今回ミニ四駆に使ったフルカラーLEDのLK-5RGBシリーズ
・LK-5RGB-WC
・LK-5RGB-WD(拡散版)
に定格を超える6Vを流し長時間連続発光させた場合の挙動についてメモとして残そうと思う。
前提条件
電気回路図(ペイントで書いた)
LK-5RGBシリーズの特徴
自己点滅タイプのLEDなので点滅IC内蔵。つなぐだけで自動的にカラーが変化する。
ゆっくりとグラデーションのように変化していくのが特徴。
100均のLEDや発光系ヨーヨーのフラッシュのように色が変わるタイプではないので、あえて表現するならやさしい感じの色変化。
LK-5RGBの色変化の参考
説明書やデータシート通りの抵抗(33Ω)でつないだ場合、
動作電圧は3.8V~5V とある。
3Vあれば一応光る。
ただ電圧不足のため暗い。
特に青は発光2ループ目にはほとんど光らなくなってしまう。
5V(PCからUSB電源を取った)で光らせた限りでは明るさは問題ない。
3ループ位まで軽く試した限りでは青発光も全く問題なし。
流石適切な使用法。
また4.5V(1.5Vボタン電池+3Vコイン電池電池)だと、適切な範囲内なので3Vよりは明るくなるが、やっぱり3ループ目以降やっぱり青が光らなくなってしまう。
6V
ここからが本題。
今回結局定圧オーバーの6V (3Vコイン電池×2)で光らせることにした。
また、コンデレでは一度大会に出して展示したら審査が終わるまでは回収不可。
すなわち長時間(4時間半ほど)点けっぱなしにしないといけない。
それのレポート。
付けた感じ
6Vだと非常に明るい。といっても5Vとそこまでの大差は感じない。
拡散タイプじゃない方(WC)の光が直接目に入ると痛いので、カバーなどで光の拡散必須かも。
10分放置したくらいでは問題なく青も光っていた。
長時間発光
時系列で。
・10:30頃:コンデレにエントリーするときに電源オン。綺麗に光っていた。
・10:50:色が替割るタイミングズレでカラフルに。青も問題ない。
・11:30:一時間経過。まだ青も問題ない。
・12:36:青がかなり暗くなっていた。それでも他の色は問題なし。
・13:17:黄色も暗くなってきた。水色・紫は消えた。
・13:46:黄色もかすか。オレンジ発光はあり。残りは緑・赤・オレンジのみ。
・14:41:コンクールも終わり回収。緑・赤のみ。緑もだいぶ暗い。
まとめると
6Vでも1時間以上つけたら一部の色が弱まり出してしまった。
消えると言っても完全に消えたわけではなく良く見るとうっすらとそれらしき色はついてる。(発光と言うほど光量が無く色がついてるだけレベル)
青→水色と紫(青が力尽きる)→黄色→オレンジ→赤と緑は何とか残る。
予後
長時間発光の後遺症。
長時間発光させた後しばらくは電池を新品に変えてもすぐ(2ループで)青が点かなくなってしまう。1時間ほどつけずに放置したらだいぶ回復した。
とはいえ確実に寿命は縮まってしまっている。
結論
自己責任だけど、電池とLEDを繋いだだけの独立回路で遊び用途なら6V長時間運用でもLEDが死亡してしまうような問題はない。
ただしLED寿命は縮んでいると思う。
1時間以上の連続発光では青い光から順に暗くなっていく。
最終的に中間色もなくなり、「赤→しばらくうっすら→緑→しばらくうっすら→赤→・・・」のループになる。
定期的に発光を止めてまた点けなおす工程が入るなら長時間発行でも全く問題ない。
単なる電流量不足の可能性もあるので、LED一つだけ発光させるor十分な電流の電源を使うで解決するかもしれない。
以上、LK-5RGBシリーズを6Vで発光させた場合のレビューでした。
フルカラーLEDで遊ぶ場合は参考にしてください。
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