先日行ったお宝あっとマーケット町田店。
その時はパーツが外れても皆が探してくれる雰囲気だったので、調子に乗って走らせたサブマシン「比較的速いやつ(MAシャーシアズール)」
速い(僕の所持する中では最速)けど、その分パーツへの負荷が大きいのか、案の定大径ローハイトタイヤが外れてしまう。
その場にいた少年から「シャフト貫通」を勧められたのでやってみることにした。
前提:大径ローハイトタイヤ
ローハイトな大径で便利ではあるけど、比較的ダメになりやすい。
具体的に言うと、すぐにシャフトから抜けやすくなってしまう。
特に620ベアリングを使う場合、シャフトにホイールを完全に押し込めなくなってしまうので、本当に抜けやすくなる。620ベアリングはほぼ全員使う物なので割と致命的。
今まではダメになったらすぐに交換する消耗品と割り切って、常にホイールの予備を持ち歩いていた。とはいえ使い捨てだと金額がシャレにならない。
まあ、ダメになったらなったで大径ペラスポンジタイヤのパーツに流用するから良いんだけど。
余談になるけど、ホイールは頻繁に交換するのに、タイヤは弱くないのであまり交換しない。このホイールは専用の径なので、他に使いまわすことはできない。なのでこのタイヤのストックはどんどんたまる・・・
軸貫通に使う物
72mmのシャフト。本来はX系シャーシに使うやつ。
今回は中空ステンレスを使用。
うっかり4本入りのシャフトが目に入ったせいで『ミニ四駆1台に付きシャフト4本使うから、2袋必要だな・・・後予備を1袋・・・』と言う思考になり、3袋も買ってしまった。本来1台に付きシャフト2本しか使わないから1袋でOKと気がついた時にはあとの祭り。どこかで使うだろう・・・
余談になるけどXシャーシで貫通させる場合、ステアリングシステムのシャフトを使う。ステアリングシステムのランナーは多用するけど、長いシャフトは余っているから、こっちも今度試してみても良いかもしれない。
やり方
シャフトが入る穴から2mmのドリルを入れ貫通させる。
手持ちにあった2mmを使ったけど、理想を言うと少し小さい系の1.8mm位が良さそう。
今回は頑張って手で刺したけど、本来はハンマーを使ってホイールにシャフトを打ちこむ。
精度的意味で全くオススメはしないけど、手でやる場合手にシャフトを刺さない様に本当に注意。うっかりやると病院レベルの大参事。
無事72mmシャフトでホイールを付けることが出来たら出来上がり。
MAシャーシ+620ベアリング+大径ローハイトタイヤの場合、丁度左右のホイールの面から面の長さが72mm位で、全くはみ出ない。本当にピッタリなので結構気持ちが良い。
また今回は「中空」。ホイールの中心から反対側の光が見えるのも不思議な感じ。
実戦結果
貫通シャフトがどれほどのものなのかお宝あっと相模原店の模擬JCコースで試走。
速度重視の強立体を意識していないマシンなので、案の定コースアウト。
でも、何度コースアウトしてもホイールが外れない!(今までは1発でもアウトの事も多かった)
やりたかったこと的には大成功と言っていいかもしれない。
まとめ
メリット
・ホイールの消耗ペースが下がるので金銭的な負担が減る。
・高価な620ベアリングや貴重なモーターワッシャーを失う危険性が減る。
これらは精神衛生上非常にいい。
最後に
ホイールのシャフト貫通でした。
やる前はハードル高く感じてたけど、案の定やってみると意外と簡単。
でも簡単な割にメリットが非常に大きい。金銭的にも結構浮く。
なので、ホイールが外れるのに困っている人は、消耗品と割り切る前に真っ先に試してみるのおすすめです。
特に大径ローハイトタイヤ使用者なら必須レベル!!
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