日常生活でプラスチックのつまみの根元が壊れてしまい回せなくなってしまった。
そんなトラブルに遭遇することは割とよくある。
今回はその対処方法、プラスチック部品の修理方法について書いてみる。
対象
ダイヤル部品に良く使われる「元となる軸に中空状のプラスチック部品を差し込んで固定する構造」の中空状の部分が割れてしまった、ひび割れてしまった場合の修理方法。
応用すればプラスチック全般に使える。
使う物
・木綿糸(タコ糸とか)
・ゴム系接着剤
どちらも100均で買える。
やりかた
①壊れた部分を締め付けるように木綿糸でぐるぐる巻きにする。
②糸ごとゴム系接着剤で固める。
これだけ。
詳しくは下の事例を参照。
我が家での具体的事例
事例1:お風呂場の温度調整ダイヤル
この方法は水場でも使える。
頻繁に回すことになるお湯の温度調整のダイヤル。
こんなの。
金属軸にプラスチックのダイヤルを差し込む構造なため、プラスチック側が割れてしまいがち。
壊れると温度調整が出来なくなってとても不便。
そんな時に今回の木綿法。
壊れた差し込む部分周りを厳重に木綿糸で巻いてあげる。少し欠損している位なら割とごまかせる。
水場なのでゴム系接着剤を多めに塗って防水効果を高めた方がいいのかもしれない。
事例2:車のエアコンのつまみ(ヒートダイヤル)
修理済みだからわかりにくいけど、赤丸の部分がひび割れてしまってる。
修理してそれなりに立つけど、今のところ問題なく使えている。
補足:プラリペアとの比較
普段だったらプラスチック部品の修理はプラリペアでやる。
材料費的にもアクリルパウダー+アクリルリキッドの代用プラリペアなら大差はない。
この方法のプラリペアより良い点は
・専用道具不要。(プラリペアの場合ニードル欲しい)
・100均でそろえやすい。(アクリルリキッドもパウダーも扱っているところが少ない)
この2点。
工作道具がそろってない場合は今回の方法の方が楽なのかも。
まとめ
・プラスチックの修理・補強方法に木綿糸を使う方法もある。
というわけで何故か親にまとめるように振られたひび割れたプラスチック部品の木綿糸を使った修理法でした。
是非ご活用ください。
綺麗に糸を巻けば、補強しつつデザイン的にかっこよくできるかも・・・
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