先日遊んでみて意外と面白かったベイブレードバーストの遊び方
弱い機体を作った方が勝ちルール
について書いてみる。
ルール
基本的なルールはタイトルの通り
弱い機体を作った人が勝ち。
非常にシンプル。
事前準備
①通常とは逆に、自分の中で最弱と思われる組み合わせのベイ(機体)を用意する。
対戦
①試合前に相手の用意した機体と自分の用意したベイを交換する。
②交換状態でシュートする。
すなわち、自分のベイを相手が、相手のベイを自分がシュートする。(重要)
③負けた機体の所持者が勝利。
ブレーダー基準で考えるなら勝った方が勝利。
メリット(面白い所)
ブレーダー自身は勝ちに行く必要がある
単に負けたほうが勝ちなら意図的なシュートミスを起こせばいいだけの話。
ところが、本ルールは相手のコマを使って自分のコマに勝ちに行かないといけないのがポイント。
勝つためにはブレーダー自身はいつもと同じく真面目にシュートする必要がある。
なので、ブレーダーのテクニックは重要。
「狙ったところに落とす」、「勢いよく回す」という基本的なテクニックはそのまま。
努力した人が強いという当たり前のパワーバランス。
バーストが勝つための選択肢になる
本来のルールでのバーストはどちらかというと、運悪く発動したら負けな要素。
ロックが緩いベイは問答無用で使いにくい機体に分類されてしまう。
意図的にバースト勝ちを狙う戦術を取れないこともなくは無いけど、非常に運が絡む。
その点今回のルールではバーストしやすい組み合わせのベイを用意するというのは立派な戦術。
シュートしずらい事すらメリット
正直ベイブレードバーストで遊んでいると、一部の機体で、「シュート時にシューターに引っかかってしまいシュート出来ない」という萎える場面によく遭遇する。
このルールでは、相手にシュートミスさせるのすら戦術の一つ。
シュートしにくいという事すらメリットに出来る。
もっとも、シュートが上手い人相手だとこの戦術は意味をなさない。
傍から見ててわかりやすい
試合前に交換をしているとはいえ、傍から見れば勝った方が勝ちの普通のバトル。
意図的なバースト(される)狙いとかのせいで、本来のルールよりも派手な場面がおこりやすいので、一見さんが傍から見るならこっちの方が面白いかもしれない。
普段使わない機体を使う機会になる
新たな発見があるかもしれない。
相手が指定する以上、嫌いじゃないけど自分からは積極的に使わない・・・そんなベイを使うきっかけになるかも。
使えば使うほど強くなる
ベイバは使えば使うほどレイヤーのロックパーツが削れて少しずつバーストしやすくなってしまう。
なので、開封直後が一番強いという、少し悲しいゲームバランスなのが現状。
このルールではバーストされることは勝利。ロックが削れることは完全なメリット。
なので、一つのレイヤーを使い込めば使い込むほど有利になっていく。
勝った時の爽快感はかなりある
最強のベイブレードなんてものはおそらく存在しないし、存在しちゃいけない物だけど、
最強のブレーダーなら存在しうる。
最弱のベイでも、強いブレーダー。
・・・個人的には非常にかっこいいと思う。
意外とバランスは良い
やってみると、弱い組み合わせを探すのも、勝ちにいく組み合わせを探しに行くのと同じくらい奥が深い。
少なくとも一強という事はなさそう。
欠点
愛機感にかける
自分の機体を自分で使うわけではなく、相手に使って貰うルールである以上、『愛機と共に戦っている』という競技玩具お馴染みの感覚は薄い。
一応共闘してる関係にはあるし、「長年使いこんだ相棒」というシチュエーションがメリットになる状況ではあるけど・・・
なんやかんやでヘビー
自爆バースト狙いならヘビーは強パーツ。
ヘビーの所持枚数が少ない場合、『普段使わないパーツで組むからそのまま保存できる』・・・と思いきやヘビーは使いまわさないといけいという事になるかも。
まとめ
弱い機体を作った方が勝ちルールも意外と面白い。
というわけで変則ルールでした。
機会があったらやってみてください。
おまけ:このルールで遊んでて強かった機体
あくまでも一例、もっといい組み合わせはまだあるはず。
・ストームスプリガン・ヘビー・エクストリーム
自滅バースト狙い。
・エクストリーム・ウイング・エッジ
偏心+フラつきだしてからの粘りが弱いのコンボ、軽量なので飛ばされやすい。
コメント