少し遅くなったけどスプリガンレクイエムを入手してきました。
購入
28日は仕事だったので、29日の夜に購入。
平日販売というサラリーマンには厳しい仕打ち。
1日遅れただけでも残念ながら2000円以上同時購入キャンペーンの撃ゴッドチップは在庫切れで入手できず。
買いに行ったとき新宿ヨドバシのベイブレード売り場の列は5人ぐらいが並んでいる程度には混んでいた。
そして並んでいる人たち全員がスプリガンレクイエム+ランブーを購入していくのはインパクトのある光景だった。ベイブレード人気すごい。
例に漏れず、新宿ヨドバシは欲しいベイブレードをレジで申しつける仕組み。
今回は、レジのところの在庫に『アレ』と『ソレ』張り紙がされており「『アレ』と『ソレ』下さい」とレジに告げるとスプリガンレクイエムとランブーが買える仕組みになっていた。
確かに今回は「レジェンドスプリガンと紛らわしい」「ランブーは種類が多いうえ、ビートククルカンと指示されても意味が異なる」なので、注文をわかりやすくする妙案。
レイヤー「スプリガンレクイエム(Sr)」
まさかの同世代で新規スプリガン。
てっきりレジェンドスプリガンの色違い程度と思いきや、完全に異なる新規造形。
良くも悪くもシールは無し。
おかげでゴッドシリーズにはスプリガンだけが2種類あるという珍事に。
スプリガンレクイエムは両回転に対応したラバー装備レイヤー。
設定的には「ゴッドヴァルキリー(右回転)+ナイトメアロンギヌス(左回転)+ドレインファブニル(ラバー)+ジークエクスカリバー(メタル)」と人気機体の機能を合わせた」的な紹介。
だけど、さすがに ヴァルキリーの右回転とロンギヌスの左回転は無理があると思う・・・。
もっと褒めるべき特徴が・・・
レジェンドスプリガン+ドレインファブニルと言ったほうが正しい。
そもそもレジェンドスプリガンの時点でゴッドチップ部分はメタル。
ちなみにゴッドヴァルキリー以外(レジェンドスプリガン、ドレインファブニル、ジークエクスカリバー、ナイトメアロンギヌス)はフレームが標準で付属しない繋がりでもある。
ヴァルキリー要素で一番欲しいのはフレームかもしれない・・・
カラーリングは赤+白+金(黄)という王道のかっこいい配色。
主人公機といわれても信じるレベル。
爆丸主人公機「士(ジゲン)ドラガオン」と。
多段モードチェンジ繋がりでもある。
性能は「ぶっ壊れクラス」の一言。
重量は、(ディスク一体型のナイトメアロンギヌス除く)最重量クラスの16.1g。
メタルによる重さがうたい文句のジークエクスカリバー(16.2g)とほぼ同じ重量。
(ジークはメタルゴッドチップでさらに重量増やせるけど)
実はレジェンドスプリガンの時点でも14.4gで結構な重量級だったりする。
ロックは固い。
さすがに攻撃型と比べると固くはないけど、少なくとも戦法的に競合しそうなファブニルよりは圧倒的に硬い。
ついでに、両回転で攻撃よりな形状のレジェンドスプリガンよりも固い。
レジェンドとあるべきロックの硬さが逆だと個人的には思う。
それだと進化したのにロックが弱体化と言われてしまうから難しいのかもしれないけど。
ラバーの吸収性能もエグい。
ラバーの箇所自体はファブニルの3か所から2か所に減っている。
とはいえ、ラバーが低い位置までカバーしているため、背が低いベイ相手の吸収力は上がっている。
さらに、右回転しか吸収できなかったにファブニルとは異なり、右回転も左回転も吸収できるようになったのは非常に強力。
読みが必要かと思いきや、ベイによって回転方向は固定のため、相手の機体に合わせた逆回転を常に選択可能。
読みが必要な相手は同様に両回転なレジェンドスプリガンのみ。
そのレジェンドスプリガンもロックの硬さの差で回転方向を問わずバーストに持ち込める。
ディスク「0(ゼロ)」
これまたぶっ壊れ性能。
ディスク単品の時点で23.9g。
今まで(アウター除く)最重量ディスクだった7(23.1g)よりもわずかに重い。
ちなみに当時重量が売りだったG(グラビティ)は21.6g
0の強みは重いだけではなく、外側に重量物が寄るので持久性能も高い事。
非の打ちどころがないパーツ。
ちなみに「スプリガンレクイエム+0」で40.0g。
あのディスク一体のナイトメアロンギヌス(37.2g)よりも重い。
宣伝に力を入れているベイの例に漏れず、デフォルトではフレームは無し。
0自体はフレームと合わせられるので、フレームを付ければさらに重量が増やせる。
※残念ながらアンダー(U)フレームは入手できてないので未検証。
相性がいいフレームは案の定一番重いB(バンプ)。
合計27.2gとかインフレにもほどがある。
ディスクの時点で重いのでV(ヴォルテックス)でもM(メテオ)でも十分。
0デスクによりランダム・抽選品抜きの最重量カスタムも更新。
sX.0B.Pr!
まさかの53.5g。
重量級のメタベイすら超える重さ。
ランダムが無いとはいえ、セット品でレアになっているパーツ(B、Pr)は使用。ベイバのパーツ販売こそエグイ。
余談になるけど「O(オーバル)」と紛らわしい。
字は似てるけど片や最重量・最強候補、片や最軽量・最弱候補と性能はまったく違う。
ドライバー「ゼータ(Zt)」
軸のパーツがY字型になっていて、3種類の軸先から選んで手動変形できるドライバー。
軸を選んだあと押し込む形になるので、試合中に意図せず軸がズレてしまう事はない。
選択できる軸は
・攻撃型:軸先が長方形のような非常に独特の形状
・持久型:ほぼフュージョン形状(実質バランス型)
確かに動きはガラッと変わって遊んでいて楽しい。
個人的には形状変化はなくとも、シュートテクニックで試合中のモードチェンジすら可能な変幻自在な動きをするフュージョン、ユナイト、マージの系譜が好きだったので少し寂しくもある。(ゼータにもフュージョン形状の軸はあるけど)
決して弱いわけでもなければ、プレイバリューがないわけでも無いんだけど、レイヤー・ディスク・ランチャーのインパクトにどうしても埋もれてしまいがち。
ドランザーフレイムっぽいギミックだなと思ったら、同日販売のランブーレア枠としてドランザーフレイムのリメイクが収録されたのは真の意味でサプライズだった。どうせ当たらないけど。
とはいえあちらはランブーなのでランダム入手。
色にこだわりがなければこちらは確実に入手出来る。
というかレイヤー・ディスク・ランチャーが多々入手したくなるパーツなので、赤ゼータドライバーは中古とかにあふれそうな気もする。
ライトランチャーLR+ロングLRワインダー
スプリガンレクイエムには「ライトランチャーLR」と新パーツ「ロングLRワインダー」が付属。
ランチャー供給不足の現時点では「まともなランチャーが入手できる」という事すらメリット。
(現在ベイランチャーは売り切れが多く貴重品、ゴッド系のスターター買っても簡素なエントリーランチャーしかつかない)
ロングLRワインダーは開封直後は曲がってしまっているので、熱湯につけて伸ばすメンテナンスは忘れずに。(熱湯を使うのでやけどに注意。)
ロングと名乗るだけあってロングワインダーに肉薄する長さ。
今回の回転方向切換工具パーツはここ。
ワインダーの持つ部分が切り替え時のつまみにもなるので、程よい力をこめやすい。
ライトランチャーLRはレジェンドスプリガン初期ロットから地味に爪の形が修正されている。
べイランチャーLRとは同一の爪形状。
爪の形状以外レジェンドスプリガンのライトランチャーLRとほぼ同じ。
カラーリングは反転した感じになっている。
カスタマイズ
案の定、重いディスク+ドレイン戦法で粘るパーツということで誰もが思いつきそうな 「Sr.0B.Br」が非常に強い。
このカスタムはスプリガンレクイエムに同封の改造ガイド(という名ののチラシ)にも記載。(要:高額セット)
幸い自分はまだリアルに遭遇したことが無いけれど、誰もが思いつく組合せの起源を主張する輩がいると噂されているこの界隈で、誰もが思いつくであろう強カスタムを先に公式で記載したのはタカトミいい仕事したと思う
最後に
以上、ちょっとバランスブレイカー級な気はするけれど
・セットを買えば運要素なしに欲しい性能のパーツが確実に入手できる。
(個体差除く、72分の1の低確率でブラックバージョンが出るけど、性能自体は同一。)
・抱き合わせ無し。(あえて言うならランチャーが抱き合わせだけど)
・両回転可能なしっかりとしたランチャー+超性能な専用ロングワインダーが手に入る。
・とりあえずこれを買っておけばそれなりに強いし、6パターンのカスタムが楽しめる
・非常に強いパーツぞろいなので、他のパーツを買い足しても埋もれることがない。
とベイブレードバーストの全商品の中でも屈指のプレイバリューのベイ、スプリガンレクイエムでした。
それにしても ある種のターニングポイントだった、ロストロンギヌスがまだ1年前という事実が怖い…
1年間で公式コラボカフェ(バー)、爆転リメイク、新フォーマット、新ヴァルキリー、ガルーダ無双、新エクスカリバー、新ロンギヌス、新スプリガン×2、振れ幅が尋常じゃなく大きいアニメ版…
常にデスサイザーの印象が強かった一昨年に比べて異様に濃かった・・・
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