このページについて
主に家庭用3Dプリンターで自作のビー玉発射玩具(通称:現代ビーダマン)について研究している人たちで集まったグループ「球体発射玩具研究会」。(略称:球射研)
このページでは、「球体発射玩具研究会」で競技を行うにあたってのクラス(部門)とレギュレーションについて紹介します。
ビーダマンの大会を開くような場面があれば参考にしてみてください。
クラス(部門)
主に3つのクラスで大会を行っています。
レンタルクラス
レンタル機として各自が弾速15km/h程度の機体を持ち寄り、それらを借りて戦う部門。
機体特性やその場での発送・判断力が問われる。
基本的に純正+改造程度の機体を使用するため、比較的オーソドックスで一般的なビーダマンに近い。
スタンダードクラス
魔改造解禁。
電動機とスマッシュトリガーに制限を設けた部門。
弾速は15~20km/h以下。(詳細はレギュレーション参照)
ビーダー自身が用意した相性のいい「愛機」を使えるだけあって、より熾烈な戦いが繰り広げられる。
エクストリームクラス
機構制限一切なし。
球速30㎞/h以下なら何でもOKな魔境。
機体性能とビーダーの技術の粋を極めた、異次元の騒音と共に桁外れの点数の試合が展開される。
あまりにも準備が大変なうえ過激すぎて滅多に開催されない。
レギュレーション
全長規定
レンタルクラス
・特になし。
(あえて規定が必要な場合、スタンダードクラス・エクストリームクラスと同様。)
弾速規定
レンタルクラス
・球速15㎞/h程度
威力は高いけど連射性能が低い機体3については適宜判断。
スタンダードクラス
基本的な機体(下記以外)
静止状態でトリガーをゆっくり押した時の球速が20㎞/h以下。
叩けるトリガー系(スマトリ・バーティカルなど)
静止状態でトリガーをゆっくり押した時の球速が15㎞/h以下。
電動機
球速15㎞/h以下。
※試合中、弾速を変更するスピードコントローラに触れないこと。
ギャラクシーフォートレス・ガトリングハデスなど
普通発射球速20㎞/h以下。
エクストリームクラス
静止状態でトリガーをゆっくり押した時の球速が球速30㎞/h以下。
Q&A
サイズ規定
- Q全長規定があるのは何故?
- A
規定がないといくらでも大きくできてしまうから。
- Q「ホールドパーツの先端を基準」だと装飾がホールドパーツと一体になっていて長い機体が不利では?
- A
必要に応じて「ビーダマの発射に関わる爪部分の先頭」等、適宜調整してください。
(具体例:スプレッドワイバーン4、フラッシュワイバーン等)
- Qホールドパーツを使わない特殊な発射機構の場合の全長は?
- A
必要に応じて「ビーダマの発射に関わる部品の先頭」等、適宜調整してください。
(具体例:ギャラクシーフォートレス、ガトリングハデス、挟み込み式電動機等)
弾速規定・機構の規定
- Qもっと威力出せるのでは?
- A
単純に威力が高すぎると危険なので、安全のために自重している。
また、高威力で安定した機体を設計する難易度が非常に高いので、弾速の制限がないと参入ハードルが高くなりすぎてしまう。
- Q【スタンダード】スマッシュトリガーに制約がある理由は?
- A
競技のバランス調整。発射方法の都合上、腕の力が発射威力に乗るため。
弾速の測定が「静止状態でトリガーをゆっくり押した時の球速が15㎞/h以下」なので最終的な発射威力は他の機構と同じ位にになる。
- Q【スタンダード】電動機に制約がある理由は?
- A
競技のバランス調整。
全体
- Q特定の競技において特定の機構が強すぎない?
- A
このレギュレーションは絶対ではないので適宜調整してください。
(そもそも競技に合わせた機体を選定・用意するのも実力のうち)
変更履歴
クラス(部門)
・過酷さが露わになるにつれ「オープンクラス」→「エキスパートクラス」→「エクストリームクラス」と呼び名が変化してきた過去がある。合わせて「リミテッド」→「スタンダード」に。
レギュレーション
・(2024/8)電動機について機構を問わず15㎞/h以下で統一。
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