2021/9/25 ビーダマン大会@仙川ドリム参加レポ

おもちゃ(ビーダマン)玩具オフ
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また更新が空いてしまったけど、ありがたいことに熱い要望をいただいたので、久々の更新。1

2021/9/25(土)、仙川のドリムさんで行われた、ヨッシーさん(@yamazin_4wd)主催のビーダマン大会に参加してきました。

おおまかな流れは前回と同じなので、前回の記事も参照。

2021/7/24 ビーダマン大会@仙川ドリム参加レポ
前回の更新からかなり間が空いてしまったけど、久々の更新単純に忙しいのと開発・工作に重点を置いていたため。。 2021/7/24(土)、仙川のドリムさんで行われた ヨッシーさん(@yamazin_4wd)主催のビーダマン大会に参加してきま...

イベント概要

今回も純正改造機、いわゆる魔造機、フルスクラッチ機、電動フルスクラッチ等、何でもありなビーダマンの大会
何でもありだと本当に何でもありになりすぎてしまうため、今回は2つのクラス(部門)に分け、それぞれ複数の競技から選択して行う方式で行なわれた。
それに加え、前回の残りであるエキスパート部門の決勝戦も実施した。

クラス(部門)

今回行ったクラスは以下の2つ+前回の残りのエキスパートの決勝。
自主レギュレーションとして「公式バレルを除いた機体の全長が150mm以内」という制限で行った。

・レンタル
レンタル機として各自が弾速10km/h程度の機体を持ち寄り、それらを借りて戦う部門。
貸出機を使うので、ビーダマン初心者や、久々すぎて愛機の用意ができない人でもお手軽に参加できる
その場で機体を選ぶので、機体特性やその場での発送・判断力が問われる。
基本的に純正+改造程度の機体を使用するため、比較的オーソドックスで一般的なビーダマンに近い部門。
・スタンダード
前回は「リミテッド」と呼ばれていたもの。
魔改造解禁。
ただしスマッシュトリガーと電動機を制限した部門。
ビーダー自身が用意した相性のいい「愛機」を使えるだけあって、より熾烈な戦いが繰り広げられる。今回は「全ての競技を同一機体で行う」というルール有。
パーツの換装はOKだけど、ネジによる組み換えは禁止
万能な対応力が要求される。
・エキスパート
前回は「オープン」と呼ばれていた、電動スマッシュトリガーを解禁した魔境
機体性能とビーダーの技術の粋を極めた、異次元の騒音と共に桁外れの点数の試合が展開される。
あまりの魔境っぷりに「エクストリームクラス」とも揶揄される。

競技内容

今回やった競技は9種類

シューティングサッカー2種

ヨッシーさんが開発した電動の現代版シューティングサッカー。
電動ギミックで開閉するゲートにビー玉をたくさん入れる競技。

これを使った競技が2種。

概要
セルフモード予選で使用。
左右のターゲットを撃つとゴールが一定時間だけ開くので、その間に連射を打ち込む競技。
パワー不足で不遇気味だった連射特化機体が輝ける。
バトルモード2組並べてリアルタイム疑似対面バトルをするモード。
左右のターゲットを撃つと「相手の」ゴールが一定時間だけ閉じるので、妨害しつつ自分はゴールに連射を叩き込む戦略性の高い競技。

B-Battle Station系5種

ヨッシーさんが開発した、かつてのJBA公式大会をで使われていた「スーパークレーシューティング」を拡張した電動ターゲット「B-Battle Station」

YBA第壱研究所開発
No.02 B-バトルステーションYBA第壱研究所よりお送りする量産マシン第二弾、「B-Battle Station」です。これは1997~2001年のスーパービーダマン時代に全日本ビーダー選手権の決勝競技として使われた「スーパークレーシュ

それを使って「クラシック」「B-shooting」「Flash ban」「Flash ban-B」「Flash ban EX-B」の5種類の競技に使用。

今回は機構や液晶部分をしっかりガード

今回から登場した「Flash ban-B」と「Flash ban EX-B」は間違ったものを撃つと減点の高難易度モード
単純な連射とは異なる緊張感が展開される。

似ているようで戦略性の異なる5つの競技を簡潔にまとめるとこんな感じ。

概要ターゲットディレイパワー判定減点
クラシックかつてのクレーシューティングの感覚を再現した競技。
どれでもいいので3つのターゲットをとにかく撃つ。
ディレイが長めなので発射のリズムが大事
3つどれでも
(約0.5秒)
B-shootingクレーシューティングを元にディレイを小さくしパワー判定要素が追加された競技。
運要素が少なく、理論上は最大の得点が出る競技。
3つどれでも
(極僅)

3段階
Flash ban光ったターゲットを素早く撃つ競技。光ったもの
Flash ban-B光ったターゲットを素早く撃つ競技。
ただし、間違ったターゲットを撃つと減点。
光ったもの
Flash ban EX-B光ったターゲットを素早く撃つ競技。
パワー要素判定がある。
ただし、間違ったターゲットを撃つとパワーに応じて減点。
光ったもの
3段階

3段階

どの競技も命中率が高く安定して連射できる機体が有利2

ロングブリッジ5

4.5mほど離れたターゲット狙撃する競技。


今回は持ち球が5球横に並んだ5つのターゲットを打ち抜く方式。
最高点は5点。
極めて命中精度が要求される。
そもそも台が平坦ではないため、難易度が高い

ピラーズブレイク

ヨッシーさん考案3のオリジナル競技。

持ち球12発をうまく使って、サイコロのように面ごとに異なる点数が書かれたターゲットを撃ち、高得点を目指す競技。
点数の集計方法は、机の上にあるターゲットの上面の面の合計値
目の中にはマイナス点4があったり、倒れやすいのに倒さなければ高得点のターゲット5があったり一筋縄ではいかない。
狙撃能力+状況判断力(+最低限のパワー)が問われる。
今回の競技の中では運要素が大きく一発大逆転が起こりやすい

試合形式

今回も「競技に挑戦できる回数が決まってる予選(チケット制)」「決勝トーナメント」の2段階方式。

・予選
事前に選ばれた3種類の競技から、自由に選んで4回挑戦
(どのクラスで何の競技が選ばれたかの詳細は後述。)
各競技の上位4名にポイントを配布6
ポイントの合計を加算して上位4名が決勝トーナメントに進める
挑戦数が限られるので、得意な競技に何度も挑んでスコアを伸ばすのを狙って7一つの競技で高順位を目指すもよし
バランスよく3つ全部の競技に挑んで、複数の競技に入賞目指すもよし
いい意味で自由度が高い
・決勝トーナメント
レンタル部門では、シューティングサッカーのバトルモードで一発勝負。他の部門では、予選で行った競技を交互に選んでタイマン3本勝負
2点先取で勝利。
自分の得意な競技で確実に勝つのが基本戦略。

 

今賀先生

ビーダーにとっては伝説的な存在である今賀俊先生(@imaga3)が、今回も色紙を持ってサプライズ訪問


色紙のキャラはビリーサラーという、ずば抜けてレアなもの

(先生曰く単独の色紙は初めて書いたかもしれないとのこと)

前回と合わせて、着々と揃っていくチームガッツ。

今回は開会から参加してくださった。
前回よりも試合に対してガチな雰囲気過ぎたせいか、前回ほどファンミーティング的な空気にはならなかったけど、その分競技や参加者が作った機体に触っていただき、超性能を満喫して頂けた

大会結果

今回の大会も大盛況。非常に激戦が繰り広げられた。

レンタルクラス

予選の挑戦権は4回
予選の競技は「シューティングサッカー セルフモード」「Flash ban-B」「ピラーズブレイク」の3つ。8

レンタルクラスは提供されている機体を使うルール。
いかに提供されている機体で最適解を見つけるかがカギになる

今回提供されてたレンタル機たち。9

レンタルクラス決勝戦に残ったのは「picoさん(@pico_admira)」「ハクジョウさん(@HK_jyo)「ほうじ茶さん(@toastedtea)10に加えて、新規参加の「グリーンさん(@sinnkumidori)の4人。

決勝戦の競技は参加者全員初見の「シューティングサッカー バトルモード」。

決勝戦で目立ったのは以下の2体。

・メタルフォース=ドラシアン

ヘリカルサーバー搭載。
世界大会決勝戦でも使われたメタルフォースコアのおかげで、バランスよく扱いやすい機体。
優勝に貢献した

・ノーチラスポセイドン

非常に癖が強いが連射に特化した機体。
使いこなせればサッカー系の競技でハイスコアが狙神機種だけど、慣れてないまともに扱えない地雷機種。
ヘリカルサーバーを搭載。

初見ながらも、戦術を素早く編み出して優勝したのはpicoさん
相手の盤面を見ながら、タイミングよく相手を妨害するのがすごく上手だった。

レンタルクラスの最終スコアはこんな感じ。

自分は予選1位の決勝2位。非常に悔しい。

スタンダード

ここから各々が開発した兵器が解禁

予選挑戦回数はは4枚。
選ばれた競技は「ロングブリッジ5」「クラシック」「Flash ban EX-B」の3つ。

景品としてビリーの色紙がかかっているだけあって、こちらも予選から全力。
本来高難易度のはずのロングブリッジ5でパーフェクトが何件も出るぐらいには極まってきてる。

決勝戦に残った4人は

・picoさん

スコープを搭載。
スコープとペットボトルマガジンは切り替え式で、狙撃にも連射にも対応可能。
動滑車を用いたプル式パワー機構搭載のトリガーが特徴的。(解説)

・ハクジョウさん

ミラーを用いて斜めに取り付けたドットサイトが特徴的11
サイドにヘリカルマガジンを搭載し連射もばっちり。

・ヨッシーさん

バレル側にドットサイトを装着し、トリガー側を短くすることで全長をクリア。

・ほうじ茶

EX-01をベースに狙撃特化改造。
小型のダットサイトをトリガー側に装着。
サイドにヘリカルマガジンを搭載。

当日朝仕上がった

 

4機全てがまさかの、メタルフレーム搭載のEXビーダマン+メタルステー75+カウンターウエイト70の組み合わせ。さらに3機が方式は微妙に違うけどドットサイト、1機がスコープと照準器を完備。さらにはイクス機構も搭載と結構被ってる。

そんな4機の戦いで優勝を勝ち取ったのはハクジョウさん。

最近のハクジョウさんは本当に強い。

スタンダードの最終戦績はこんな感じ。

エキスパートクラス

前回、筐体が耐えられずに中断してしまったエキスパート12の決勝トーナメントの続き。
競技は前回に引き続き「B-shooting」「Flash ban」の2つ。
電動機とスマッシュトリガーが解禁。
ディレイや減点はないので、とにかく撃って撃ちって撃ちまくれ!

参加者と機体は

 

・picoさん

人力性能最強候補。

機体はスマッシュトリガー+ヘリカルサーバー。
ヘリカルサーバーは布を用いてじゃ無理を防止するユニークな仕様。

・ハクジョウさん

機体設計の大魔王。

ヘリカルサーバー+スマッシュトリガーの人力機電動機を使い分けて参戦。

どちらの機体も扱いやすいのに相変わらずの超性能。

 

 

・ヨッシーさん

電動制御のスペシャリスト。

連鎖速度とパワー調整が可能な高度な制御が搭載された電動機
自宅では安全面で自重していたフルパワーをついに解禁。

・リョウさん

改造ペンビー職人。

ペンビーベースの改造機を使用。
今回のエキスパート参加者の中では唯一3Dプリンター未使用なのに、引けを取らない性能を誇る。

 

優勝の名誉タマゴの色紙を手にするため、激戦が行われる中、久々に決勝の魔物大暴れ
事前確認では問題なかったはずなのに、毎試合、機体が何かしらのトラブルが発生

とはいっても安定性も機体性能。これが勝負の世界。
機体トラブルがあって出遅れたのに逆転があったり、息も飲ませぬ死合が繰り広げられる。

今までの常識を覆す点数が叩き出され、あまりの威力と連射速度にビー玉割れて飛び散る魔境の中行われる、人力スマッシュを使用したハクジョウさんVS電動機のヨッシーさんによる頂上決戦。

優勝をつかみ取ったのはハクジョウさん。

まさかの第一回大会3冠達成
第二回のスタンダードクラス優勝も併せて、景品の色紙をほぼ全部持っていかれてしまった
チームガッツの最高戦力3人とメンバー的にも無茶苦茶豪華。
結果的に少々偏った分配結果になったけど、真剣勝負の結果
一歩違えば結果は変わっていたので、決して楽勝ではなかったはず。

また、結果的に今回も電動機は人力に勝てず
電動機開発は終わりにならなかった。

エキスパートの結果

ハクジョウさん独占インタビュー

せっかくなので、第1回仙川ビーダマン大会で3部門のグランドスラムという偉業を成し遂げたハクジョウさんに独占インタビューをさせていただいた

ほうじ茶
ほうじ茶

優勝おめでとうございます。

今回の勝因は何でしょうか?

ハクジョウ
ハクジョウ

地道な開発と練習の結果ですね。

Q:始めたきっかけは?

ほうじ茶
ほうじ茶

そもそも何故3Dプリンターを用いてビーダマンを作ろうと思い立ったのでしょうか?

ハクジョウ
ハクジョウ

twittetで3Dプリンターを使ったビーダマンが話題になったときに、「これを応用すれば理想の機体が作れるのではないか」と思ったのが当初のきっかけです。
子供心にサラーのEXビーダマンとして、トリガーを上につけた変化球機も作ろうと思えば作れたはずなのに、作られなかった事にもどかしさを覚えていました。

「既存のビーダマンよりももう一段性能を上げることができるんじゃないか」と考えたのも理由です。

ほうじ茶
ほうじ茶

あのころは3Dプリンター性では強度が足りないと思われてましたね。

ハクジョウ
ハクジョウ

当初は、3Dプリンターで製では純正に勝てないと思っていたので、主にネタよりな物を作っていました。

のちにスピードスマッシュ機構を作ったとき、既存の機体を超えられる手ごたえを感じた事が、試合性能に特化した機体作成に舵を切る大きなターニングポイントでした。

補足「スピードスマッシュ」:リンク機構を使って連射、パワーを極めて高いレベルにした「スマッシュトリガー」に、ギアの力で射出速度射出をたかめる「スピードトリガー」を合わせた超高性能トリガー。

ほうじ茶
ほうじ茶

3Dプリンターによるホールドパーツ作成等、昔は不可能と思われていたことに挑戦して、実現させた探求心には頭が下がります。

Q:開発の際に意識してること

ほうじ茶
ほうじ茶

開発の際に意識してることはありますか?

ハクジョウ
ハクジョウ

悩んだら印刷して高速でPDCAサイクルを回すことを意識しています。

複数の物を並行して設計して、片方を印刷してる間にもう一方の設計を進めています。

ほうじ茶
ほうじ茶

それが超高速で作品発表する秘訣なのですね。
それにしても、複数並行設計してよく混乱しませんね。

Q:アドバイス

ほうじ茶
ほうじ茶

Q:今後3Dプリンター機に参戦する方にアドバイスをお願いします。

ハクジョウ
ハクジョウ

設計だけで詳細を詰めようとせず、設計が9割出来たら、一度印刷して印刷し物をいじりながらトライアンドエラーするのがとても有効です。

ほうじ茶
ほうじ茶

実機見ながらいじると理解しやすいですですもんね。

他には何かあるでしょうか?

ハクジョウ
ハクジョウ

一人で全部ゼロから考えようとせず、時には他人の設計を真似るのも大切です

設計者の意図をくみ取るのは重要ですね。
あと交流会等で、ほかの人の機体を見せてもらう、実際に撃たせてもらって機構を見せてもらうのは、とても勉強になります。

 

ほうじ茶
ほうじ茶

交流会で機体を弄らせてもらっても、ただ「すごいなー」と漠然としか感想しか言えない自分からしたら、貪欲に学んでいく精神を見習いたいです。

 

今日はありがとうございました。

さいごに

自分の反省点は主に「機体が当日朝完成で耐久試験せず実践投入は危険」「予備パーツ大事」という当たり前のことが2点。
やらかすと嫌でも忘れない。13

どうしても身内大会だとメンバーが固まってしまいがちだけど、今回は新規の方が参加してくれたのはうれしい限り
大会メインではあったけれど、空いた場所で自由にフリーバトルも行われていて、野良試合も非常に盛り上がっていた

ハクジョウさんの圧倒的な戦績に目を奪われがちだけど、自分の機体制作と新競技作成と環境整備を同時に行ったヨッシーさんは本当に凄いと思う
今回は最後まで競技台が破損することはなかった

というわけで、2021年9月の仙川ドリム ビーダマン大会参加レポでした。

主催してくださったヨッシーさん
場所を提供してくださった仙川ドリムさん
超レアな色紙を提供してくださった今賀俊先生
ノリと勢いでインタビュー対応してくださったハクジョウさん
記事用に写真を提供してくれたpicoさん達14
そして参加者の皆さん
最高の時間をありがとうございました!!

会の終わりは次の会へ向けての準備の始まり
次回こそ勝ちたい・・・15

注釈
  1. 主にこの会に参加するための準備としての機体設計に工数をとられてたため。[]
  2. どの競技でも当たり前の話だけど。[]
  3. 命名はハクジョウさん。[]
  4. 中抜きの白文字がマイナス点[]
  5. 上面5点で側面が全て0点[]
  6. 1位:4pt、2位:3pt、3位:2pt、4位:1pt。[]
  7. 最大点が記録される方式[]
  8. 「ロングバレル付きストライカージェミニ合戦」になりがちなロングブリッジ系の競技は今回無い。
    []
  9. 写真提供:picoさん[]
  10. というか自分[]
  11. 全長をレギュレーション内に抑えるのに加えて、万が一床面競技になっても対応できるようにこの構造にしたとのこと[]
  12. 当時はオープンクラス呼び[]
  13. とはいえ、現実的に実践できるかは別の話。[]
  14. ヨッシーさん。[]
  15. 多分参加者みんなが同じ思い[]

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