「ポケットモンスター あつめて ひろがる!ポケモンワールド きらめきの海」1は、海をモチーフにしたポケモンのジオラマフィギュア。
海辺にいるポケモンたちのちょっとした瞬間を切り取ったような動きのある造詣が特徴的。
机の上においておけば、ちょっとしたアクアリウム気分が味わえるかもしれない。
海という割と夏向けっぽいコンセプトだけど、発売日は2020/11/2。冬。
価格はひと箱800円。
ランダム封入のブラインド商法。
特定のポケモンファンには1/6で当たりが出る1回800円のガチャ。
とはいえ、公式で大人買いも出来る(後述)ので、目的のものを確実に手に入る手段があるだけマシ2。
購入理由は無論「ラインアップにナマコブシがいるから」3。

きらめきの海版のナマコブシについては個別に詳しくまとめたので、知りたい人はこっちの記事を参照。

ラインアップ
ラインアップは「①ピカチュウ&アシマリ」、「②シャワーズ」、「③ヤドン&ナマコブシ」、「④ゼニガメ&ヒトデマン」、「⑤マリル&サニーゴ」、「⑥ジュゴン」の全6種類。
- ①ピカチュウ&アシマリ
- ②シャワーズ
- ③ヤドン&ナマコブシ
- ④ゼニガメ&ヒトデマン
- ⑤マリル&サニーゴ
- ⑥ジュゴン
画像が多くなったので、ラインアップごとの詳細は詳し別の記事にまとめたのでそちらを参照。

海テーマなので水ポケモンが多く収録されている4。
2匹入りのラインアップで、ポケモンの名前を並べる順番はおそらく図鑑番号順。5
セット内容
基本的なセット内容は「個性的なポケモンのミニフィギュア」、「底(海底)」、「水面」、「岩モチーフの柱」、「空気モチーフの柱」、「空気+小物の柱」、そして食玩らしく「ガム」。
セットによってはポケモンが2匹入りだったり、固定用の軸が入ってたり、小物が入っていたりする。
ポケモンのミニフィギュア
小さいポケモンのフィギュア。
サイズの割に細かい造形まで作り込まれており、クオリティは高め。
ポケモン同士のスケール感もほぼ原作設定どおり。
一部微妙に合わないけれど、「生物」である以上個体差もあるだろうし、何をもって「高さ」なのかわからないポケモンも多いので、自分が測定方法を間違えただけな可能性も大いにある。
海底、水面
土台となる海底のパーツと、上に取り付ける水面のパーツは、ポケモンの固定穴とかもあるので基本的には、専用品。
複数並べるられるように輪郭は全種共通。
固定穴さえ個別であれば、デザインは使いまわしでもよさそうだけど、それぞれのセットに似合うように固有に作り込まれてる。
あえて使いまわしの部分を挙げるなら、1組6だけ海底にある岩に同じ形状のものがあるくらい。
支柱
海底と水面を繋ぐ支柱。
単に支柱といってもジオラマとして馴染む海らしいデザインになっている。
一応「支柱は入れ替えができるよ」と謳われてはおり、岩の支柱以外は自由に入れ替えできる。
デフォルトが一番馴染む気もするけど・・・。
岩モチーフの支柱
岩モチーフの支柱。
ポケモン、水面、海底に合わせて専用のものを選ぶ形。基本的には組み合わせの変更はできない。
かなり似ている物もある7けど、岩の支柱は6種全部別デザイン。
空気モチーフの支柱
その発想は無かった!!な気泡をモチーフにした交換可能な支柱その1。
これは全種に共通の物が付属。
空気モチーフのパーツなだけあって、本来は嫌われる「プラスチックの気泡」がとても似合う。
リアル気泡が意図した物なのかは不明。
だけど、きらめきの海は細かいところまでこだわりが見える一品なので、気泡は設計者の狙い通りな気がする。
柱としての軸がブレているようにも見えるけれど、水面、海底に付けるための凸は一直線上に配置されている。
空気+小物の柱の支柱
海藻or珊瑚のミニチュアの上に気泡が並んでいるタイプの交換可能な支柱その2。
全2種類。どちらが入っているかはセットによって決まっている。
地味にジオラマの世界観を彩る存在。
意地の悪い見方をすると「ポケモン界に珊瑚があったのか!」と驚き的に美味しい存在8。
ガム
申し訳程度のお菓子ではあるけれど、『クオリティ高買くて忘れていたけど、きらめきの海って食玩だったなぁ・・・・』と思い出させてくれる。
組み立て
セットによって異なるけれど、基本的な組み立て方は同じ。
「③ヤドン&ナマコブシ」を例に説明すると、まずは海底を用意して・・・
支柱3本を立てる。
次にポケモンを取り付け。
後は上に水面を載せて。
岩の支柱は穴との嵌め合いが緩め。簡単に外れてしまう。
逆に気泡系の柱はキツめ。外す際はねじ切らないように注意。
なので、「気泡の支柱で繋いだ上下の板9で岩の支柱を抑え込む構造」と表現した方が正しいかもしれない。
並べて遊ぶ
海底と水面が共通形状なので、セットを並べて遊ぶこともできる10。
ただし、セットによって正面は異なるため、同じ向きに並べるだけだとポケモンの向きがそろわない。
試した限りだと、向いている方向ごとに3種ずつ纏めて、V字に並べるのが一番おさまりが良かった。
支柱を組み替える
一応支柱の交換は可能なので、支柱を組み替えて遊んでみた例。
珊瑚がいっぱい
さんごポケモンであるサニーゴの周りに珊瑚の支柱×3を配置。
元々海面にも珊瑚があるので、サニーゴ含めて5つも珊瑚がある空間が出来上がる。
寒冷地
元のピンク色の珊瑚の支柱を気泡の柱に交換。
全てが寒冷色でまとまるので、南国の海から寒い地域の海にガラッと雰囲気が変わる。
大人買い
冒頭でも書いたけれど、きらめきの海は大人買いに対応している。
「オトナ買い用の製品で全種類そろう」と明記されたシールでしっかりと封印されているので、「多少お金を払ってでも目的のものが確実に欲しい」「確実に全種類コンプしたい」という人にとっては安心して買える。
BOXは組み立てると店頭に並べるときに使うディスプレイとしても使える。
これを部屋に置いておくと、自室なのに売り場感が出る。
さいごに
というわけで、きらめきの海の紹介でした。
全体の造詣も綺麗だし、水面の透明感も美しい。
テーマがもわかりやすく、絵になる写真が撮りやすい。
夏ごろになったら需要が増えそうなので、夏までは商品展開を続けてほしい・・・
注釈- 以下、「きらめきの海」。[↩]
- 可能ならば特定のポケモンばかりを並べたい気持ちはあるけれど。[↩]
- このブログで取り上げてるポケモンネタの時点でナマコブシかツボツボの2択。[↩]
- ピカチュウ以外全部水タイプ[↩]
- マリルは183、サニーゴが222。他の収録は「初代世代+アローラ」「御三家+御三家以外」とあからさま[↩]
- 具体的には「①ピカチュウ&アシマリ」と「⑥ジュゴン」[↩]
- 具体的には「④ゼニガメ&ヒトデマン」と「⑤マリル&サニーゴ」。形状は同じだけど表面の質感が異なる。[↩]
- そもそも珊瑚がなかったらサニーゴは「さんごポケモン」と呼ばないはず。[↩]
- 水面、海底[↩]
- だからこそ、同じ奴だけいっぱい買って並べたい・・・[↩]
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