先日紹介した、ユージンさん提唱の競技玩具「フリックス・アレイ」。
そんなフリックスを
『何でもいいから作ってみたいけどどうしていいかわからない』
『諸事情で明日までに何でもいいから機体を作らなきゃいけなくなった』
という人向けに、比較的簡単に作れて、最低限はまとまった機体の作り方について、「トルメロン」を例に記してみる。
作り方
メインテーマを決める
流石にノープランじゃ何も見えてこないので、テーマを決める。
こだわった機体だと裏テーマとかも用意したくなるけれど、今は我慢。
1テーマに絞る。
トルメロンの場合は「撮影」1本にした。
最低限の機構を考える
「メインテーマのために何が必要か?」を考えて最低限の機構を考える。
急ぎならこだわり過ぎないことが大事。
もちろんテーマ的に機構が不要1なら何もしなくてもOK。
可能ならば、次の工程の前に仮組してしまうのも手。
仮組ができると完成形のイメージがしやすく完成がぐっと早まる。
トルメロンなら「カメラを守るためのガード」が必要。
100均に行く
家に部品のストックがあるなら使ってもいいけれど、個人的には気分転換も兼ねて100均に出かけることをお勧めしたい。
100均の玩具売り場はネタの宝庫。
製品としてすでに形がまとまっているものが売っているので、転用するだけで最低限はまとまったフリックスが出来る。
ここで大事なのが選ぶもののサイズ。
大きいものでも変形ギミックを考えればどうにかなるかもしれないけれど、難易度は著しく上がるし、加工の手間が増える。
程よい大きさの玩具を選ぶのが無難。
素直にレギュレーションのサイズ内に収まるものを選んだ方が楽。
トルメロンでは良さげなメロンパン型スクイーズを見つけたので購入。
仕上げる
ベースや仮組した機体に100均で買ったものを取り付けて、整えてあげればひとまずは出来上がり。
貼るだけでも個性的な見た目に仕上がるはず。
トルメロンもスクイーズを切って貼り付けただけ。
その後
前の段階で最低限のノルマは達成。
あとは焦る必要はない。
時間があるときや気が向いたときに、改めて作業を進めていけば良い。
フリックス的には、「実際出来たものを使ってみて感じた不満点を改良していく」作業が主になると思う。
トルメロンでは重量バランスが悪く転倒しがちだったので、ウイング状のパーツを追加した。
さいごに
自室で悩んで考えが纏まらないなら、素直に100均に出かけて刺激を受けに行くのはとっても大事。
また、多くの人にとっては0から1にするよりも1を10にする方が楽。
なので、まずは何でも良いから1・・・どころか0.5でいいので形にした方が結果的に早く完成度が高い機体が作れると思う。
というわけで、比較的簡単に作れて、最低限はまとまった機体の作り方についてでした。
『フリックスに入門したいけど、どうしていいか見当がつかない2』という人の参考になったなら幸いです。
コメント