2019年7月12日、新たなるナマコブシぬいぐるみ1が発売された。
もちふわクッション ナマコブシ!!
価格は4500円(税抜)。
もちふわクッションは三英貿易㈱から発売されている、伸縮性のある生地で作られた、その名の通りもっちりふわふわした触り心地が特徴のクッションシリーズ。
ナマコブシは同時発売のラフレシアと合わせて、もちふわクッションとしては第8弾の模様。
ナマコブシのぬいぐるみとしては初のポケモンセンターオリジナルでは無いぬいぐるみ。
なので、デパートのおもちゃ売り場や家電量販店等で見かけることが出来る。
ナマコブシとは無縁だった店にナマコブシがいるのはなかなか新鮮な光景。
ちなみに、ポケセン限定のぬいぐるみたちとは異なり対象年齢は6歳以上。ベイブレードと同じ。
発表から発売まで
情報が出たのは結構早く、3月上旬。
三英貿易のwebページに新商品情報として上がっていたのが発見され、一部ナマコブシ界隈で「ついに抱きまくらが発売される」と話題に。
サイズの情報が出たあとも、「抱きまくらとしてはやや小さかったけど、ティッシュボックスカバーより大きい(当時としては最大級)」ということで、純粋にぬいぐるみとして使える大きなナマコブシとして注目されていた。
その後、3/29からamazonに掲載され、6/14に予約開始。
発表から約4ヶ月、予約開始から1ヶ月。
発売をずっと心待ちにしていた物がついに発売された!
なので、本来はもっとテンションが上がってもおかしくない・・・はずだった。
予約も始まり、あとは発売して手にとるのを待つだけになった頃に、よりもよって同価格帯で、サイズ的には上位互換な「ぬいぐるみクッションナマコブシ(抱きまくら)」が突然発表。
発売もぬいぐるみクッションのほうが早かったため、「もっとおおきいナマコブシがいるぞ!」という扱いになってしまい、ちょっと地味な立ち位置になってしまった感は拭えない。
とはいえ完全に下位互換というわけでもない。
詳細な比較は後述。
スペック
サイズと重量
公式でもサイズが記載されているけど、一応自分で測った値を記載。
・全長 (大・ )m:約32cm(しっぽ(内蔵)込み約39cm)
・幅 (・大・) :約25cm(とげ込み約30cm)
・高さ 丨(・大・):約23cm(とげ部分除くと約18cm)
設定上のナマコブシの高さ2は30cmなので、ほぼ1分の1ナマコブシ。
ちなみに重量は約425g (公式430g)。
材質
材質は綿とポリエステル。
ポケモンセンターオンラインのもちもちクッションのページ3によると綿にマシュマロポリエステル4が使われている。
となると、おそらく外側の生地に綿が使われている可能性が高い。(Tシャツみたいに綿100%ではないけれど)
外見
色んな方向から。
まずは正面。
側面。
ナマコブシのしっぽは丸っこいイメージがあるけど、もちふわクッションのしっぽは、やや短い造形。
上から
下から
よくあるアングル。
やっぱり両目としっぽは同時に見れない。
参考:タグ
デザインの特徴
もちふわクッション版ナマコブシの造形は、とげが一直線上に無いのが特徴。
他のナマコブシ立体物で同様の特徴があるのは「マスコット」位。
この形状に意味があるわけではないけれど、地味に「上の面として使える部分が狭いので同等サイズの物を上に積み重ねにくい」という欠点が・・・
(ナマコブシタワーでも作らない限り問題になることはまず無いけど)。
使い心地
ようやく本題の使い心地について。
さわり心地
所謂シャーリング地。
コレ自体はポケモンはセンター限定で発売されていたぬいぐるみ達と同じだけど、他のものと比べて、毛が短い。(+綿が含まれている?)
なので、滑らかな触り心地ではなく、一般的なタオルっぽい感触。
撫でた時に少し引っかかるようなさわり心地。(ケミカルタオルよりは引っかる感じが弱い程度。)
とだけ書くとデメリットっぽいけど、撫でる向きによっては十分滑らかだし、これはこれで気持ち良い。
長時間圧を加えた時に毛が潰れてしまう危険性が低そうで、過度にスキンシップをとってもさわり心地が劣化しにくいと考えれば立派なメリット。
毛が短いせいか、通気性も良い。
ナマコブシを枕にして(後述)うつ伏せで寝る場合等に需要があるかもしれない。
硬さ
ぬいぐるみよりは柔らかい位で、やや固め。
なので、抱き締めた時の感触がしっかりある。
(ぬいぐるみクッションがやわらかすぎるだけかも。)
枕として
半分ネタ、半分真面目な用途としておすすめなのが枕としての運用。
大きすぎず頭だけを支えるちょうどいいサイズなのに加えて適度な弾力もあり、枕として普通に使えた。
一見邪魔なトゲも、ちょうどトゲとトゲの間に首が収まる。
使い心地~比較編~
ぬいぐるみクッションと
発売日的にも価格的にも、ライバル関係になるぬいぐるみクッションと比較。
正直に書くならば、コスパや所有することの満足感はぬいぐるみクッションの方が上。
圧倒的大きさは正義。
さわり心地は好みの問題なってくるけど、滑らかな気持ち良さではぬいぐるみクッションに軍配があがる。
ただし、満足度となると話は別。
狭い部屋でも置きやすい。
ぬいぐるみクッションより小さいので部屋を圧迫しづらいのが何よりのメリット。
狭い部屋だけど、大きめのナマコブシがほしいという場合、現時点5では最有力候補。
ただ一つ注意点。
小さいと言っても、異様に大きいぬいぐるみクッションと比べたらって話で、もちふわクッションも十分にでかい。(ナマコブシグッズで2番目の大きさ)
なので枕ひとつ分くらいはスペースを取る。
うっかり多々買いするとかなり部屋を占拠されるので注意。
抱きやすい。
小さいので抱きやすい。
抱いたときに体からはみ出ないので「布団の中で抱く」用途では最適。
また、抱くときに変形させる力がいらないというのも地味に良い点。
(ぬいぐるみクッションは柔らかいとは言え、握れるサイズに変形させるだけの力を加えないといけない。)
PC作業しながら触りやすい。
PC作業時に膝の上においても邪魔にになりにくい。
もちふわクッションもそれなりに大きいので邪魔ではあるけど作業がぎりぎりできるレベル。
ぬいぐるみクッションの場合、大き過ぎて最悪視界すら埋まって作業どころではなくなる。
物理的な用途として、もちふわクッションの弾力を生かして肘置きとして使うのもあり。
購入しやすい。
ポケセン限定ではない一般流通品なので、近くにポケセンが無くても近くのデパートや量販店店頭で見かける事が出来るかもしれない点も、もちふわクッションのアドバンテージ。
ぬいぐるみクッションだって通販で買えば良いだけではあるけれど、「サイズ的な持ち帰りやすさもあって店頭で見かけてついうっかり買ってしまった」6が出来るのが強み。
もっとも、もちふわクッションも売ってなくて結局通販頼みになるということも少なくなさそうだけど・・・
原寸大
「1分の1サイズのナマコブシが欲しい」という要望を満たせる貴重なグッズ。
(わずかにもちふわクッションのほうが大きいけど)
ティッシュボックスカバーと
同じくほぼ原寸大のティッシュボックスカバーと。
サイズ的に結構近いけど、もちふわクッションのほうが僅かに大きい。
ティッシュボックスカバーはあくまでもティッシュボックスカバー。
ティッシュ箱という中身が無いので当然、もちふわクッションのほうが安心してギュッと出来る。
(そもそも今となってはティッシュボックスカバーの再販予定がないため、入手難易度が圧倒的に違う。)
ギャラリー
ポケモンキッズと
通販
今回はamazonの通販で2匹購入した。
ナマコブシタワー① ぬいぐるみ系集合
ぬいぐるみなので上から力を加えると、程よく潰れる。
もちろん、手を離せばもとに戻る。
ナマコブシタワー② ノーマルなナマコブシ大集合
流石にナマコブシグッズが増えてきて全種集合はやりにくくなってきた7ので、待機状態のドノーマルなナマコブシをピックアップ。(手(内臓)がでていない。通常色。台座が無い(外せる)物。)
ついに8段!!
上から順に
チョコエッグ8<ぷるぷるコレクション>ポケモンキッズ<マスコット<ぬいぐるみ<ティッシュボックスカバー<もちふわクッション(new)<ぬいぐるみクッションの8段。
造形で触れたように、もちふわクッションとマスコットは中央のトゲの左右の間隔が狭いため、上に積むものが少し傾きがち。
上に重い(というよりも高密度な)ぷるぷるが来るのもあって、バランスを保ってきれいに積む難易度は高め。
今回はかろうじてテープによる固定無しで積むことが出来たけど、これ以上増えたら流石に厳しそう。
さいごに
もし1匹しか飼えないなら、「部屋に場所があるならばぬいぐるみクッションを選ぶ」というのが正直な意見。
だけど、『流石に直径50cmオーバーは大きすぎて置けない。それでも大きめなナマコブシがほしい』、『原寸大に近いナマコブシがほしい』、『作業しながら抱きたい』、『タオルっぽい感触が良い』という需要は少なくないはず。
そんなピンポイントで細かい要望を満たせる数少ないナマコブシがこのもちふわクッションなのだと思う。
買えるならば素直に両方買うのがおすすめ。
もちふわクッションを枕に、ぬいぐるみクッションを掛け布団代わりという至高の空間を体験できる(実際に試し済み)。
というわけでもちふわクッションのナマコブシについてでした。
結果的に2週間の間に大型のナマコブシを4匹もお迎えしてしまった。
(実をいうとプチぬいぐるみ(確保済)も控えている。)
さすがゲーム中でも仲間を呼ぶ9をしてくるナマコブシ・・・
これだけ連鎖したのだからそろそろ色違いも出てほしい・・・
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