久々にビーダマン改造。
ストリーム=ドラゼロスのローラーホルパによる滑らかな2点射。

トリプル=ギルシオンの3発同時発射。

これらを合わせたら楽しいだろうな・・・と発売当初から思いつつも、長年実現できなかった1つの夢。
6発同時連射ビーダマンを形にしてみました。
トリプルストリーム=ギルシオン!!
またの名を「6連ギルシオン」。
概要
その名の通り、トリガーワンストロークで6発同時発射(2点射×3列)できるのが特徴。
ストリームのローラーホルパのおかげで、6発同時発射をスムーズに連発できる。
慣れれば1秒間に4回ストローク出来るので、秒間24発連射可能。
せっかくだから塗装とか検討したいので、今はデザイン面は保留。
特にギルシオンにこだわりは無いので、今後どうなるかは未定。
マガジンには以前玩具会で偶然編み出された逆付ツインマガジンを使用。
これにより本体の本体を裏側からも固定できるので、全体の強度も上昇。
大型マガジンなので、初期型のボンバーマンビーダマンと比較するとボリュームが凄いことに。
材料が揃うまで
やりたかったけど、ギルシオンやストリーム=ドラゼロスが安定供給されていた当時はまだ学生。
財力的に多々買いするのは辛くて尻込みしているうちにシリーズ展開が終わり、esビーダマンは市場から消え去ってしまった。
そもそも当時はまだ調整ストリームコアの高性能っぷりやギルシオンのメリットに気付けていなかったし、たとえ素材を入手できたところで形にする加工方法も持っていなかった。
時がたち、ビーダマンを多々買い出来る程度には財力に余裕が出て、工作環境も整ってきたときには、今度はどこにも在庫が無く入手できないありさま。(プレミア価格ではあったけど改造素材用としては流石に手を出せない。)
とはいえ、どこかに出かけた際の付近のおもちゃ屋探索でトリプル=ギルシオン×1、ストリーム=ドラゼロス×1は確保していたけど、必要なストリーム=ドラゼロス・・・というかストリームコア×2、ツインマガジンが入手できず頓挫しかけていた。
ツインマガジンとストリームコアは愛機をばらすという選択肢もあったけど、バサラさん気分が味わえなくなるので論外。
今回、いつも通り出かけ先のおもちゃ屋に寄り、軽く在庫状況をtwitterでつぶやいたところ、北海道札幌のおもちゃ屋さん「ToyCommunityShopあーさん」様(公式ページ)より、
クロビーに需要あるならうちの在庫も捌きたい・・・w
何か欲しいのあったらぜひDMで(露骨な宣伝 pic.twitter.com/YrVtZfurbh— ToyCommunityShopあーさん (@TCSAASAN201212) 2017年12月13日
という連絡を頂く。
(※2018/10/10追記:twitter経由での販売は完売したみたいです。)
詳しく話を聞いてみると、探していたストリーム=ドラゼロスの在庫がちょうど2つ!
ツインマガジンもある!
という事で銀行振込経由で購入して送っていただき、ついに材料が揃った!
探し求めたストリーム=ドラゼロス。
ブリスター入りは久々に見た!
完成まで
方針は決めつつも詳細は決めずにアドリブで工作したので、写真は少なめ。
ストリームコアの加工
以前「ストリーム=ドラゼロス改」としてやった方法で安定した発射・滑らかなリロードが可能な改造ストリームコアを3つ用意。

以前のと合わせて改造ストリームコア×4
この時点ではストリームコアベースにギルシオンセンターコアの接続パーツを溶着する予定だったので3つ作ったけど、途中で方向転換することに。
トリプル=ギルシオンの組み立て
とりあえず、トリプル=ギルシオンを組み立てる。
センターコアのストリーム化
合体機構をそのまま使える。
分割できないと後々メンテナンスが出来ない。
センターコアの分解可能なホールドパーツ機構にストリームのホールドパーツを取りつけること自体は無改造で可能な事に気がついた。(装填・発射は不可)
というわけで、センターコアをストリーム化する方針に方向転換。
まずはダブルバースト可能なストリームコアのトリガーを切りだし。
あとはひたすらセンターコアのホールドパーツ干渉部分+トリガー取付け箇所を切り削る。
途中の思いつきでセンターコアの先端にストリームコアの先端を移植。
今回付ける計画は無いけれど、センターコアにもバレルの装着が可能に。
同色なので違和感も少ない。
ついでに、改めて改造ストリームコア同様のリロード対策と、ホルパ下がり対策を施す。
分解構造の維持、分割時のバランスを考えた結果、最終的にこんな分割のセンターコアに。
仕上げ
センターコアさえ完成すれば完成したも同然。
ストリームコアを付けた左右のビーダマン(所謂「ストリーム=ドレイク」「ストリーム=スタリオン」)を組み、合体させればほぼ完成。
とはいえ流石にバランスが悪いのでマガジンスタビライザーを付けたほうが安定する。
ところが、ギルシオンの3連結大型トリガーとマガジンスタビライザーは干渉してしまうので干渉部分を切りとる。
他にも運用上邪魔になる部分は切除。
後は地味だけどひたすら微調整。
調整した工夫箇所は後述。
それにダイレクトローダーマガジンで作った合体マガジン+システムマガジンを装着。
工夫点
左右分割機能の維持
上でも描いたけど、分割方法こそ最大の工夫点。
せっかく合体機のトリプル=ギルシオンがベースなので合体分離ギミックは残したかった。
というよりも、分解は後々のメンテナンスの事も考えると必須なので分解できるようにした。
その結果がこの分割方法。
もちろん左右を個別機体としても遊べる。
画像が増えてきたので分離合体の詳細はまた次回に。

センターコアのeチャージ
センターコアに接触する腕パーツにゴム板を装着。
これによりセンターコアの発射時の広がりを抑制して、左右へのブレを軽減しつつ威力が安定化。
さらに全体を締め付けた力(eチャージ)がセンターコアにも伝わるように!
センターコアホルパの分離防止
このコアの弱点はセンターコアホルパの分解機構の関係上、たまに連射中に左右が分離してしまい急激な威力低下してしまう事。
接着すれば簡単に解決するけど、それだと分解できなくなってしまう。
なので、合体のジョイントパーツにプラ版による追加パーツを取りつけて、分解しにくいように調整。
こだわりは、貼ったり剥したりという手順なく、ギリギリ元々のスライドだけで付け外し出来る高さにしたこと。
性能
残念ながらまだガチの対人戦は出来ていないので1人遊び時点での感想。
冒頭の通り瞬間最大連射力はモーターすら超える圧倒的面制圧性能。
弾幕形成性能は非常に高く、ただ連射しているだけでも爽快感は抜群。
このカスタムだと各コアに10発ずつは補充できるので
5回発射できる。
スムーズに30発撃ち切れると最高に気持ちが良い。
逆に言えば、同時発射数が多いので燃費は非常に悪い。
ブレイクボンバーの初期持ち球12発はたった2ショットで使い尽くす。
逆ツインマガジンのおかげで、個別に込めるよりは大分マシとは言え、リロード時間もネック。
あまりにも大型なため片手で連射は不可能。
必ず両手打ちを要求されてしまう為、片手で連射中にもう一方の手でリロードして撃ち続ける事も残念ながら出来ない。
現在抱えている問題は、分割方法の都合上、発射時にセンターコアが一瞬少しだけ開いてしまう事。
今も一応逆ツインマガジンのおかげで気にならないレベルに軽減されてはいるけれど、もう少し左右センターコアのロック方法を改善した方が良いかもしれない。
さいごに
長年のイメージ上のあこがれが現実化。
笑えてくるくらいの連射力。
大人の手でも収まらないボリューム感。
久々に手に持って、ただ撃っているだけで心の底から楽しいと思えたビーダマン「トリプルストリーム=ギルシオン」でした。
何はともあれ、早く猛者たち相手に実戦テストしたい・・・
最後になりましたがあーさん様、
探し求めていた機体を売ってくださり、本当にありがとうございました。
コメント
こちらこそお買上げありがとうございます。有効活用されたようで何よりです。
もしまた何か入り用あればDMでご連絡いただければ幸いです。
>TCSあーさん
しっかりと有効活用させていただきました!
また必要な物が出たら連絡させてください。
今回は本当にありがとうございました。
いつか実際に戦ってみたいものですね。