その名も「ハーフミラーボックス」。
制作時間は2時間程度。
玩具会当日の朝に思いつき、出発前に勢いで作り上げた一品。
もともとはコレに装飾パーツを追加して機体として仕上げる予定だったけど、大きく作りすぎて拡張性が無いため凍結中。
この段階で暫定完成品とした。
特徴
機体上面が鏡になっている。
鏡なので当然反射する。(ゲスト:ナマコブシR)
ただの鏡に見えてるけど・・・
機体名の通り「ハーフミラー」で作られたもの。(「マジックミラー」とも言う)
なのでLEDによる文字を投影してみた。
からくりは単純。
ハーフミラーは明るい方から暗い方へは光を通す。
だから、内部の光源を鏡面に投影できるというスマートミラーなどで使われている仕組みを流用。
今回はLEDバッジ(後述)を光源として使用したので文字が投影できる。
ちなみに、ハーフミラーは東急ハンズで購入した。
ギャラリー:各アングルから
ギミックがバレたところで、投影状態で機体の各方向から。
おなじみ斜めアングル。
側面。
最後に、唯一「何かがある」感がする後方。
LED部分
今回、発光にはLEDバッジを仕様した。
様々なメーカーから出ているけど、今回はShigezoneで売っていたものを使用した。
使い方は電源スイッチを入れればLEDが発行して文字を表示。
PCとUSBで繋いで専用ソフトを使えば、表示する文字を自由に設定可能なスグレモノ。
フリックスへは後方の穴からLEDバッジをそのまま差し込んで装着。
LEDバッジを取り外すときは、機体の裏側前方にある穴から指で押し出してあげればOK。
LEDバッジを装填しているだけなので、同サイズのLEDバッジと交換すれば色の変更もできる。
「(・大・)」をピンクで表示したいという理由だけでピンクのLEDバッジを買ったと言っても過言じゃない。
フリックスとしての性能
ベース&シャーシは「レイコンデンサー」でも使った、「マルチベースシステム」を採用した。
機体にベースを取り付けるスペースが設けられているので、必要に応じて好きなベースを取り付けて使える。
なので理論上は超特殊なものを除けば全てのシャーシに対応。
ワイドベース装着時。
ワイドでもこれだけ余裕があるので少し幅広に作りすぎたかもしれない。
残念ながら、ただの直方体な上に、重心高め、重量自体も軽めということで、実践性能はほぼ皆無。
とはいえ、運搬は容易というメリットも一応ある。
装飾:「インフェリア」パーツ
ただの箱というのも寂しすぎたので、機体っぽくまとめるために、とりあえず懐かしの「インフェリアナックル」のパーツを付けてみた1日限定バージョン。
貼るだけで「何かの機体っぽさ」が出せるインフエリアパーツは本当に便利。
さいごに
この機体の時点では1発ネタの域を出ていないのが実情だけど、この機体を作って遊んだおかげで、ハーフミラーの実運用上の特性や、加工の特徴が把握できたのは大きな収穫。
やはり試作は大事。
今回の経験を踏まえて、ハーフミラーを利用した無限回廊は「オカルトアソート」に。
LEDバッジと合わせた同一のギミックは「エテルニック=ルミネッジ」に引き継がれていくことになる。
以上、ハーフミラーボックスの紹介でした。
追記
2020/5/18 エテルニック=ルミネッジへのリンクを追加
- 2019/11/30 すなわち5ヶ月以上前[↩]
- ユージンさんが提唱している次世代おはじき競技玩具。フリックス・アレイについての詳細はフリックス・アレイ公式を参照。[↩]
- 素材の特性確認・ギミックの検証用[↩]
- 一応「マジックミラーのマシン」と言うと別のものを連想される傾向があったので避けた。[↩]
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