ベアリングホールドパーツ

おもちゃ(ビーダマン)製作
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何故かブログの画像設定が変わっていて手間取ってしまった・・・

 

知人からCADを習う&設備を使う機会があったので、せっかくなのでビーダマンのオリジナルパーツをつくってみた。
こういうときは自分の作りたいモノを作るとモチベーションが上がる。
その結果、また知識がビーダマンに関連づいてしまう。

以前100円で購入しておいた、ハイパーヨーヨー「ウインドオービッド用メタルベアリング」。

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これをホールドパーツに着けたら滑らかそう。

しかし、ベアリングはただのローラーと違って少し複雑
ベアリングワッシャー部分も使ったほうがベアリングの真価を発揮できるので使いたい。
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前からやりたいとは思っていたけど「手作り&いつものような継ぎ足し改造では精度が出ない+ベアリングワッシャーのせいでどうしても大きくなってしまう』という理由でお蔵入りしていた。

でも、CADで設計して切削すれば制度の問題も解決。使う材料はPOMだから滑りが良いしワッシャーの形状も設計に組み込んでしまえばいいのでベアリングワッシャーも不要!!

形状を作る難易度的にも入門にちょうど良いので勉強も兼ねて作ってみることに。

余談になるけど、ベアリングホールドパーツを装着した過去の公式機体にバトビーの「クロムレヴァンサイクロン」がある。1箱にベアリングは1個入り(残りはプラローラー)。3本のホルパ全てにベアリングを装備するには3個買う必要があるというロマンの塊だった。
レヴァンのベアリングは、ミニ四駆の軸受に使うような小さいベアリングだったので、ミニ四駆ローラーのような中型のベアリングを装着したビーダマンは無かったはず。

設計

まずは設計。
とりあえずペンビーのホールドパーツの寸法を測ってモデル化する。
そしてベアリングをはめ込む為に色々と考えながらモデルを加工していく。
自分で自由に(サイズ等の制限も一切なく)考えながらやるCADは初めてなので中々新鮮。

で、こんな感じに設計。

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ノウハウを習いながら、このモデルを切削用のデータに変換。
モデラーの使い方も習って切削開始。
モデルのデータを作ったら機械にお任せかと思ったら違い『どう削るか』のデータを作ってやる必要があった。
半自動化とはいえ細かい測定も多く地味に大変。

小学生で機械を使ったパーツ&機体作成を自在にしていたガンマは恐ろしい。(しかも10年以上前の技術)

バトビー組や炎司の作り方も凄いけど。

切削

切削中。
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ちょっとづつ形が出来ていくのが面白い。

「どういうものが作りやすいか」というノウハウをほとんど持っていなかったので、切削用の刃の大きさを何度も変える必要が出てしまった・・・

組立

機械による切削が終わったので、ここからは手作業でバリ取り&仕上げ。
これでパーツはできあがり。
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これに
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ベアリングを
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装着!!

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ベアリングホールドパーツ完成!!

動作テスト

ビーダマをセット

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発射部分は問題なさそう。

いざ、ペンビー本体に装着
 
 
 
…出来なかった。
 
原因は根本的な設計ミス

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ホールドパーツのウイングやマントを着ける部分(通称:カウンターレバー)の寸法全体の厚みが違っていた。

やっぱり一発成功は無理だったか・・・
ベアリング部分の動きが理想的だっただけに残念。

次回リベンジ編。

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