏まえてカスタマイズのパターン考えると
・スパーキングチップ:右用2、左用1
・リング:右用2、左用1
・シャーシ:右用1、両用2
・ディスク:1
・ドライバー:3
これらから計算すると、
36通り(右回転)+6通り(左回転)=合計42通り(※チップコアの交換除く)
流石に64通り(4機が同時発売)だった初代と神、GTの450通りと比べると減ったように感じるけれど、それでも超Zの27通りよりは多い。
スーパーハイペリオン.Xc 1A
「アタックタイプ」の主人公機その1。
「朝日ヒュウガ」モデル。
全てのパーツが攻撃重視で、深いことを考えず攻撃型として運用出来、扱っていて気持ちが良いベイ。
超王アビリティはリングとシャーシの刃を合わせた巨大場で相手を攻撃する「スーパーストライク」。
リング:スーパー
ベイバでは限定版などでよく見るカラーリング。
右回転用でアッパー形状のリング。
重量は約6.4g。
右回転対応のチップを「スーパー〇〇」という強化形態っぽい名前にするといった遊び使い方もできる。
シャーシ:1A
ドライバー:Xc(エクシード)
ラバーフラット軸の周りにフリー回転のガードパーツが付いたドライバー。
攻撃型なのにデフォカラーが赤色。
扱いやすいラバー軸と言った感覚で扱えて、遊んでいて楽しいドライバー3。
重量は約6.0g。
キングヘリオス.Zn 1B
新主人公機その2。
「朝日ヒカル」モデルの「バランスタイプ」。
爆転以来の左回転主人公。
アイガ・ドラムとバランスタイプの主人公が続いていたけど、彼らはバランスタイプ設定なはずなのに、結局攻撃頼り。
今作では攻撃型主人公にヒュウガがいるので、ヒカルにはバランスタイプらしい戦い方を貫いてほしい。
超王アビリティは「キングストライク」。
リングとフレームを付ける向きによって刃の数を変えて攻撃モードと防御モードを切り替える。
(奇数刃のレイヤーを使うならアビリティとか抜きにあたりまえにやることな気もするけど。)
初期の3種の中では一番扱い方が難しい、というよりも悩ましい。
スパーキングチップ:ヘリオス
左回転用チップ。
重量は約2.4g。加えてチップコアが約0.8g。
ハイペリオンと同じ。
リング:キング
背が高い5枚刃がついた左回転専用のリング。
背が高すぎるせいか吸収性能はそんなに高くない。
重量は約6.0g。
フレーム:1B
左右回転どちらにも使える5枚刃でバランスタイプのシャーシ。
重量は約43.5g。
ドライバー:Zn(ゾーン)
バランス型なのにデフォカラーが青色。
シャープ軸の周りにフラットっぽいフリー回転ガードが付いた構造。
何もなければセンターを目指すけど、暴れることもできる。カウンター的な運用も可能。
取れる戦術が多い、使いこなせたら楽しそうなドライバー。
重量は約6.0g。
グライドラグナルク.Wh.R 1S
神以来久々4に初期ラインアップにラグナルクがやってきた。
初期にラグナルクがいること、そのラグナルクがレイヤー・ディスク・ドライバーの分割なことが合わさって、実家のような安心感すら感じる。
ラグナルクなので「スタミナタイプ」で「黄山乱太郎」モデル。5
持久力はたしかにあるけど、気持ちロックが弱い。
重量は約2.3g。加えてチップコアが約0.7g。
他よりも0.2g程軽い。
リング:グライド
ブレイズラグナルクの「スタミナウイング」が、メタル化した超Zとは別方向、数を増やす方向に進化した「トリプルウイング」が超王アビリティ6。
重量は約8.7g。
シャーシ:1S
現時点では唯一のシングルシャーシ。
外重心+円形でシングルシャーシとしてはこれ以上無い完成度な気すらしてくる。7
シンプルな形状で、汎用性も高いためか、両方の回転に対応。
完成度が極めて高い+ディスクを付けられるようになるので、今後のランダムブースターで大量再録されそうな予感が・・・
重量は約16.7g。
これ単体では軽く感じるけど、実際にはディスクの重量が加わる。
ディスク:Wh(ホイール)
今回唯一のディスク。
純粋な金属の塊系ディスクでフレーム無装着不可なものは、Ωディスクを除けばY(エール)ディスク以来なので大体3年ぶり。
初の「2文字でただの金属の塊ディスク」でもある。
重量は驚異の30.1g。非常に重い、
Bl(ブリッツ)ディスクや00ディスク+W(ウォール)フレームすら上回る。
それでいて外側に重量を配置した形状なので当然高性能。
ただし、あからさまに強パーツ臭がするためか、ディスクをレイヤーに取り付ける部分が特殊な形状8になっている。
これにより、ジャッジメントベースへの過干渉9、ロードベースの謎ロック10、超Z覚醒といったバーストしない系のギミックとは併用できないように策済み。
とはいえアポカリプス、ジェネシス系統の無限ロックや、フェニックスのようなロック自体に干渉するギミックがないものなら、特殊な欠点はなく、今まで通りの感覚で使える。
ドライバー:リボルブ
ラグナルク繋がり+フリー回転ガード繋がりなのか、おなじみのリボルブが再録。
色は金色。
重量は約5.7g。
さいごに
以上、超王シリーズの紹介でした。
超王シリーズは構造を大きく変えてきたけれど、一部変えれば前と同じ仕様にできるという互換性の維持のしかたは、画期的すぎると思う。
来年もベイバが続くのか、続いたとしてシャーシが次に繋がるのかというのは現時点では未知だけど、シャーシを生かしたギミックが今年1年間どういう風に発展していくのかが純粋に楽しみ。
おまけ:不良リボルブ
今回たまたま超ハズレ個体のリボルブを引いてしまった。
- ロングベイランチャーLRで試した。[↩]
- 超王ディアボロスが出るときも安心[↩]
- 早くエクシードダッシュがほしい。[↩]
- 超Zはランブー[↩]
- 弟の乱次郎モデルはランブーという噂。[↩]
- そもそもスタミナウイングの可動に効果があるかは不明だけど・・・[↩]
- 「単にメタル部分を増やして重量上げただけ」と言った味気ない上位互換はいくらでも作れるだろうけど。[↩]
- Pr(パラドックス)ディスク同様の形状[↩]
- 一部のディスクをつけるとベースのラバーと干渉してロックがガチガチになる。設計時には想定していなかった一種のバグだと思う。[↩]
- ロードベースにはロック部分に謎の突起(消耗品)がありバーストしにくい。正直設計した段階でおかしいことに気がつけ。[↩]
- 流石にこのレベルは言えば交換してくれると思いたい。[↩]
- そもそも自分のプレイスタイル的にリボルブは使わない。[↩]
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