ユージンさん(@masaiyuji)が提唱したおはじき競技玩具「フリックス・アレイ」。
競技人口も増え、全国各地にプレイヤーも増えてきた。
そんなわけで統一環境の需要が高まって来たので、多くのフリッカーの知恵と力を集めて「デベロップフィールド」が開発された。

フィールド開発にあたり、入手性を踏まえて市販のJEJアステージ製の「レジャーテーブル(幅約90㎝)」をベースに使用し、フェンス等の追加部品を実装する方式にした。
その中で、自分は「取っ手部分の穴を塞ぎつつ、壁を取り付けられる専用の部品」を担当。
ユージンさんと議論と試行を重ねて、競技バランスを面白くしつつ、使い勝手がいいことを目標に3Dプリンタ製の部品を開発したので、公開します。

入手方法(配布)
フリックス・アレイという文化の発展を応援する為、3Dデータを無償公開します。
各自ご自由にご利用ください。

※フェンス等、穴塞ぎの以外の部材についてはフリックス・アレイの公式にお問い合わせください。
特徴
①ピッタリハマる
専用に作った物なので、取っ手部分にピッタリとハマります。
取っ手部分に・・・

蓋状の部品を嵌めて・・・

爪状のクランプでテーブル蓋を挟み込むように固定して・・・

壁を付けたら取付完了!

②強い衝撃で外れる
基本的には壁として機能しますが、非常に強い攻撃を受けると外れるように調整しました。


これにより、実行難易度はかなり高めですが、攻撃型が取れる選択肢が増えるとともに派手な展開も起こるようになりました。
③机の足の中に収納できる
部品の裏面にテーブル足の裏側のモールドに合わせて溝を設けたので足の中に取って塞ぎ部品一式を収納できます。
この足自体がレジャーテーブルに収納できるので、持ち運びに便利!
組み立て手順
必要なもの
物 | 説明 |
---|---|
印刷したデータ![]() | こちらからDLしたSTLファイルを印刷してください。 |
壁![]() | スチレンボードやプラ板を用いて壁を作成してください。 |
四角板ナット M3![]() | 推奨品:IO-151 |
化粧ネジ M3![]() | 普通のビスだと壁の取り外しが面倒なので、化粧ビス推奨。 推奨品:JO-101 プラスチック化粧ネジ NO.1 シロ M3×8mm |
作り方
①爪部品(クランプ)
上下の爪を印刷して、下爪の中に上爪を入れてください。
※精度によってはかなりシビアです。適宜削ったりして調整してください。


差し込んだら、上下の爪の凹みに輪ゴムを巻いてください。
(推奨:モビロンバンド)

以上で爪部品は出来上がりです。
これを4個用意してください。
②蓋部品
蓋部品の四角い穴に角ナットを入れてください。
印刷精度によってはかなりシビアです。適宜削ったりして調整してください。

この部品を組み立てるにあたって一番難しい部分です。1
ケガしないように気を付けて作業してください!

手前の丸穴と角ナットの中心を合わせたら化粧ネジを差し込みます。

2か所に化粧ネジを付けたら蓋部品の完成です。

これを2組用意します。
③壁
以下の形状を参考にプラ板を切り出してください。
これも2組使用します。


さいごに
以上、新型フリップバリケード「デベロップフィールド用とって穴塞ぎ」の紹介でした。
デベロップフィールドを作る際はぜひご活用ください。
- 参考までに自分は、はんだごてで部品を熱して埋め込んでる。[↩]
コメント