電池ボックス用ダミー電池(治具)

工具 電子工作
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概要

電子工作をしたり、おもちゃの動作確認をしていると、電池ボックスに出くわす場面はちょくちょくある。(特に単3電池用)

素直に電池を使うときは問題ないけれど、電圧を微妙に変えたり、消費電流を測ったりするために外部からの電源1を繋ぎたい場合は少々面倒。

USB簡易可変電源(1.2~35V出力対応)
電子工作をするときに少し面倒なのがちょっとした動作確認用の時の電源の確保。 無論1.5Vや3Vなら乾電池を使えば良いし、5Vならモバイルバッテリーから引っ張れば良い話。 でも12Vや、24Vとなると用意が少々面倒。一応9V電池あるし...

マイナスは安定してバネ状の部分をクリップで挟めばいいだけだけど、プラス側はクリップで掴むところがないのはザラ
そのため毎回何らかの工夫2が強いられていた

+側には掴むところがない。

そこで今回こんな治具を作ってみた。

単3形用ダミー電池!!!

 

見てのとおり使い方はシンプル。
+側の電池の代わりに電池ボックスに入れてあげるだけ

複数電池を入れる場所がある場合、基板の+入力に一番近いところに繋ぐ。

 

これでプラス側も線が出たので、簡単にクリップで掴めるようになった
あとは外部電源に繋ぐなり、別の回路と繋ぐなり自由自在。

マイナス側は今まで通りバネをクリップで挟めばOK。

作り方

ダミー電池の価値が通じるような人なら説明不要な気もするけれど作り方解説。
※実際に使うときは、自己責任でお願いします。

①アダプターの用意

市販の単4電池を単3電池にするためのアダプターを買ってくる。

最近は100均でも買える。3

本来の用途は単4電池を中に入れることで単3電池の大きさに出来るする優れもの。

本来の用途。
実際問題、単3電池の方がメジャーなので、このアダプターが役に立つ機会4はかなりレアな気がするけど。

②マイナス側を塞ぐ

ただアダプターを用意しただけでは、中に単4電池を入れずに電池ボックスに入れても、マイナス側のバネ状接点が何にも触れないのでスカスカで固定ができない

アダプターの中の電池のマイナス部分に、電池ボックスのマイナス側のバネ状接点が触れる構造。

なので、マイナス側のバネでしっかり抑えられるように穴に蓋をする必要がある

方法としては中に入れる蓋を適当なプラスチック板を切って作り、瞬間接着剤で接着するのが楽。

アダプターの内径に合わせて円盤を切り出す。
厳密な寸法を測らなくても切りながら調整すればOK。

 

内側から蓋を入れて接着剤で固定。バネの押す力が加わるので耐衝撃等強いやつがおすすめ5

③プラス側に導線を付ける

まずは側面に導線を通すための穴を開ける

ピンバイス等で線が通る大きさの穴をあける。

ハンダ時にプラが溶けないように、予めアダプターのプラスの金属の部分を外す

強めに押し出して外す。プラの中に埋め込まれてる仕様のものは外せないので残念ながらこの方法は無理。

次に、ケースに開けた穴に導線を通してからプラスの金属部分の内側にハンダ付けする

やることは簡単だけど、材質的にハンダが乗りにくくて難しい部分。

先にハンダすると穴に線を通すのが面倒になる。

最後にプラス側の金属を元通りプラスチックに取り付ける

棒状のもの(ボールペン等)を駆使して頑張る。
簡単に抜けないようにハメ合わせが硬めなので戻すのは少々大変。

④仕上げ

あとは、②と③で作ったマイナス側プラス側を合わせたら出来上がり

完成品。

さいごに

以上、電池ボックスの+側にクリップ繋ぐためのダミー電池についてでした。

思いつきで作った割には、思った以上に使用頻度が高い便利な治具
比較的簡単に作れので、電池ボックスと外部の電源を多用する人には本当におすすめ。

注釈
  1. 安定化電源など[]
  2. 衝撃で外れるの承知でテープで仮止め、一時的に配線をはんだ付け等[]
  3. これは昔に秋葉原で買った。[]
  4. 単3電池は無いけど単4電池はある状況。[]
  5. アダプターの素材によってはプラリペアによる接着ができないことも。要注意。[]

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