たまには作成中のフリックス・アレイ1について。
とりあえずキリがいい段階まで調整できたので一旦公開。
概要
最近のフリックス界隈2では人型のロボットに変形するのが人気。
特に
Fダグさんの「フォルセティ」(写真左)
harrycsさんの「ストライクヴァルキリー」(写真右)
は、かっこいいデザイン、きれいに噛み合う手動変形とクオリティが凄まじすぎる。
リンクはユージンさんのところの機体紹介へ。
そんな人達から
「ほうじ茶さんも変形フリックス作りましょう」
「やるからには自動変形でしょ」
という煽り無茶振りを受けてしまった。
彼らのクオリティに勝てる気はしない(重要)けれど、自分用の変形機はほしい。
そして、欲しいものは自分で作らないと入手できないのがこの界隈。
というわけで瞬間変形フリックスを、まずは足部分まで作ってみました。
コンセプト
・接触、あるいはシュートの衝撃で瞬間変形して立ち上がる。
・フリックスのレギュレーションを守る。
・競技としてのフリックスの物理面でも意味をもたせる。
一応のコンセプトはこの3つ。
まだ作成中なので厳密には達成できていないところもあるけれど、現時点では気にしない。
機体紹介(途中)
収納モード
シュートするためモード。
足関係のギミックはフリスクケース(120%)内にほぼ全て詰め込むことが出来た。
展開モード
現時点での重量はたったの19.3g。
重量には50g以上余裕があるので、まだまだ夢はつぎ込める。
収納のからくり
こんな感じ。
足首と膝のキックバネの力で足を伸ばす。
同時に、胴体に収納されていた腰部分をスプリングで展開して足を出現させる構造。
人間の態勢で例えるなら「正座しつつ上向きになるストレッチ」が一番近いかも知れない。
収納時のロック機構はスライドで噛み合う爪を作って対応した。
変形を動画で
I Can Fly!
ギミック調整したのでスーパースローで動作確認。#フリックスアレイ pic.twitter.com/1DFdEZkL31
— かたかけ ほうじ(ほうじ茶) (@toastedtea) 2019年2月7日
写真だけでは動きが伝わらないと思うので、先日twitterに上げた瞬間変形中のスーパースロー動画。
現時点だと重量調整はしていないので飛び立ってしまうけど、最終的には飛ばないようにする。たぶん。
作成中のあれこれ
製作中の写真をザッピング的に。
①足首の試作。廃材で足首の立ち上がりギミックの試作。
イメージを掴むためには試作大事。
立ち上がり機構の要。
完成品を見れば簡単そうだけどだけど、割とトライアンドエラーの産物だったりする。
流石にこれだけでは強度が不安なので、今はもっと補強済み。
失敗の一つとして、足の収納位置が微妙にずれてしまったケース。
片方の足はきれいに収まったのに(写真上、右足)、もう片方の足(写真下、左足)が数mmズレてしまったたためきれいに収まりきらない。
(結局、新たに足を作り直した。)
キックバネの調達
工作でキックバネを使う際ネックになるのがキックバネのコスト。(特に多数使う場合)
今回は100均のボールペンから拝借した。
詳細は別の記事に。

とりあえずのまとめと今後
まだ作成途中ですが、瞬間変形フリックスの紹介でした。
今後は、なにはともあれ上半身。主に頭と手。
これができないと人型は名乗れない。
足までは「シャーシ・ボディ内に全てを詰め込む」というデザインセンス不要で、機構だけを考えていればよかったけど、上半身は機構に加えて「見栄え(かっこよさ3)」も必要になってくる。
さらに、すでに足のギミックだけでシャーシ内部はぎっしりなので、中に引っ込む系のギミックは使えない設計上の制約も。4
デザインは苦手分野だけど、欲しいものを入手するためには挑戦しないと・・・
注釈
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