「ミニ四駆やりたいけど最初に何を買ったらいいの?」
「入門いくらぐらいかかる?」
「子どもへのプレゼントにしたいけど何が良いかな?」
という質問を貰う事も増えてきた。
というわけで、ミニ四駆を最初に買うならどんなふうに買うのがオススメか、いくらぐらい必要なのかについてメモとして書いてみる。(MAマシンを想定)
あくまで、それなりに速くてミニ四駆の爽快感・難しさを味わえる段階を想定。
極めるだとお金と時間がいくらあっても果てが無い。
前提
何故そのパーツがオススメなのかはまた別の機会に書く予定。
4/20時点でのヨドバシカメラの金額を想定(税込)。
計算しやすいように端数は丸めて計算・表記。
使うマシン・モーターによっても差が出てくる。
普通のレースに使うミニ四駆を想定。
ワイルドミニ四駆やコニカルミニ四駆等は考えない。
予算・テーマ別
金額段階別にどのくらいの費用なのかのまとめ。
走ればいいコース:750円程度
・モーター付きマシン本体:750円程度 |
以上。
好きなマシンにするのが一番大切。
決して速くはないが扱いやすい。
最初の最初。
ドライバーなどの使い方の勉強や工作教室など、まずは体験する場合にオススメ。
ここから、ミニ四駆のパーツではなくマスキングテープやスプレー・シールなどを買ってデザインの道に進むのもあり。
ファーストトライコース(Lv1):1800円くらい
・マシン本体:750円程度 ・ダッシュ系モーター:320円 ・ファーストトライパーツセット:700円 |
それなりに組んだ感・やスピードもあり、フラット系のコースなら完走出来たりもする。
でもミニ四駆はそんなに甘くない。
レーンチェンジャーでひっくり返ったり、立体では力不足かも・・・
ファーストトライコース(Lv2):2400円くらい
・マシン本体:750円程度 ・ダッシュ系モーター:320円 ・ファーストトライパーツセット:700円 ・ARシャーシ ブレーキセット :280円 ・フロントアンダーガード290円 |
上記にアンダーガードとブレーキを足したもの。
個人的にプレゼントに超オススメ。
これで立体でも最低限とはいえ普通に戦える。
アンダーガードとブレーキはワッシャー1枚でガラッと走りが変わるのでミニ四駆の調整の本質が味わえる。
ベアリングコース(LV1):3800円程度
・マシン本体:750円程度 ・ダッシュ系モーター:320円 ・ファーストトライパーツセット:700円 ・ARシャーシ ブレーキセット :280円 ・フロントアンダーガード290円 ・520ベアリング:530円 ・620ベアリング(2セット):840円 |
まずは駆動系をベアリングにしてみる段階。
大人が入門する場合まずこの辺をオススメ。
この辺でギア調整ができるようにギアを買いそろえるのもあり。
その場合520ベアリングが付属することも多い。
シャーシによってギアに入れるべアリングの大きさが違うので、マシンによっては520ベアリングの代わりに620ベアリングをもう一組買う。どっちかわからなければお店の人に聞いてみればいいと思う。値段的な差はほとんどない。
620ベアリングは割とよく使うので、わりと品切れになる。
必要に応じてマスダンパーも購入する。
フルベアリングコース:5700円程度
・マシン本体:750円程度 ・ダッシュ系モーター:320円 ・ファーストトライパーツセット:700円 ・ARシャーシ ブレーキセット :280円 ・フロントアンダーガード290円 ・520ベアリング:530円 ・620ベアリング(2セット):840円 ・19mmオールアルミベアリングローラー(2セット):1260円 ・2段アルミローラーセット(13-12mm) :700円 |
装着方法、ローラー系、ローラー形状、材質etc・・・
なので、あくまでも一例。
着け方によっては穴あけや干渉部分の切り取りなどの加工が必要になる。
下手すると宗教戦争に発展するので正直プレゼントには向かない。
この次の段階:???円
各種パーツやタイヤ・ホイール、クリアボディ、マスダンパーetcをを自分の好みに合わせて買っていく。
公式充電池「ネオチャンプ」があると便利。
急速充電器セットが2550円。
電池単品なら810円。
自己責任のもとエネループの充電器でも充電できる。
果てなき世界:???万円~
・カーボン切削加工
・加工に使う工具類
・大会の遠征費(交通費・宿泊費)
・塗装に使う道具
・高性能なバッテリー充電器
・個体差があるパーツの厳選
・新たなギミックの開発
・特定の条件特化のマシン製作(オフロード用など)
etc・・・
ミニ四駆に果てはない。
工具などは他の工作にも流用が効く。
まとめ
予算に応じて「3000円位でまずやってみる」~「いきなり1万円程度使ってがっつりやる」までお好みに調整できる。
(上を見たらきりがないけど)
子供のころは超高額に感じて憧れたフルベアリングのマシンを1台作るのに必要な値段は6000円前後。
入門としてネオチャンプやスペーサーなどの調整用パーツを買い込んでも1万円程度。
趣味の入門としては割と妥当な値段だと思う。
低予算でも高予算でも入門できるのもミニ四駆の魅力なのかもしれない。
テーマパークに行った・飲みに行ったと思って、知人と一緒にミニ四駆をやってみるなんていうのも個人的にはお勧めです!
余談
趣味なので後悔はないけど。
コメント