ベイブレード用自作パーツ「ランチャーホルダー」

おもちゃ(ベイブレード)改造
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先日、ドラゴン野郎さん

「工具をベルトに装備するホルダーを加工して、
ベイブレードのランチャーを装着出来るようにする」

という改造を見せていただいた。

その改造が便利そうだったので、自分なりにアレンジして作成。

ランチャーホルダー!!

概要

詳細は後述するけど、構造を簡潔に言うと、コンベックス(金属製のメジャー)を取り付けるためのホルダーをベイブレードのランチャー用に転用

ホルダーの例。

ランチャー側に本来コンベックスにつけるアタッチメントをランチャー側に取り付けるというシンプルな加工。

使い方は簡単。
ランチャーに取り付けたホルダーを利用して服のベルトに装着


ランチャーを使いたくなったらホルダーのロック解除ボタンを押しながらランチャーを抜くだけ

使いがっては非常に良好
片手で素早くランチャーを抜けて、使い終わった後も片手で楽に収納できる

今まではカラビナグリップのカラビナを使ってズボンに装着していた。
これはこれで悪くはなかったけど、カラビナの開け閉めが必要なのと、フック形状なので片手で付け外しするには少々不便
素早く構えたり収納したりするというのはやりにくかった。
また、慣れれば問題ないとはいえ、グリップが大きくシュート時に少し邪魔
今回の改造でこの問題が大幅に改善

「抜いて構える→ホルダーにセット→抜いて構える→ホルダーにセット→・・・」という動きを無意味に繰り返すだけでも楽しい。

こだわりのポイントアタッチメント部分を単独パーツ化したこと。
グリップにやランチャーに直接ホルダー用のアタッチメントを付けてしまうのが簡単な加工法ではあるけれど、
・いつも使っている道具が一番馴染むので、万が一の公式戦の際にいつもの道具を使いたい
・せっかくの限定カラーの赤グリップ1なので、グリップそのものは改造したくなかった
という個人的要望を満たす方法を模索した結果、ホルダー用アタッチメントを別パーツ化する形にして、無改造なランチャーに簡単に付け外し出来るようにした

アタッチメントパーツ装着状態。
ホルダーに取り付けられるがレギュ違反のため公式戦は参加不可。

アタッチメントパーツを外した状態。
(公式レギュレーション準拠)

また、アタッチメントパーツはかなりコンパクト

シュートの邪魔になることはほとんど無い。

加工法

0:材料の用意

主な材料はベイブレードパーツの「ウエイトダンパー」とホームセンターで買える「コンベックス用のホルダー」の2つ。
今回、ウエイトダンパーはロングベイランチャーLセットに付属していたブラックを使用した。
限定色であることを忘れていて、加工後にセット品なことに気がついた。
コンベックス用のホルダーはホームセンターでたまたま見かけたPROMART(プロマート)の「コンポケⅢ」をチョイスした。
価格は600~800円程度。
なぜか店によって価格差が大きかった。
「アタッチメントが2個入っているから加工1回失敗しても大丈夫」というのも選んだ理由の一つ。
当然改造禁止の旨が注意書きに書かれているけど自己責任

1:ウエイトダンパーを分解

ダンパー部分とコネクタ部分に分解。
その後コネクタ側をドライバーでバラす。
かつては100円程度で投げ売りされていた通常版ウエイトダンパー(黄色)も、
現在の相場を調べたら1000円以上に跳ね上がっている希少品。

2:コネクタ側に穴を開ける

アタッチメントパーツの穴径と強度面を考えてM3ビスを使用。
それに合わせてコネクタに穴を開ける。
(写真はナット挿入後に撮影)
2本のビスで固定出来れば回転しなくなるけど、2本入れるスペースは無いので断念。

3:ナットを入れる部分を作る

今回の加工で一番面倒な部分。
コネクタの内側を削ってナットを挿入するスペースを作る
加工前。
加工後
ナットの埋め込みが甘いとグリップと完全にロックする機構と干渉してしまう
ランチャーのロック機構がきちんと動作するまでひたすら掘り削る
完成品。グリップへロックするパーツがきちんと奥まで差し込める。

4:アタッチメントの加工

取り付けるときに干渉する部分を最低限削る。

5:M3ビスで取り付け~組み立て

あとはアダプタとコネクタ部分をM3ビスで取り付ければOK。
一応、向きに注意
あとは元通りコネクタ側を組む。

6:接着と仕上げ

一旦、実際にランチャーに付けて引っかからないこと、実際にベイをシュートして干渉しないこと確認
また実際にベルトに装着して使い勝手も確認しておく

問題なければ最後の接着。
この段階だとビス1本で固定しているためビスを軸に回転してしまう
なので、扱いやすい角度に微調整した後、回転しないよう接着剤で固定
ビスの時点でそれなりにしっかり固定してるので、強度よりも見た目優先できれいに接着した。
これで出来上がり。

まとめ

以上、ランチャーホルダーでした。
実用性が高い物が出来て個人的には大満足。
性能自体に影響がないとはいえ改造品なので公式戦ではそのままは使えないのが残念ではあるけれど、すぐにレギュ内に戻せるというのはやっぱり何かと安心。

本当に便利なので、公式でも同じようなパーツを出してほしい・・・

 

  1. ラバーランチャーグリップ レッド[]

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