一工夫
量産品フリックス「インフェリアシリーズ」。
そのまま組むだけでも十分楽しめるけど、せっかく個人で組み立てるの物なので、一工夫加えるだけでも愛機感が飛躍的に上がる。
例えばインフェリアスタッブ。
元々カッコいい先般パーツをやすりで削って整えるだけで、スタイリッシュさが更に際立つ。
そんなインフェリアスタッブをさらに自分好みにするため、量産では対応不可と言われたクリアー版を作ってみた。
クリア版ってのが、ランダムブースターのレア版っぽい。
今回は前回と異なり純粋に標準的な性能の機体が欲しかったので、機能的に特殊なことはせず素直に組み立てた。
作り方
0、透明ABSを仕入れる。
1、本家インフェリアスタッブを入手する(重要)。
2、インフェリアのパーツを型紙として利用してパーツのクローンを切り出す。
3、先端パーツを接着する。
4、せっかくのワンオフ品なので角など綺麗に整える。
5、両面テープでフリスクケースに貼って組み立てる。
完成!
性能
機体性能はまんまインフェリアスタッブ。
シュートポイントやシャーシの性能が素直に確認できるためパーツ検証用としても便利。
ステルス性能
床に置いて遠目で見るとこんな感じ。
透明パーツはほとんど見えず、ただのフリスクケースのようにも見える。
が、残念ながら積層接着した先般パーツは白く濁ってしまったため微妙に目立つ。
これさえ綺麗なら完璧だった。
強度
クリアABS素材なので、強度的には少し不安。
(と言っても、フリックス実戦のダメージではまず壊れないとは思うけど)
しばらくはシュートポイントやシャーシの性能調べる用のテスト機として運用予定。
ユージンさん本人に聞いてみた
整えたりクリア版にすると現在のお手頃価格が維持できないとのこと。
クリア版は、白ABSよりも透明ABSの方が倍以上値段が高いため、コストの関係で却下。
妥当な話である。
整えないのは、製作の負担が増えすぎてしまうというのもあるけど、
(※下手したら1台整える時間があれば、5体以上量産出来てしまう。)
何よりも「加工の余地を残したかった」というのが最大の理由。
初めから完璧な物を与えるだけではなく、個人で考え改造したという経験を与えるのも大事。
某ミニ四駆の開発秘話で聴いたような話。
この意見には全面的に同意。
とはいえノーヒントで改造しろというのも人によっては難しい。
そういう意味で、整っていない面は「わかりやすい改造ポイント」として機能していると言えるかもしれない。
ここからはユージンさんと話した事ではないけど、工作に慣れていない場合、綺麗に整った物を加工するのは躊躇いがち。
この整えない個人工作感のおかげで「気軽に」自分で改造しようと思えるのかも。
多分ユージンさんもここら辺考えてるはず。
今回のまとめ
・意外とインフェリアを切り抜くのは大変
やってみるとわかる。1台きり抜くだけでも結構大変。
量産は並々ならぬ労力がかかっていると思う。
・透明接着
透明のまま接着する方法を知らなかったので調べないと・・・
・特殊カラーは愛機感出やすい
クリアカラーは涼しげで綺麗。
というわけでインフェリアスタッブ(クリアーバージョン)でした。
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