久しぶりのベイブレードバーストのコマ本体のネタ。
早くもベイブレードバーストも2世代目。
レイヤーが上段刃と下段刃で構成された「デュアルレイヤー」になった。
現物を見てみたかったので、早速、ストームスプリガン.K.Uとオベリスクオーディーン(ランダムレイヤーコレクションVol.2)を入手。
デュアルレイヤー
正直「デュアルレイヤー」という単語を初めて聞いたときは『ついにベイバも4層組み替えになるのか!』と勘違い、思い込み考えてワクワクしたひとも少なくないはず。
ビーダー的には「ライジング+ヴァルキリー」への期待が…
ところが実際は、クリア層と色付き層の組み合わせは固定。
ネジで完全固定され組み換えは不可能。
構成要素は3層のまま。
確かに格好良さは上がったけど、構造的には今までのシリーズと大差ない。
これで「デュアル」なら色プラ部分で攻撃出来るエクスカリバーとかだってデュアルレイヤーなような・・・
レイヤーの変更点
デュアルレイヤーになって2層になった以外にも細かい部分でマイナーチェンジされている。
特にネジ周り。
・魅せネジ化
レイヤー2層を固定するネジの止める向きが変更され、基本的に表面にねじ頭が見えるようになり、ネジがデザインに組み込まれた。
旧レイヤーは下にねじ頭が来るので、上から見るとネジが見えない。
ただ、全てのねじを表面からねじ止めするようになったかというとそうではない。
ストームスプリガンは裏側からも止められている。
合計4か所。
ネジ自体は表側も裏側も同じもの。
・ネジの変更
デュアルレイヤーになって、平ねじになり、特殊なY字化した。
純粋なY字ではなく、どちらかというと三角ネジのようなY字になった。
これは、普通のY字ドライバーでは締めつける方向では噛むので割と普通に回せるけど、緩める向きに回そうとすると、ほとんど噛まず回すのが困難な絶妙な形状。
分解泣かせ。
きつく締まっていなければ緩めることは出来るけど、きつく締められていたらお手上げ。
Y字で回すのは諦めて三角形っぽいのを生かして三角ドライバーで回したほうが良いのかもしれない・・・
(2017/03/22追記)
三角ドライバーだと楽に綺麗に回せることを実際に確認。
ちなみに今までのY字ビスはねじ頭が丸身を帯びていて、普通のY字だったので、Y字ドライバーがあれば軽々分解できた。
デュアルレイヤーっぽいとネタにされるエクスカリバーもこの旧仕様。
参考:ゲーム機修理でお馴染みのY字ドライバー。
デュアルレイヤーの組み替え検証
コロコロの新デスサイザーを見た時点で諦めていたけど、本当はねじさえ外せばデュアルレイヤーの層の組み換えが出来るんじゃないか・・・と誰もが考えると思うので調べてみた。
分解するのでもちろん非公式。
結論を言うと、案の定組み換えは無理だった。
そもそも初めから上下のレイヤーは一体のものとして設計されている。
なのでパーツ同士がピッタリハマりあう。
他の組み合わせを試そうにも、どこかしらが干渉してしまう。
今回ストームスプリガンとオベリスクオーディーンで検証。
表から見えるネジ穴の位置自体は同じだけどなぁ・・・。
ディスクとドライバー
新形状・新ギミックだけど、共通部分は今までのシリーズとまったく同じ。
ここだけ見ると新シリーズ感が薄い。
良く言えば互換性は完璧。
さいごに
というわけでデュアルレイヤーでした。
アニメ版は最初からデュアルレイヤー機みたいなので、商品展開的にはデュアルレイヤーが第一世代扱いなのかもしれない。(初期のシリーズはプロトタイプ)
1年後ぐらいに次の世代になった時に、本当に組み換え出来るデュアルレイヤーにならないかなぁ・・・
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