先日購入したポケットモンスター サンがおもしろかったので、その思い出をフリックスで表現してみました。
なまこポケモン
ナマコブシ
……ぶっ
ナマコブシと いえば (ある意味) 今作の 名物ポケモン!
得体のしれない妙な生き物感はあるけど純粋にかわいいようなデザイン。
のわりに、口から手の形をした内蔵が出てくるという妙に前衛的な設定。
でもその手(内蔵)の動きがやたらとかわいく感情豊かでやっぱりかわいい、そんなポケモン。
設定&特性もナマコモチーフらしく「とびだすなかみ」というインパクトのある新特性。
とびだすなかみ:たおされたときに残っていたHP分のダメージを与える。
そして
55 60 130 30 130 5
という某ツボツボを彷彿させる偏ったステータス。
流石にツボツボより尖ってはいないけど、速度は同速の全ポケモン中ワースト1位タイ。
これは、惚れざるを得ない。
ぶっちゃけ今作を購入に踏み切った最大の要因だし、前半のモチベーションはナマコブシを捕まえるための旅と言っても過言ではなかった。
ちなみにモブキャラとしてのナマコブシの登場は最初の町のトイレから登場。
その後のビーチとかにもいるのでどこにでもいそうなイメージが付くけど、実際のエンカウントは出現地域が少ない上に出現率が低く割とレア。
ナマコブシ投げ……そのナマコブシを捕獲させてくれ!と何度思ったことか……
それほどナマコブシが気に入ったので、ナマコブシグッズという事でフリックス化。
といってもツボツボと違ってナマコブシのグッズ化は恵まれてそう。
なんせ作中の背景に観光地グッズや、抱き枕(4000円)があるくらい。
(ツボツボもツボツボポットがミアレシティにあったけどリアルでは音沙汰なしという実例があるけど)
ぶっし……
フリックスは、ユージンさん提唱の次世代おはじき型競技玩具。
某タブレットケースをベースにすることで、誰が作ってもボディとシャーシの互換が維持できるので、カスタマイズ性も豊富。
自主企画らしく、玩具の規制が厳しいこのご時世にかかわらず、レギュレーションは基本的に某タブレットケースをベースにサイズと重量さえ守ればOK。詳細は上記リンク先を参照。
モチーフも自由なので、通常はマシンVSマシンみたいなビジュアルになるけど、時に煎餅VSアザラシとかにもなりうる競技。
主人公はナマコブシを 海に 放り投げた……
ぶにゅう!
ナマコブシをフリックスのフォーマットに落とし込んだ理由は、「造形が難しくなさそうなので、ナマコブシを自作フィギュア化してみたかった」「せっかくだしフリックスにしてしまえ」という思い付き。
フリックスとして使ったとしても並以上の性能が確保できそうだったからというのも、実際に作るのに踏み切った理由。
「モチーフ」というレベルではなく「そのものを模った」キャラものフリックスは割と貴重。
機体名はあれこれ考えたけどナマコブシとしか思えないので、そのままナマコブシで問題ないと思う。
ナカミィ……
全体スペック
全長10cm。
ポケモン図鑑の高さ(0.3m)が何を示しているかわからないけど、ナマコブシの全長を示しているのなら1/3の長さくらい。
体積で考えると1/9サイズくらいのナマコブシ。
重量は71.7g。
レギュレーション(72g)ギリギリ。
ボディ「ナマコブシ」
ナマコブシそのもの。
ケースはワイドフォーマットを使用。
パテ造形なのでパテ造形機らしい無難な強さ。
ただし丸みを帯びてる形状なので、相手に潜り込まれやすく、アッパー系の投げ飛ばされる攻撃には弱い。
原作でもナマコブシ投げというバイトがあるぐらいナマコブシは投げるものなので、地味に原作再現。
重量の都合+思いつかなかったので、とびだすなかみギミックは泣く泣くオミット。
とはいえ、パテ造形機の「どんな相手と対峙しても影響を受けにくい安定感」のおかげで「てんねん(隠れ特性)の方」と言い張れなくもない。
てんねん:相手の能力変化の影響を受けない。
少しでも軽くするため見えない内側を削っている。
シャーシ「ノーマルシャーシ」
重量の関係上、現状少し色を塗っただけのドノーマル。
重量パテ造形ボディとノーマルシャーシなので、操作性は非常に良い。
本当は移動しない習性のナマコブシらしく超グリップ、あるいはギャップを求めてベアリングによる超機動にしたい。
シュートポイント「ウエイトラウンド(ナマコ仕様)」
シュートポイントに丸みのあるでっぱりを付けた形状。
本来のナマコブシのこの部分は立体的だけど、フリックスのシュートポイントのレギュレーションの関係で平べったくした。
滑らかにせずあえてぼこぼこにしているのは少しでもふわふわ(?)した立体感を出すため。
パテ造形なので地味に重量があり、全体の重心バランスを整えるのに貢献。
形状が形状なのでストレートシュートは困難。
その場から動かないスピンシュートはやりやすい。
やっぱり素早さ5。
ちなみに、そこまで大きくは無いのでピンチングシュートも困難。
ビーチから ナマコブシは いなくなったみたいだ……
というわけでナマコブシフリックスでした。
とびだすなかみは再現できなかったけど、全体的にナマコブシらしさは再現・表現できたと思う。
せっかく作ってお気に入りになっている機体だけど、版権的によろしくないので、こいつでのフリップコンテスト参加は残念だけど見送りかな……
メイキング編に続く。
追記:後継機(2017/4/29)
よりナマコブシを目指した後継機も作成しました。
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