同人誌の感想をブログに公開することは、やっていい物かわからないけれど、同じナマコブシ愛好家として、作者のナマコブシ愛に魅せられ癒されたので、ネタバレにならない程度にかるーく感想&レビューを。
「なまこずかん」はその名の通りナマコブシのイラストたっぷりの1冊。
同人誌なので当然公式とは一切無関係。
言い方変えると公式で無いからこそ、好きなもの一点にありったけの愛が注ぎ込まれている。
表紙にあるようになまこ好きな人にオススメ。
この本に描かれているナマコブシ達は、基本的に表情が(・大・)で一貫。
でも微妙な違いや動きによって無表情なのに感情豊か。
(もっとも(>大<)のように表情豊かな(目が変わる)ナマコブシはまったく見たこと無いけれど)
無表情な感じは自分の思ってるナマコブシ像そのもの。(ゲーム中、寝ても表情は(・大・)のまま)
全く動かないイメージだったので、にゅーっと伸び動くナマコブシを初めて見たときは衝撃だったけど、なんやかんやでナマコブシっぽいし、実際最近のウルトラサンムーンの宣伝映像でモブのナマコブシがにゅっと体をくねらせてジャンプする衝撃のモーションが判明した。作者の先見の目すごい。
収録されているイラストは作者のtwitterに上げられていた画像の再録。
再録とは言え、単にイラストをカタログのように単一的に並べただけではなく、食べ物風・他ポケモンと共演等ジャンル(テーマ)ごとにまとめられ、背景がついたり綺麗に配置されたりしていて、もはや1ページごとに再構築された一つの作品。
全てのイラストを保存しているような輩でも、新たな作品として楽しめる。
眺めるだけでも非常にワクワクし癒される。
ついでに、公式Tシャツなどのナマコブシグッズ等の小ネタもしっかり描かれていてニヤニヤできる。
ザッピング的にイラストを眺められる紙の冊子の良さも再認識。
また、個人的な話になるけど、この本の作者=なまこぶしbotの中の人は「キャラものbotの理想形」として尊敬している。
(会ったこと無いし、何者かも知らないけど。)
定期つぶやきするbotとしても多すぎず少なすぎない程よい頻度(2時間に1回)で「ぶにゅう!」「ぶにゅにぃ…… 」 と言ったナマコブシ語をつぶやく程度。
変に深くて考えさせられたり、いらっとさせられることもない。
時間が無い時は読み飛ばし、時間に余裕があるときはつい視界に入れてしまう。
誰が言ったか「ナマコブシはイラストとかの隅っこにちょこっと描き加えられているとほんわかした気持ちになれるポケモン」をbotで実現している。
「邪魔にはならないけど確かに居る」そんな絶妙な存在感。
絶妙さだけでも凄いのに、この作者はまとめ本を作れる程度の頻度で癒されるナマコブシイラストネタを上げてくださる。
ついでに時にはリクエストにも答えてくださる。
ぶっ…ぶっ……… pic.twitter.com/UDWd8nloXN
— なまこぶし (@namako771) 2017年2月19日
(過去にS5繋がりでツボツボとの共演絵を描いていただいた。)
この時点でも圧倒的な凄さ。
さらにこの作者はリプを返す場合、感謝の言葉もクソリプも全て「ぶっし……」「ナカミィ…… 」 と言ったナマコブシ語で返す。
だからクソリプされることも少ないし、ナマコブシのキャラも崩れない。
多くのbot中の人のような「キャラっぽく振る舞おうとはしているけど、結局中の人の言葉」というのは無い。
当然、ナマコブシ語なので「言葉狩」で凍結されるリスクもゼロという強力な副産物も。
実は「にゅ~ん」とか原作にないオリジナルセリフ(?)も多いのに、ナマコブシとして違和感を全く感じさせないのも本当に凄すぎると思う。
最後になりましたが、もちもちなまこ様、最高の癒しをありがとうございました。
余談
せっかくのナマコブシ本だったので、冒頭の写真は公式のグッズのティッシュボックスカバーと自作玩具(フリックス)のナマコブシRと撮影。
並べて撮った写真なのに、偶然にも光沢のせいかフリックスのナマコブシRが浮いてしまい下手なコラ画像みたいになってしまった。
コメント