ベイバの中でも特に好きなベイ「ドレインファブニル」が超Z化。
なので久しぶりのベイブレードバーストネタを綴ってみる。
ガイストファブニル
ドレインファブニルとの比較(外見)
ギミック、パーツ名、デザインすべてがまさにドレインファブニルの正統後継機。
色合いもほぼそのまま。
ジークエクスカリバー→バスターエクスカリバーも比較的後継機感が強かったけど、こっちは使用者もフリー・デラホーヤモデルのまま。
ラバーを使った対右回転の吸収ギミックも健在。
レイヤー:ガイストファブニル
シールあり。
何も見ないでシールを貼ろうとすると向きを間違えやすい。
高速回転時はラバーが引っ込み、相手に回転を与えない。
低速回転時はラバーがせり出して相手から回転力を奪うというロマンがあるギミックを搭載。
それと連動してドラゴンの口が開閉する。
噛み合わせがしっかりしているので、単にいじっているだけでも楽しい。
口の中には凸状のものが。これは口の開閉用のキックバネの固定用。
絶妙な変化なので、本当に機能しているのか怪しいけど、スーパースローで撮影してみた所、ギミック自体はきちんと動作してるっぽい。
1/1000倍速で撮影。それでも回転が早すぎて見にくいけど。
金プラの上ににクリアオレンジなので、ギミックの動作がわかりにくいのが一つの欠点。
個人的な要望を言うとシェルターレグルスのギミックみたいに、口の開閉で露出する部分の色を変える的な、ギミックの状態をひと目で確認する仕組みも欲しかった・・・
(一部を塗れば実現できそうな気はするけど・・・)
重量は約20.6g
ドレインファブニル(約12.5g)から大幅に重くなり、超Zベイの中でも重い方。(サラマンダーよりは軽い)
ちなみに、今現在発売している超Zベイは、
・初代から:ヴァルキリー、ラグナルク、ケルベウス、エクスカリバー
・デュアルから:ロンギヌス
・新規:アキレス、フォルネウス、サラマンダー、ヘラクレス、レオパルド、フェニックス
なので、現時点ファブニルは唯一のゴッド初出からの参戦。
それもあってか、ベイの中心には巨大なゴッドチップを思わせる大きな円部分があるのもデザイン上の大きな特徴。(当然交換不可)
ディスク:8’(エイトダッシュ)
とはいえ8よりは大型化しているので、一概に弱体化というわけでもない。
フレーム:プルーフ
誰がどう考えても強パーツになる円型フレームが正式に製品化。
そして、まさかの別売(後述)。
4箇所ある爪が邪魔ではあるけれど、それでも円型フレームらしい最後の半回転(粘り)性能は健在。
ポリッシュ(ランブーレア)やアウター(レアベイゲットバトル)をといった、今までの円型強ディスクと違って入手に運が絡まないので、持っていない人にとっては救済。
欠点は2.9gと軽めな所。
もともとフレーム自体重いパーツではないし、一番重い「リフト」と比べても0.5g程度の差しかないとも言えるけど。
ドライバー:アブソーブ
バネ内蔵で着地の衝撃を和らげるナッシングにリボルブのような皿を追加した持久型ドライバー。
それに加えて、歯車のようにドライバーと皿についた歯が噛み合うことで、皿がロックされ攻撃型のような動作をするギミックも搭載。
レイヤーのドラゴンの口と合わせて「噛み合い」が好きな人にはたまらない機体。
現実世界では無理だけど説得力が妙にあった「ナッシングドライバーの軸が引っ込む→実質大型フラット軸になるから超加速」というアニメ版の必殺技「ナッシングブレイク」を現実に落とし込んだ感じ。
一部で流行ったドレインファブニル+ホールドの要素も受け継いでいる。
実戦では発動するかどうか読みにくいギミックではあるけれど、うまく作動したときのしてやったり感は癖になる。
傾いて初めて皿が接地するリボルブとは異なり、常に皿が接地してしまう構造。(フリー回転だけど)
重量は約6.9g。
エントリーランチャーL
説明不要。
弱撃ちと相性が良いことは良いけれど、
「こんなのいらないから、初めからPフレームを付けてくれ」
というのが個人的・・・どころか全ブレーダーの正直な気持ちだと思う。
使用感想
ロックの硬さはヘルサラマンダーとほぼ同じ。
せっかく高速回転でラバーが引っ込むギミックはあるのに、攻撃型として使うにはちょっと頼りないゆるさ。
素での性能は吸収前提なら高性能。
全力打ちした多くの右回転を返り討ちできる。(実際問題ファブニル相手に全力打ちする右回転がいるかというと・・・)
でも、吸収合戦で流石にベアリング相手に粘り勝つのは難しい。(アブソーブ以外のドライバー使っても)
逆に自身でベアリングドライバーを使用しようとしてもロックがゆるすぎて難しい。
また案の定、対左回転はあまり得意じゃない。(特にロンギヌス)
ドレインファブニルの欠点だったラバーの高さも健在。
※低い機体相手でもラバーが触れるのはスプリガンレクイエムのみ。
というよりも、より高く悪化。
背が高いドライバーを使うと相手にせっかくのラバーが当たらなくなってしまう。
(傾いたときには当たるけど)
特に、普通以下の高さのドライバーを付けたディープカオス相手だと全くラバーが当たらない。
なので、背が低いドライバーと合わせた方がラバーを活かせそうだけど、現時点で発売している背が低い持久よりのドライバー「エターナル」や「ヤード」はそこまで良い動きをしなかった・・・
ヤードドライバーと。
色がほぼ同じなので圧倒的な一体感はある。
残念ながらフレームよりも先にドライバーが引っかかってしまうためブルーフのメリットを生かせない。
なので現時点では、
・ドレインファブニルでは軽すぎると悩んでいた人には待望のベイ。悪くはない。
・ただし、相手をかなり選ぶ。(というよりも両回転吸収+背が低いベイ相手でもラバーが触れるスプリガンレクイエムがおかしすぎる。)
そんな、強いことは強いけど、扱いが難しいという印象。
ドレインファブニルが出た当時みたいなバランスブレイカーではない。良く言えば気兼ねなく使える機体。
ロングベイランチャーLセット
続けてセットについて。
正直「2160円のPフレームにおまけがついてきた」。
フレーム目当てで買ったと思うとかなりの高額商品だけど、ランブーと思えばマシに聞こえる不思議。
ガイストファブニル.8′.Abが1566円。
それに対してプルーフは2160円のセットと抱合せ。
なので下手したらフレームの方が高いということに・・・。
何よりも強シュートが打てることと、弱撃ちメインのファブニルの性能がちぐはぐなのが痛すぎる。
せめてロンギヌスに合わせて販売してくれていったら・・・。(無理やりだけど今回のキャンペーンでブラッディロンギヌス.5.Rbが揃うので、それ用という解釈もできなくない。)
とはいえ、最近はアニメが面白くて「人気キャラフリーのキャラのなりきり玩具としては割とありかも知れない」と思わせてくるだけの力はあるから恐ろしい。
付属品はランチャーに加えてカラビナグリップとウエイトダンパー。性能は通常版と同じ。
最近見かけなくなったパーツではあるので実用性はともかく、パーツが欲しかった人には朗報。
ロングベイランチャー L
カラビナグリップ
クリアイエローバージョン。
同じクリアイエローでも、通常版ウエイトダンパーとは色が異なり濃い目の黄色。
ウエイトダンパー
おもちゃらしいカラーだった通常版と今回はシンプルな黒。
なので色をまとめたランチャーにも合わせやすいという点では魅力。
余談になるけどランチャーにカラビナグリップのパーツを利用して取り付ける場合、パワーグリップとのギリギリ干渉しない感じが絶妙。
その他:超Z改造ベイゲットキャンペーン
超Zになってから毎回スターターの超Z改造ガイドに付属していた「超Z改造ベイゲットCPチケット」。
あくまでも任意なキャンペーンではあったけれど、せっかくだから入手しておきたいと思ってしまうのが心情。
前回商品に付属していたチケット+2000円以上の購入と地味にエグい仕様だった。
(スターターだけではギリギリ足りない金額)
誰が呼んだかログインボーナス。
そのキャンペーンも一応今回の赤リボルブドライバーでお終いの模様。
(改造ガイド自体はファブニルに付属していたけどチケットが無くなった。)
このチケット(2000円以上購入)が今回ロングベイランチャーLセットを購入した理由のひとつ。
それに達成感も一応ある。
最後までまんまと乗せせられる形になってしまった。
前半:ウインイグヴァルキリー.7.Xt
後半:ブラッディロンギヌス.5.R
というわけで、長くなったけどガイストファブニル+セット品+αでした。
余談:今回のランチャー
ここまで大きくなるとどっちが本体なのかがわからんくなってくる。
(よりランチャーが大きく見えるように、小型のベイである初代ヴァルキリーと撮影)
また、これだけゴツいと銃玩具と並べても違和感がない。
コメント
現在発売している超Zベイで初代の欄にエクスカリバーの名前がないのですけれど…
>RYさん
ファブニルと一緒にバスターエクスカリバーをいじりながら書いたにもかかわらず抜けてました・・・
ご指摘ありがとうございます!
修正しました。