「ブラッディロンギヌス.13.Jl」簡易レビュー

おもちゃ(ベイブレード)感想
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3代目にして超Zシリーズになったロンギヌス
ブラディロンギヌスが発売された。

名前がエグい。

 

簡易紹介

レイヤー「ブラッディロンギヌス」

シール前

シール後

サイズは最大級。
ナイトメアロンギヌスマキシマムガルーダとほぼ同等の直径。

ナイトメアロンギヌスの上に重ねて撮影。

他のレイヤーよりもあからさまに大きい。

パット見、妙に軽く感じるけど実のところ重量は19.6g

微々たる差ではあるけれど、今まで最重量だった最重量という特徴しか無かったウイニングヴァルキリーを抜き、
現時点で一番重いレイヤーを早くも更新した。

軽く感じる理由はおそらく中央のドラゴンが金属では無いことに加え、ブレーダー側がディスク一体型のナイトメアロンギヌスの感覚に慣れてしまっているからだと思う。
ディスクを付ける前提ならナイトメアロンギヌスのほうが重くなる。

ディスクの固定はガタガタ

 

超Zアビリティは「ドラゴンスクリーム」
ギミックはなく突き刺す形状によるアッパー形状がアビリティ。
大きさについては特に触れられていない。

ちなみにブラッディロンギヌスでは、ディスク→レイヤー外周と来ていた青色パーツ要素シールのみになってしまった。

ディスク「13(サーティン)」

ロンギヌスに似合う不吉な数字。

フレーム対応コアディスクではあるけれどフレームは別売。

形状は刺々しく禍々しい
最大の特徴はおそらくモールド。
ナイトメアロンギヌスのディスク相当の部分と同様のモールドが掘られている。

「11」同様尖っているディスクとはいえ、ヴァルキリーエクスカリバーでは刃がほとんど出ないので安心…
と思いきや唯一ドライガーではディスクがむき出しになるロック状態があった

「初期だと隠れてて、ロックが進むと刃が出現」
そう書くと、そういう機能のように見えてくる。

 

 

重量は20.4g

異様に軽いという特徴があった「11、12」とは異なりよくあるコアディスクで、余り特徴はなし。

ちなみに「11、12」にあったXの凹みは無し
これにより10番台ディスクに凹みがあるわけでは無いことが確定した。
主人公格専用ギミックの伏線の可能性は健在。

また、密かに期待していた9ディスクが出る可能性も、ますます下がった

レイヤー「Jl(ジョルト)」

ロストロンギヌスSp(スパイラル)がラバー軸になり低身長になったもの
要するにRLF(ラバーレフトフラット)。
重量6.1g

覚醒ヴァリアブルの方が背が低いけど、こちらのほうが遥かにラッシュシュートがやりやすい
扱いやすい低身長ラバー軸という立ち位置で、実際ツインネメシス(アッパー)等との相性はかなり良好
ランブー版でロックがあからさまに固くなったレジェンドスプリガンあたりと組み合わせるのもありかもしれない。

使用感想 ~ナイロンと比べてどうなの?~

正直ナイトメアロンギヌスと比べてどうなの?」という疑問が浮かぶと思うので、そのへんを重点的に使用感想について。

結論を書けばブラッディロンギヌスは超Zベイの攻撃型として普通に強い。相互互換にはなる。
ただし超ロック個体のバーストしないナイトメアロンギヌスと比べると弱い

攻撃力

重い分高いっちゃ高い
ただし構造上ナイトメアロンギヌスのほうがメタル(ディスク)が外側に来るので遠心力的にはナイトメアロンギヌスのほうが強いかも。

復帰力

同じ超大径のレイヤーではあるけれど、ナイトメアロンギヌスはリング状のパーツが有り全体的には丸かった
そのおかげでオーバーされても跳ね返って戻って来ることが非常に多かったけど、ブラッディロンギヌスは戻ってこない。
復帰力は弱い

持久力

ナイトメアロンギヌスより持久力あり
(バーストしづらい個体の)ナイトメアロンギヌスとの一騎打ちをやる場合、ここを狙うのが勝ち筋。

カスタマイズ性

レイヤーとディスクが別なので、当然カスタマイズ性は遥かに高い
クオーター付けて編重心といった芸当もこなせるようになった。

ただ、選択肢が広いとはいえ、結局重い0B付ける前提ならメリットでは無い
3on3ルール前提だと0ディスクとBフレームを別に回せる分ナイトメアロンギヌスの方が優秀かも・・・

低速バースト

ナイトメアロンギヌス同様低速バーストはほとんど狙えない。
低速バースト狙いなら凶悪な形状のロストロンギヌスが一番やりやすいかも。
また、ドレイン戦法も困難(これはロンギヌス全般がそうだけど)。

アニメの白鷺城ルイの扱い

個人的にベイバで今一番気になること。
それは「白鷺城ルイ」の扱い

前々作・前作共に、終盤から新機構を引っさげてクリスマス・年始商戦に華々しく参戦していた白鷺城ルイロンギヌスシリーズ

そのルイが超Zでは割と序盤、5機種目から早くも登場する。

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さらに下手に活躍すると新主人公の出番を奪ってしまう、更に強キャラ枠には前作主人公がいるという状況。
奇跡的に師匠枠に収まったとしてもそれはそれで噛ませとして扱いやすいという八方塞がり感。

とはいえ前作「神」で同じタイミングで発売された左回転強キャラ「ドレインファブニル&フリー」が最後の最後まで強キャラを貫き通した前例があるので大丈夫だと思いたいけど、初っ端から最強設定になったバルト戦なのが非常に不安を煽ってくる・・・

ついでにベイブレードバーストアニメは初代・神ともに2作連続で

最序盤はそこそこ面白い

そこから中旬にかけて塩分多めな超展開。
(悪い意味で次週が気になる)

中盤の終わりくらいから
言いたいことが少しあるけど、面白くなってくる。

終盤は(それまでの展開無視すれば)熱くて面白い!
(良い意味で次週が気になる)

のパターン。

毎回面白くなってきた(くる)辺りからルイは登場する
序盤からルイが出るってことは序盤から面白いフラグという解釈も出来るので果たして・・・
(もっともルイ本格登場(ベイは未公開)はあのサイクロンスタジアム回だけど。)

さいごに

以上、ロンギヌスとしては普通すぎる気もするけれど、左回転の攻撃型として十分強く理不尽感がないバランスの割と良心的なベイ、「ブラッディロンギヌス.13.Jl」の簡易レビューでした。

ここまでロンギヌスシリーズが続いてくると、プロトタイプ的なシングルレイヤーの「ロンギヌス」が欲しくなってくる。
理想を言うならランダム商法に収録or全員プレゼント、実機が無理なら設定画レベルでいいからお目にかかってみたいなぁ・・・

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