また散財をしてしまった…
セイコーデジタルタイムキーパー S321
一言でいうならカウントダウンタイマー(ストップウォッチ付)。
外見はストップウォッチとしか思えないけど、どちらかというとタイマー機能の方がメイン。
価格は5810円。
カウントダウンタイマーとしては非常に高価な部類。
購入理由
用途的に
タイマーの購入理由としては「自分の時間を効率よく使うため」。
ダラダラする時にアラームを設定してダラダラし過ぎない様に。
そして『5分だけでいいから作業を進めよう』的に短時間でも集中させるため。
言わば時間圧縮用。
あと元々ストップウォッチが欲しかったというのが大きな購入理由。
もっとも、この理由だけなら100均一のキッチンタイマー(+ストップウォッチ)で十分。
ストップウォッチが欲しいにしても、タイマー機能がついてるストップウォッチは他にもある。
なぜわざわざ高価なこのタイマーにしたかというと
「タイマー機能に特化して、タイマー機能が使いやすいから」。
ロータリースイッチ
この商品の最大の売りの機能。
本体にロータリースイッチがついており、良く使うであろう時間、「1分、2分、3分、5分、10分、15分、20分、25分、30分、35分、40分、45分」はいちいち時間を入力しなくてもロータリースイッチで選ぶだけで素早く使える。
もちろん設定すれば1秒単位で1時間まで設定できるけど、風呂タイマーなど感覚的に時間を決める場合良く使うのもこのへんの数字。
良く使う時間設定を素早く使えるというのは非常にポイント高い。
時間圧縮目当てで導入してるのだから、時間の設定で余計な時間を使ったらそれこそ本末転倒。
切り替えが本当に容易なので、「全体で45分」のようにしがちな所を、「この部分は10分、次が15分、残り20分」のようにパートごとに分割管理するなんてこともやりやすい。
オーバータイム測定
タイマー時間経過後の時間を測定する機能。
5分で良いからと開始した作業が、そのまま勢いに乗って連続で作業した時に実際に何分かかったのか知ることが出来る。
地味に便利で振り返りには必須な機能。
これに対応している機種(パッケージに売りとして記載している機種)は意外にも少なかった。
減算表示⇔積算表示
タイマー中の表示をカウントアップかカウントダウンか切り替える機能。
専用スイッチがあり、モードによらず動作中でもサッと切り替えられるのがポイント。
頻繁に使う機能でもないけど、たまに必要になった時に逆算せずに表示できるのは便利。
直観的な超簡単操作
大抵の多機能なストップウォッチでアラームを設定しようとすると
「タイマー機能にモード切り替え→何らかのボタンを長押しして時間設定モードに→分を決定→秒を決定」という手順が必要。
割と機械操作になれている自分でさえ、メーカーによって操作が微妙に異なることもあって、説明無しで渡されて初見で出来るかというと自信が無い位には難解。
その点S321はロータリースイッチで使いたい時間を選んでスイッチを押すだけ。
機械が苦手な人に貸しても説明不要で簡単に使えるのは貸す方としても楽。
別の機種との比較
カウントダウンタイマー機能付きストップウォッチは他の機種も相当吟味したけど、上記のようにストップウォッチでアラームの時間設定を毎回するのは面倒。
機能が豊富な機種には「カウント機能」「時計機能」「アラーム(目覚まし)」とかも付いていて羨ましいっちゃ羨ましいけどタイマーモードに遷移するためにも時間がかかる。
特に「今回は5分、次は15分、ちょっとストップウォッチとして使う、その次また5分」のように頻繁に時間+ストップウォッチを切り替える場合は、別の機種だと結構億劫なので使わなくなる可能性大。
そもそも、高度で多機能が必要な場合逆にスマホで事足りてしまう。
タイマー機能+ストップウォッチ機能位にシンプルな事に特化している方がわざわざ専用道具を買うメリットがあるという物。
その他
・「”素早く良く使う時間のタイマー設定が出来る”タイマー付きストップウォッチ」という時点で実はほとんど選択肢が無い。
・欲しいと思っていた機能が実際には無いと本当にがっかりするので、結局普段から仕事で触り慣れたこれにした。
・あと展示品を押し比べて特にスイッチの押し感が良かったというのも決め手だった。
付属品
立派な専用ケースが付属。
中には緩衝材としてスポンジが入っていいて、タイムキーパーを守ってくれる。
このケース何かと大きさがちょうどよく、
タイムキーパーがピッタリ入るのは勿論の事、
ベイブレードバーストなんかもコンパクトかつちょっとした高級品っぽくしまえる。
買ってから気がついた不満点
使い慣れているから買ったものなので、大きな不満は無い。
けど、わかってはいても不満点。
音を消せない
何らかの音がするお店や、職場と異なり、静かな部屋で使うので地味に音が大きい。(家もPCのファンとかいろいろうるさいけど)
なので音を消せないというのは地味に不満。
防水構造の都合なのかスピーカー穴が無いのでテープでふさぐ常套手段も使えない。
もっとも音が無い場合「どう時間を知らせるんだ」という問題もあるし、最初からバイブレーション機能付きのワンランク上のモデル(+2000円くらい)を買えば解決する話。
電池交換が面倒(?)
説明書を見る限りだと純正電池との交換を要給される。
もともとタイマーとしては高い物なのに維持費がかかる・・・
とはいえ普通のコイン電池なので、自己責任の元で自分で交換してしまえばいいだけの話。
幸い分解もドライバーでビスを外すだけなので簡単。
(※製造番号は黒く塗りつぶした)
普通の+ドライバーでOK。特殊ドライバーは不要。
防水なのでパッキンにゴミを挟んでしまわない様注意するくらい。
オートパワーオフ機能が無い
きちんと使い終ったらOFFにしないと電源が切れない。
すぐに電池が切れるという物でもないけれど、なんか気分的にもったいなく感じてしまう貧乏性の性。
使用者が忘れない様注意するしかない。
さいごに
というわけで、タイマーとしては高価だけど間違いなく便利な道具セイコーデジタルタイムキーパー S321でした。
これを駆使して時間を効率よく使いたい・・・
ちなみに今回測定してわかったけど、この記事を書くのにかかった時間は写真撮影・編集込みで大体2時間かからない位。(途中まで+後日続きなので連続測定はしていない)
大体の作業予測を立てる上でも時間測定大事。
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