木製フレーム1だけでも情報が多いので「理想のブレイクボンバー環境」より独立。

ブレイクボンバー7に付属するフレームは残念ながら紙製で強度に難あり。
紙でも十分面白いし、コストダウンのためなのは理解で理解できるけど・・・
さらに、絶妙に長くて何かと扱いにくい。(具体的には440mm)
特に運搬が不便。
そこで木製のフレームを作ってみました。
もともとはドラゴン野郎さんが木製フレームをやろうとしていたので、自分もネタに便乗する形で作成したもの。
気になる製作費は、木製フレームの制作自体は塗料込みでも2000円はしなかった。
(ブレイクボンバー本体と固定用プラパーツは除く)
コンセプト
今回のコンセプトは「軽くて強度があること」。
そして「運搬時にコンパクトにできること」。
また、エリアシートは少しでも曲がっていると取り付けた時に隙間になってしまい、ビーダマンが引っかかったり(特にバレル使用時)、ビー玉がハマったりして遊びにくいので、エリアシート無しでもシューティングエリアの区別ができるようにする方針にした。
(単純に荷物を減らしたいのも理由。)
設計(寸法関係)
ブレイクボンバー7のフレームの大きさ
参考にする公式ブレイクボンバー7の紙フレームについて計測。
公式ブレイクボンバー7の紙フレームは「長」と「短」の2種類ある。
長短どちらも、「高さは20mm、幅100mm」。
フレームの長さは「長:全長約440mm」、「短:全長272mm」。
本数は「長:4本」「短:2本」。
また、フレームジョイントを付ける穴の位置は「端から11mmにφ4穴」。
シューティングエリアのラインはフレームから145mm。
これらを踏まえてちょうどいい長さを検討していく。
今回の寸法
フレームが「高さは20mm、幅100mm」なので、市販品の20×10の角材がそのまま使える。
ホームセンターの木材売り場で買えばOK。
一番こだわったのが分割方法。
『一番嵩張るのが長フェンス』なので、長フェンスは短くしつつ、遊びごちも考えて大きく寸法は買えない。
それを踏まえた結論が
短:全長159mm ×4
という構成。
木製フレームの長(272mm)は元の短と同じ。
では長い方(440mm)はどうするかというと
という形で実現!
必要なフレームジョイントは増えたけど、1本あたりは短くなるので持ち運びが楽。
さらに、シューティングエリアのラインとフレームジョイントの根元がぴったり重なる。
木製フレームに元のエリアシートを重ねてみた。
フレームジョイントの根元とシューティングエリアのラインが完全に一致している。
これでエリアシートを使わなくて済むようにする目標も達成。
運ぶ際の荷物も大幅に減らすことができた。
ボムやフィールドなどが100均で買ったA4 ケースの中に纏められる。
組み立て
ただの木工工作2なので、特に紹介するほどでも無いけれどせっかくなので。
まずはホームセンターで10×20の木材を調達。
木材を用意出来たら、短フェンス、長フェンスの寸法に合わせてノコギリで切断。
切断出来たら、フレームジョイントに合わせて穴をあける。
一番楽な手段は、元のフレームを重ねて穴の位置を書き写す方法だと思う。
これでフレーム自体は出来上がり。
これだけでも十分遊ぶことは出来る。
今回はクオリティを挙げるため+保護のために木工用ニスを表面に塗った。
使い勝手
元々フレームは競技の主な存在では無い3ので、ブレイクボンバーを遊ぶ上では特に気になることは無い。
ただ、エリアシート無しなので、シューティングエリアがわかりにくいというのはあるかもしれない。
元々ブレイクボンバーに慣れているビーダーなら普通に遊べるけど、初ブレイクボンバーの人への説明が少々面倒。
試合に熱中していると、ついフレームジョイントの最前列まで出たくなってしまう。
さいごに
以上、ブレイクボンバー7用木製フレームの紹介でした。
この長さ配分は本当に便利なので。ブレイクボンバーを持ち歩くことが多い人はぜひ参考にしてみてください。
これだけでも満足していたけど、遊んでみるともっと便利かつ個性的にしたくなってくるもの。
というわけで、ラインのレーザー投影などを加えた「理想のブレイクボンバー環境」に続く。

余談
余談になるけど、このフレームを作ったの自体は2018年。
木材加工中~。 pic.twitter.com/khclaOaSxq
— かたかけ ほうじ(ほうじ茶) (@toastedtea) August 31, 2018
主にブレボン用の木製フェンス完成!
塗装はまた今度。 pic.twitter.com/A1kmPjfF8p
— かたかけ ほうじ(ほうじ茶) (@toastedtea) August 31, 2018
紹介が3年近く開いてしまった・・・
注釈
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