先日の大宮フリックス会にて、ユージンさんから仕入れた、量産販売用フリックス・アレイ『インフェリアナックル』。
インフェリアシリーズはユージンさん作成の半加工済みパーツの入ったフリックスのキット。
今までフリックスは工作しないと手に入らなかったけど、これは貼るだけで簡単でカッコいい機体が用意できる優れもの。
現在、先端形状の異なる「インフェリアスタッブ」「インフェリアナックル」の2種類が存在。
そんなインフェリアシリーズをせっかく入手したので、「インフェリアナックル」をなるべく基本に忠実に組んでみました。
制作時間20分ほど。
時間がかかったのはヤスリ掛けをかなり念入りにやったから。
量産機とは言え、組み立てる本人にとっては立派な「自分の機体」。
なので、小さなことをワンオフ機レベルにこだわってみた。
…自重できなかった。
本題、インフェリアナックル・リバース。
インフェリアシリーズのボディ形状をそのまま前後反転。
無論、前後を間違えて作ったわけではなく、あえて前後逆にして作成。
こんな形状だけど、レギュレーションは厳守。
フロント部分がシュートポイントとなり、リア部分から相手に突っ込む。
設計者が意図したかっこよさ(特に縦翼)は健在。
翼の尖った部分が相手に向かっていく形になるから、安全のために、角という角を念入りに丸めたのも、今回ヤスリがけにこだわった理由の一つ。
本来のインフェリアナックルと一緒に。
上側が正常、左前向き。
下側が今回、右後ろ向き。
ややこしい。
シャーシ:ノーマルシャーシ
シュートポイント加工しただけのノーマルシャーシ。
シュートポイント:フェイクIナックル
フェイクインフェリアナックル。
インフェリアナックルの特徴である先端を、形状そのままシュートポイントに加工。
これがスタッブではなくインフェリアナックルにした理由。
(スタッブの形状だとシュート可能範囲2.5cmをオーバーしてしまう。)
性能自体はダウンフォース系にシュートポイントに近い。
上下逆に付けるとシュート時に飛び跳ねる危険性が無くなり、意外にも扱いやすい。
シュートポイントなのでシャーシが対応していれば、通常インフエリアナックルにだって装着可能。
前後同形状。フリックス界のギギネブラ。
全体的な性能は、芯でとらえる攻撃が出来ない以外は割と普通。
スピンシュートを主軸に置いた戦法を取る場合余り大差が無い気もする。
欠点は使用者本人がうっかり前後を間違える事。
形状が形状なので、前後を間違やすい。
下手すると対戦相手も前後を間違えたことに気がつかない。
というわけで、インフェリアナックルを自分なりにアレンジした「インフェリアナックル・リバース」でした。
もう一度言うけど言うけど、前後逆なのはうっかり間違えたからではない。
インフェリア自体「いかにも機体っぽい形状」なので、現状でも前後逆になってるってネタそのものは出来る。
でも「組立簡単なインフェリアなのに面倒な事して逆になってる」という本来意図したネタはインフェリアの知名度が上がってこそ通じる。
インフェリアもっと普及しないかなぁ・・・
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