よく話題になる「ベイブレードをシューターにセットするときにカリカリする音がするまで回すことの是非」。
これについて何故かやってみたくなったので、英語の試験の会話文を訳したような文体でまとめてみる。
この文章はベイブレードバーストのシューターの話なので他のシリーズでは異なるかもしれません。
カリカリカリ・・・
Pat:やあ、エミ。何をやっているんだい?
Emi:あらパッド。見て分からないの? シューターにベイブレードをセットしているのよ。
軽く回してしっかりとセットしているの。
Pat:カリカリ言ってるじゃないか。回しすぎだよ。
Emi:カリカリするまで回した方ががしっかりロックされているような気がしない?
Pat:説明書をよく見てごらん。小さい字で「カチッという音がしたらそれ以上回さないでください。故障の原因になります」って書いてあるだろう?
Emi:あら本当。でも、回しすぎたら壊れるなんて不便ね。しっかり固定して空回りしないようにしてしまえばいいのに。
Pat:それじゃダメなんだ。完全に固定してしまうと強い力がかかってしまったときに爪が折れたり、ギアが欠けたりしてしまう恐れがある。
この機構は万が一かかってしまった過剰な力を逃がすためにあるんだ。
Emi:どんな仕組みになってるの?
Pat:中身を見てみよう。分解してみたよ。
Emi:私が使っていたのはシューターよ。ベイランチャーじゃないわ。
Pat:シューターもベイランチャーもここの構造は同じだ。白い部品を見てごらん。
Emi:わかったわ。この軸についた白いPOMの部品がバネになっていて、黒い部品の内側の溝にハマることでクラッチになっているのね。
POMの部品の一部をバネ状にするのはGショットでも多用するタカラトミーの得意技だわ!
だから爪の場所によっては固定されず少しだけ動くことがあったのね!
Pat:半分は正解。でもそれは罠なんだ。
Emi:罠?
Pat:なんとそのPOMバネは固すぎて力を加えても全く変形しないんだ。
Emi:まさか!それじゃあ意味ないじゃない!!
Pat:そうなんだ。だからいつか黒い側の溝が削れすぎて空回りしやすくなって、シュート時に力が伝わりにくくなってしまうっていうわけさ。
Emi:今度からカリカリさせない様に気を付けるわ。
結論:カリカリはやらない方が良い!
参考・スペシャルサンクス
・2000年の英語のセンター試験。Pat様情報。
・ユージンさんからのシューターカリカリの勘違いへのツッコミ。
コメント
な、なるほど、、これからはカリカリやめよ
>匿名さん
是非、周りにも広めてあげてください。(知らずにカリカリしてしまっている人も多いので・・・)