先日の玩具会での会話、
「使い込んでほぼ真っ平らになり最後に立つホールドが強いらしい」
「出っ張りが無いほぼ円盤形状のフレームがあったら、ポリッシュのように最後の粘りが少し伸びるよね」
せっかくなので、帰宅後すぐに早速作成してみました!! なのに更新は1週間以上遅い。
ドレインファブニル・8G(改)・H(改)
所謂「違法改造ベイ」。実際のところ法律には反していないけど。
あくまでも自己満足で興味本位な、誰が見ても公式戦では使えない明るく真っ黒な改造!
バレることを恐れるグレーな改造よりも黒いのに明るい。
ルール違反でメーカー的に禁止している遊び方なので、当然自己責任のもと、相手の了承を得てから遊びましょう!
ルール違反改造
改造ホールドドライバー
左回転と合わせると強い傾向がある、急加速が楽しいホールドドライバー。
底の面が広いので、もっとも倒れ難いドラーバーの一つ。
今回はフルフラットにして更に倒れにくくする。
改造にランブーカラー(水色?)を使ったのは単にダブったから。
加工方法は、可動部に切りくずが入りこまない様にセロハンテープで仮止め。
カッターやリューター等を使い、中央の出っ張りを綺麗に切り取る。
改造グレイブフレーム
グレイブなのは元々比較的丸いのに加えてランブー等で予備がいっぱいあるから。
ただしカラバリはあれど同じ色のダブりは無かったので、万が一欲しくなった時に再入手がしやすいよう紫(通常のクライスサタンに付属)を加工した。
加工方法はこれまたシンプル。
リューターで削って削るだけ。
ジルコニアビット(ジルコナイトなど)だと熱を持ちにくいので溶けずに非常に削りやすい。
その後に綺麗にヤスリがけ。
これで傾いてもレイヤーよりも先にフレームが接地し最後の粘りを強化する。
好きなコアディスクと組み合わせられるので、8とかと合わせるとグラビティよりも重くなる。
ポリッシュ+グラビティのいいとこどりで理論上は間違いなく強い。
余談になるけど、最近のベイバは誰もが思いつく環境級強パーツをランダム商法あたり枠で出し、ロマンギミックや攻撃型を通常販売するイメージ。
きっと正式な「円盤状フレーム」も終盤にランブーのレア(あるいは3個セット)として出してくる予感がする。
使用感想
これらを組み合わせることで完成する。
ドレインファブニル・8G(改)・H(改)
これを一人遊びで軽く遊んでみた結果。
弱左回転で良いのでシューターで真面目に右回転シュート後、シューター使わず投げ入れるだけだから楽。
結論から言うと・・・予想に反して圧倒的って程強くない(ようにみえる)。
とはいえ、元々ギリギリ粘り勝つことを目的とした機体。
圧倒的には見えないけれど着実に勝つときは勝ってくる。
使い込んだら凶悪・・・?と思わせるだけの何かを秘めている気はする。
正直な所、個人的には動きがあってハデなので、素のドレインファブニル・グラビティ・ホールド(dFGH)の方が扱っていて楽しく感じた。
改造ホールドドライバーはシュートすると暴れることなく凄く安定して中心に寄って行くので、残念ながら超フラット軸としてはほとんど機能せず攻撃としては運用困難。
急加速は堪能できない。
改造フラット軸が完全に設置するので路面の影響をほとんど受けず、ほとんどフリー可動部の摩擦によって持久力が決まる。
すでに違反しているので気にせずシリコンスプレーを吹くと持久力が圧倒的に伸びる。
改造グレイブは最後の粘りが必要な時に確実に半回転ほど粘ってくれる明らかな強パーツ。
とはいえ素人加工なので完全な重心は出せてないのでグラビティヘビーに負ける時は負ける。
逆に考えると、もしも製品化して重心が安定しようものならば間違いなく1強になると思う。
素のドレインファブニル・グラビティ・ホールド(dFGH)との使用感の最大の違いは機動力。
素dFGHは弱シュートでも接触→加速を繰り返すことで自ら積極的に相手にぶつかり吸収力を奪っていける。
多少暴れるシュートのベイに対しても吸収可能。
上手くいけばバーストさえ狙える。
それに対して改造版は機動力が皆無。
なので、最初のシュートが弱すぎると相手に満足に接触できず吸収できないまま負けるってことが良く起きてしまう。
攻撃型相手だとそれこそ全く接触しない事も。
ただし、上手く最後の粘り合いまで持ち込めれば高確率で勝てる。
これらを踏まえると中途半端に吸収を狙い過ぎず、気持ち強めにシュートして「多少相手に吸収されても最後に粘り勝てばいいだけ」精神の方が強いのかもしれない。
もっともドレインファブニル(吸収系左回転)は読みあいして初めて真髄を発揮する機体。
一人遊びと実戦ではおそらく勝手が大きく変わって来るので、環境級ベイ相手に実戦で検証してみたいなぁ。
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