前半の続き。
遊んでみての感想
ペットボトルキャップ
撃ち心地・安全性
ペットボトルキャップの撃ち心地は思った以上に良好。
ラバー機以外はトリガーも比較的軽く打ちやすい。
軽い球だから弾速は速め。
基本的にビーダマンで鍛えた実践感覚は結構流用が効く。
また、ビー玉で本気で対面競技をやると、ビー玉同士がぶつかった時に表面が剥がれてガラスの破片が飛び散るということも割とよくある。
プラスチック製のキャップだと割れて破片が飛び散るということがないのはありがたい。
連射
しばらくはマガジン無し1環境なので、ビーダマンにおけるマガジンなし連射のテクニックが生かせるかどうかが気になるところ。
結論をいうと、ビーダマンでやるよりも難易度は高いけれど、普通に活かせる。
手の中である程度並びを整える必要はあるけれど、手マガジンによる連射も十分可能。
ただ下手に手マガジンをするよりも、隣に弾を並べておいて高速リロードを繰り返した方が実用性は高いかも。
たとえマガジンを使ったとしても、ビーダマンとくらべると、発射間隔がワンテンポ空くので、どうしても最大連射性能は劣ってしまうけど、逆に言えばバランスブレイカーなトリガー2に対するセーフティになっていると考えれば、基本的にトリガーを親指で押し出して撃ちたい派からすればありがたい点でもある。
変わった連射ギミック3が出にくいという懸念もあるけれど、きっと専用ボディ等を使った度肝を抜く連射ギミックがみられると期待したい。
飛距離
テーブルよりも広いところで撃つ場合、ホルパの力だけでは少々物足りないけど、ブーストマグナムや円撃ちといった腕力を発射力に上乗せする技法を使うと、弾が軽いおかげもあって、気持ちのいいくらい飛ぶ。
弾の飛び散り
試合中、結構飛び散る。
ビー玉よりも転がりにくいとはいえ、軽いので吹っ飛んでいく。
室内で全力で遊ぶと弾が机の下などに潜り込むのはビーダマン4と変わらない。
デジタルバトル
ボトルマン(デジタルバトル編)を参照。
トリガーの溝
トリガーにある謎の溝。
これはおそらく空中撃ちを制限するセーフティの名残。
ボディ側の溝とも綺麗に並ぶし、トリガーの周りにはちょうど板状の部品を仕込める隙間もある。何よりも意匠登録を見折る限り、開発初期はセーフティがあった可能性大。
セーフティがない方が遊びの幅が広がるので、今の時代にセーフティが無くてもOKな玩具を作り出してくれたことに感謝。
ボトルマンをボトルとして使う
ここに何かを入れること自体は可能。
LEDと電池ぐらいならいけそう。
大きは当然ペットボトルの口とほぼ同じ。
10円玉は入らない。
この状態でキャップっをこの状態でキャップをつけることは出来る。
ほかの玩具と
ボトルに被せる玩具と
世の中には、ペットボトルに被せて遊ぶ5「ボトルキャップ」というジャンルの玩具(主にフィギュア)がある。
きちんとしたボトルキャップは持ち合わせがなかったので、今回は偶然にもペットボトルキャップにぴったり取り付けられる「ポケモンキッズのナマコブシ」を使用して検証。
ボトルマンに使われているキャップは普通のペットボトルのものと同じ。
なので、当然ボトルキャップをかぶせることは出来る。
でも、頭のアーマーとボトルキャップとの間隔がほとんど無いため、アーマー装着時は基本的に干渉してしまって取り付けられない。
ただし、ギョクロックだけはアーマーとキャップの間隔が割と広いので、ボトルキャップによっては取り付けが可能だったりする。
前がみえねえ…
(ナマコブシの目6が見えない+サイトをナマコブシが隠してしまい覗けないの2重の意味で)
ビーダマンと
サイズ比較
まずはビーダマンの中でも最もコンパクトな初期のボンバーマン型と比較。
ボトルマン本体の方が一回り大きい。感覚的には同じくらいのサイズ感。
ただしトリガー周りはボトルマンの方が3倍程度長い。
次にボトルマンにアーマーを装着状態して比較。
この状態だとクロスファイトビーダマンとほぼ同スケール。
同シリーズの玩具と言われても違和感ないくらい馴染む。
ビーダマンにボトルマンを取り付ける
ビーダマンの定番改造「ペットボトルマガジン」。
「その取り付け部にボトルマンを取り付けられるんじゃないか?」と一度は考えるはず。
ボトルマンのキャップ取り付け部。いかにもジョイントに使えそう。
結果から言うと、公式の時点で対策済されている。
過去にあったペットボトルを取り付けるアダプターには絶妙にはまらないようになっている。
ターゲットも付けられない。
ショートサーバーにするのは不可。
余談になるけど、そもそもターゲットは無加工ではビー玉が通らない。
ただし、非公式改造でキャップそのものをマガジンに加工したという例も少なくない。
その場合なら取り付けできてしまう。
これを利用して実用性皆無の合体も可能。
ビーダマン公式のペットボトルマガジンとの互換性
バトルビーダマン時代に唯一公式で発売されたボトル。
このボトルのキャップとの互換性は当然ある。
キャップをボトルマンのものに交換。
ぱっと見だと気づかない。
マガジンのキャップをボトルマンに装着。
3つの凸がある少し変わったデザインなので、アクセントとしてはありかもしれない。
もちろん弾として発射できるけれど、特に強いわけでもない。
バシューンと
円盤状のものをホールドパーツで発射するシューティング玩具と考えたら、どちらかといえばバシューンの後継玩具という解釈も間違いではないはず7。
バシューン最大の欠点を補った「専用弾の入手が容易なバシューン」と考えると、その偉大さがわかる。
前後に長くなりがちなバシューンとバレル刀装着時のギョクロックのサイズ感が同じくらい。
弾径はバシューンの弾(Bディスク)の方が一回り小さい。
もちろん非公式だけど、ボトルマンでBディスクを発射することは一応可能だった。
Bディスク複数入れれば2~3枚はまともな威力で同時発射できる。(残りはこぼれる)
さいごに
今シリーズは最初から発射ギミックの出し惜しみをしていない。8
ビーダーでもキャップになった場合については未知数。
ビーダマン時代と同じようなギミックでも、焼き直しではなく新規開拓。
最大の懸念点があまりにも品薄すぎて、新規・・・それどころか懐かしいから買うという層までいきわたったか怪しいところ。
このままでは、一部の人9が買うだけで終わってしまう。
「話題になる」ではなく「流行する(製品が売れてほしい人に行きわたる)」ことを願うばかり。
何はともあれ新玩具。
すでにボトルキャップを発射するというアイデアに脱帽だけど、これからも素晴らしいギミックに出会えることに期待。
- あってもアクアスポーツの腕での3連射が限度。[↩]
- 要するにスパビー式スマッシュトリガー[↩]
- ロータリードライブシステムやガトリングコア[↩]
- というかシューティング問全般[↩]
- どちらかというと実際にかぶせて使うよりもコレクション目的が主だけど。[↩]
- ナマコブシは寝てる時も一切表情は変わらない。なので本当に目なのかは不明。[↩]
- むしろビーダマン/ボトルマンの歴史の中にバシューンもきちんと含めるべきだと思う。[↩]
- 特にクロスファイトビーダマンの敗因が、「シリーズ初期モデル(ペンビー)が色や装飾品の違いだけで性能に差がなかったためあまり売れず、コアチェンジ以降を仕入れなかった個人店が多かったから」という説は割と聞く話。[↩]
- 宣伝しようがしまいが 必ず買うビーダマン愛好家。あと情報に踊らされてる情弱転売ヤー。[↩]
コメント