バンダイから発売された新しい競技玩具「ブレイク轟牙」。
「スラッシュパンツァー+ストライクバイデン」
色合いを合わせただけなのに割と強い・・・
モーターで動くマシン同士をぶつけ合い、ひっくり返したり、場外させたりして戦わせる競技玩具。
意外にも攻撃ギミック部分のトルクが高く、本当に相手を掴んでひっくり返すことが出来る。
競技玩具的に言うなら現代版クラッシュギア。あるいは電動カブトボーグ。
機会があれば遊んだ感想などを詳しく語るとして、今回は、
ブレイク轟牙最大の不満点
「電池室の開けにくさ対策」
について語りたい。
※説明書で充電式電池の使用は禁止されていますが、本記事では自己責任のもと使用しています。ご注意ください。
電池の交換方法
ブレイク轟牙は説明書にしっかりと
【電池の交換は保護者の方が行ってください】
と明記されている。
有名ジョーク「鉛筆の取り扱い説明書」を彷彿させるけど、このご時世ジョークとも言えないのが切ないところ。
ちなみにベイバの「ベイロガープラス」には記載は無かった。
電池の交換
電池室のロックは結構厳重。
素手での交換はできない。
交換方法は
①ウエポンを取り外す。
②穴から細いもので突いて押しながら蓋を開ける。
安全基準を満たすためという理由はわかるからメーカーのみを責めるのは酷な話だとは思うけど、実際問題結構手間。
説明書には【遊んだあとは必ずスイッチを切り電池を外してください。~】とあるけど、毎回やるには億劫。
細いものって?
説明書には電池の入れ方の説明で【細いドライバーなどを差し込んで】とあるけれど、ドイバーは何かを突く工具ではない。
ついでに、ピンセット先端等の精度が肝な道具で突くとか言語道断。
目打ちやハサミ等の刃物は怪我の恐れあり。
そもそも工具の本来の目的外の使い方は非常に危険。
自己責任でやるならともかく、説明書に明記してしまうのは正直どうかと思う。
何故「専用部品」をつけなかったのか問い詰めたい。
そもそも、ドライバーを明記する位なら素直に電池蓋をネジ止めする形式のほうが良かったんじゃ・・・
(十中八九コスト対策だろうけど)
安全対策のためにかえって危険を作り出している様にすら感じてしまう・・・。
専用治具の作成
上記の通り、工具を目的外に使用するのはよろしくないけれど、かといって都合の良い細い棒はなかなか無い。
というわけで電池蓋を突くため専用の棒を作ってみた。
試す場合は自己責任でお願いします。
一応書いたけれど、尖っているドライバーよりは安全だと思う。
材料と必要工具
必要工具
・ニッパー
・やすり
作り方
3mmプラ棒をニッパーで切る。それだけ。
といっても一工夫。
ニッパーで切ると言っても、本来使う面(|)ではなくて、あえて逆の裏側(>)側で切る。
こうすることで簡単に一部が尖っているプラ棒が作りだせる。
あとは刺さる危険がない程度にヤスリで先端を丸める。
これで出来上がり。
マスキングテープを巻くと個性が出ていい感じになる。
治具棒の両端を加工して、両面Verにするのも面白い
(素直に片面のほうが使いやすく感じたけど。)
蓋を外す
そもそも、この「電池蓋開けにくい問題」。
自己責任で非公式で遊ぶ場合なら、電池蓋そのものを取っ払うのが解決方法として一番手っ取り早い。
実際それでも電池は十分保持されるし、ボディアーマーという蓋も付く。
幸い電池蓋は簡単につけ外し出来る構造。
普段遊びでは外しておいて、公式戦のみ付けるという運用も一つの手。
以上、ブレイク轟牙の電池交換対策についてでした。
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