原宿にあるラテアート専門のカフェ「Reissue(リシュー)」。
このカフェではラテアートのデザインを注文時に絵とか写真とかを見せてリクエスト出来る。(有料オプション)
ラテラートには水面に絵を書く「2Dラテアート」、泡を使って立体的に造形する「3Dラテアート」の2種類があるけどどちらにも対応していただける。
ちなみに、Reissueの関係者では話題のネタ等をすばやくラテアート化しているじょーじさんのtwitterアカウントが有名。
例
本日の暇カプチーノ、『三びきのこぶた』。 pic.twitter.com/ANsejrSCXv
— じょーじ[cafe7/9休業] (@george_10g) 2019年7月7日
たまにある文字通りブラックなネタも個人的には大好き。
Reissue訪問記
7/6(土)の10:15頃、前から気になっていたReissueに一人で訪問。
混雑することもあるようだったので、開店すぐの早めの時間帯を狙った。おかげで幸い混んではいなかった。
原宿なので複数人で来ている人ばかりなのかと思っていたけど、一人で来ている人もいた。
場所詳細
竹下通りからは少し離れた裏通り。
入り口が狭いので少々わかりにくい。
2階のベランダ部分に店名が描かれているので注意すればわかるけど、訪問する場合あらかじめきちんと場所を調べていくの推奨。
建物の外から。2階のベランダ部分に「Reissue」とある。
店内の雰囲気&メニュー
ラテアートが有名なお店ではあるけれど、カフェとして店内の雰囲気もおしゃれ。
外国から(アメリカ・ヨーロッパ系)のお客様も多いらしい。
ちょうど外国の方がいるタイミングに遭遇すると店内の雰囲気と相まってちょっとした異国情緒も味わえるかも。
今回の目的のラテアートが施されたラテは3D、2D共に1100円。1 2
一口に「ラテ」と言っても種類は多く、「カプチーノ」「カフェモカ」「バニララテ」「キャラメルラテ」「ハニーラテ」、そしてラテじゃないけど「ホットチョコレート」の6種類から選べる。
単に1100円のラテとだけ聞くと高価に感じるけれど、一つ作るのに時間だってかかるし、場合によってはリテイクする可能性もある。そもそもラテアートという特殊技能3の技術料と考えれば割と良心的。
カフェなので、ラテアート以外の軽食4やケーキといったデザートも完備している。
ある意味親近感を感じる「ほうじ茶ラテ」もメニューにあるけれどラテアートは非対応だった。
注文&待ち時間
今回選んだ飲み物はバニララテ。
ラテアートとしてリクエストしたものは
3Dでナマコブシ
絵とか写真ではなく、ポケモンキッズ(立体物)を見せてリクエストした5けど対応していただけた。
フィギュア(立体物)から作る場合、スタッフがその正面写真を撮影し、その写真を元にラテアートを作る形になる。
注文したら完成するまでのんびり待つ。
ナマコブシが供給までの時間は20分位だった。6
ナマコブシそのものを注文する人は多くなさそうだけど、考えてみれば正面から見たナマコブシの輪郭はメジャーな「うさぎ」や「ねこ」に割と近い。
参考:ナマコブシTシャツの後ろのナマコブシ。
ネコと間違えられがち
表情も某サン○オや某○ッフィーと似たような物。
そういう意味ではナマコブシのラテアートを頼むことは変な注文ではなかったのかもしれない。
余談になるけど、店内への入口の階段には数多くの著名人のサインが飾られている。
その中にアニメ版ポケットモンスターサン&ムーンの声優陣のサインもあった。
おかげで、心理的にナマコブシを注文しやすい・・・かもしれない。
ナマコブシ・ラテ
そんなわけで、ついに待望のナマコブシ・ラテと対面。
出来上がったもの
\ぶっし……/
予想以上に可愛い。
特徴的な顔(・大・)は完璧に再現。
意外と難しい目と口の配置も絶妙でキュート。
とげにもきちんと色がついているという細かいところもしっかり拾ってくれる。
「顔」と「とげ&周り」で使われている茶色の色合いは異なる。
顔に使われている方が濃い色。正面からの写真をもとに作られたので、とげは4本。
『きっと後方のとげは水中に潜っている』と解釈できる造形。
あまりにも可愛いので、いつまでも飲まずにとっておきたい。
でも、泡なので何もしなくても少しずつ消えていってしまう7。
それがまた儚い。
勝手に追加加工
とげ4本でも十分可愛い。
けれど、ナマコブシ好きとしてはせっかくなのでとけは6本欲しい。
というわけで座席にあった箸を使って、周りの泡からちょっと拝借して、素人工事でとげを6本に増築。
ナマコブシへの思いに身を任せてやってみたら出来た。
追加加工する場合、ある程度泡の弾力が残ってる状態じゃないと困難。
やると決めたら早めにやったほうが良さげ。
元々高かった満足度が一工夫加えただけでさらに大幅アップ。
自分で一手間加えたというのもより愛着が湧く。
他のとげと色を合わせるため泡は周りの茶色い部分から持ってきた。
個人的には『意外といい感じに出来たのでは?』と思っていたけれど、あとから写真で見ると本体以外の周辺部分の仕上げの丁寧さにプロとの差を感じる・・・
飲み方
先に書いておくと、味は普通に美味しい。
泡も最初はもっちりしてて食感も良い。
ただ、あまりにも好きなキャラでラテアートを作ってもらうと味わっている余裕は無いかも知れない。
感情移入して飲みにくくなるのが心配ならば、写真映えする純粋に可愛いラテアートや面白いラテアートをリクエストして作ってもらうのも手。
そんなわけでナマコブシの実飲レポ。
まず、可愛すぎて本当にどう飲んで良いのかわからない。
とりあえず、ナマコブシは崩したくないので、最初は本体部分を残して周りをスプーンで飲んでいく。
ある程度までは形を保っているけど、中の飲み物の量が少なくなってくると、少しずつ傾いてくる。
更に飲み進めると
更に飲み進めて・・・
顔のみに。
残った顔をせっかくなので中心に持ってきた。
最後の一口は、切ない。8
最後まで顔を残すように飲んだせい(自業自得)で寂しさがより増幅する形になってしまった。
別れというものは本当に寂しい。
自分が小学生だったら多分泣く。
大人になった今でも『家に帰れば数々のナマコブシ達が待っている』というのを心の支えに完飲できたと言っても過言ではない。
さいごに
というわけで、Reissue訪問記 とナマコブシ・ラテについてでした。
写真で見るラテアートもすごいけれど、現物を直接見て、スプーンで触れて、飲むという体験は、実際に専門店に行ってと味わえない。
結果的に寂しい感じの記事になってしまったけど、逆に言えば「別れが寂しく感じるほど高クオリティなラテアート」を頂けたということ。
あるいみ貴重な経験が出来た。
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