2017/6/25に幕張メッセで行われた次世代ワールドホビーフェアでレジェンドスプリガン・7・Mrを入手してきました。
せっかくの長時間並んで入手した先行販売品なので、遊んだ経験をもとに簡易レビューしてみる。
レジェンドスプリガン・7・Mr
ベイブレードバーストでは初となる両回転対応ベイ。
両回転はバランスっぽい所はあるけれど、まさかのスプリガンが両回転仕様化。
シリーズ初期モデルだから四転皇モデルとしては地味だった前世代と異なり、目玉として大々的に宣伝する枠に。
デザインも斧モチーフを全面的に押し出す感じになった。
参考:前世代
レイヤー:レジェンドスプリガン(lS)
↑シールを貼る前。
わりと細かいシール有。
一部にひし形のシールがあり、貼る向きに注意。
回転方向を司るのはレイヤーなので、必然的にベイバ初の両回転対応レイヤー。
神能力(ゴッドアビリティ)もそのまま「デュアルスピニング」。
回転方向切換ギミックについては後述。
ロックは攻撃系ドライバーと合わせれば固めではあるけれど、標準のマージだとかなり緩め。
スマッシュ(左回転)、アッパーの形状(右回転)と、回転方向によって攻撃スタイルが変わるという特徴もある。
どちらの形状も見るからに極端で、実際強いのでどっち方向に回転するかは割と悩ましい所。
(更に言うと左回転アッパーや、右回転スマッシュもやりたかった・・・)
パッケージにも書いてあるけれど、残念ながら内蔵のメタルチップは取り外し不可。
ディスク:7
可もなく不可もなく。
性能が低いってわけでは無いけれど、あえて使うメリットが今の所見いだせない・・・
フレーム:無し
残念ながら無し。
フレーム:マージ(Mr)
角度、回転方向によって動きが変わるバランス系のドライバー。
マージ(merge/合併する)。
フュージョン(fusion/融合する)、ユナイト(unite/合同する)と続く、「性能が混じりました感ある名前」も健在。
ユナイト(コートシャープ)愛好家的には待望の、後続的なパーツ。
文字で言うならばユナイトが、スパイラル形状のゴムになったVer。
ゴムもやわらかめで食いつくので動き的には可能性を感じる。(削れやすい?)
(ほぼ)初期状態だとシャープ軸部分がほとんど出てないように見える。
これでも正常に性能を発揮しているのか、削れることで覚醒するタイプなのかは割と気になるところ。
ただ、残念ながら内蔵のバネが弱め。
素のレジェンドスプリガンを組んだ時にロックが弱く感じたのは、このドライバーのせい。
ランチャー:ライトランチャーLR+LRワインダー
ライトランチャーLRは1つのランチャーで両回転を打ち分け出来るランチャー。
今まで右回転機と左回転機両方を持ち歩いている場合、ランチャーも左右用それぞれ用意する必要があったけど、コレ1つだけでOKになるというのは持ち物量的意味でありがたい。
「ライトランチャー」という名前だけど、印象はソードランチャーに近い。
回転方向の切り替えは、ワインダーを差し込む穴が二か所あり、それにより回転方向が変わるシンプルな方針。
LRワインダーはライトランチャーLR専用のワインダー。
また、レジェンドスプリガンの回転方向を切りかえる為の道具としても使用する(後述)。
長さ、固定方法等はソードランチャーのワインダーとほぼ同形状。
重ねてみてもほぼ同じ。
なのでグリップしたときの感覚は非常に近い。
ワインダーの歯の付き方はソードと違って剣先(?)には歯があるけど、根元には歯が無い。
何気に歯の量はソードのパワーモードよりもやや少ない程度。
ギア比(ワインダーを引いた距離に対する回転量)は、ライトランチャ―とほぼ同じ。
ソードランチャーとはワインダー差し込み穴の形状が違うので互換性は無い。
おまけ:ラバーランチャーグリップ レッド
イベント限定品。
スプリガンとセットではないけれど実質専用カラーなので一緒に。
赤色同士なので、今回のライトランチャーLRととてもマッチする。
「イベント限定」であって「次世代限定」ではないので、しばらくは入手機会がまだまだありそう。
回転方向切換ギミック
お待ちかねの回転方向切換ギミックについて。
レイヤーを裏側から見ると「LR」のマークと、引っかけて回せそうな爪がある。
引っかけて回すことで、ロック部分とランチャーをひっかける部分が移動し、回転方向が切り換えられる。
切り替え光景はこんな感じ。
注意点は、ワインダーをかける爪が意外と細いので、回す向きを間違えたり力を入れ過ぎたりすると簡単に折れてしまい、モードチェンジが出来なくなってしまう事。
カスタマイズ例
レイヤーはバネの固い攻撃系と合わせるとロックの緩さが無くなり、攻撃タイプのレイヤーとして遊べる。
遊んだ限りだと高さを低く出来る「覚醒ヴァリアブル」と相性が良かった。
シュート角度によって変幻時代に動きが変わるという特性を使いたいなら、マージの代わりにユナイト使うのもロックの強さ的な意味でオススメ。
逆にマージを活かすには、マージを付けてもロックが固いレイヤーと合わせないといけない。
そして、それにマージを付けるくらいなら別のドライバーを付けたほうがロックが硬く強いというのが切ない所。
さらにスパイラルな形状で暴れたいとなると、左回転機に絞られてしまうのがネック。(L2もdFもホールドと相性が良すぎる)
実戦性能は未検証だけど、ドラグーンSだと割と固くロックできる。
というわけで、まだまだ解析しがいがありそうな、レジェンドスプリガン・7・Mrでした。
なんやかんや言っても、回転方向切換ギミックは面白いし、持ち物削減的な意味でライトランチャーLRは便利。
ただ、レイヤーもランチャーも目の前で破損するのを見てしまったから、偶然の個体差だったとしても強度的に不安ありという印象がぬぐえない・・・。
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