いつの間に通信で届いていた3DSの「リアル脱出ゲーム×ニンテンドー3DS 超破壊計画からの脱出」の第1話が9月30日まで無料だったのでやってみました。
プレイ前に念入りにネタバレをネットに公開しない様に警告される。
なので、もちろんこれから書く文章にネタバレは無し(だと思う)。
謎解きゲームの謎を解く快感は一度しか味わえないので、それを奪うのは大罪。
もっとも脱出ゲームは「面白かった」と言う感想も「理不尽な謎解き(つまらなくさせる)が無い」と言う風に遠まわしなネタバレになりかねないので一応ネタバレ注意。
この文章で使っている「○○のような問題」と言う表現はネタバレにならないような一般的な表現に置き換えています。
どんなゲーム
3DSをモチーフにした脱出ゲーム。いわゆる「解体系」。
1話につき1回だけリアル脱出ゲームらしく「事前に予約した時間に集まってみんなで協力して攻略する」のが特徴。
価格は基本DL無料で1話ごとにDLCとして購入する形式。イベント参加料込みともいえる。
6人でグループを組んで(?)、攻略を目指す。
といっても、誰か一人が解ければいいチーム戦と言うわけではなく、あくまでも自分で回答する個人戦。
協力要素は他の6人の回答状況がなんとなくわかる、先に解いた人がいるとちょっとだけヒントがもらえる程度。
さっさと問題を解く人はあまりは協力感無いかも・・・
同じぐらい解答が早い人いると競えるのは楽しい。
ヒントを貰うかは任意なので「自力で解きたいんだ」って人も安心。
よく言えば脱出ゲームが得意な人は競いあえて、脱出ゲームが苦手な人が足を引っ張るわけではない仕様。
注意点
プレイするにあたっての注意点。
約90分間ぶっ通しでプレイする
事前の待機時間、ゲームの説明、本編、解答、その他もろもろで90分以上通しで時間がかかる。
リアル脱出ゲームらしく「リアルタイム」なので中断と言う概念は無い。
トイレや食事、充電、事前準備などは事前に済ませておくこと推奨。
最後の問題をクリアしても終了にはならず、制限時間が終わるまで回答編には進まない。
なので、「さっさと解いて速攻で終らせる」が出来ない。
これには注意。
ネット環境必須
当たり前だけど協力ゲーなので常にネット通信必須。
PCにUSBwifiルーターをつけている環境の場合、スリープモードになって通信が途切れる事態にならないように注意。
(ゲームに集中してると起こりがち)
これらの事から間違っても「出先でのちょっとした暇つぶしにポータルルーター使ってやろう」なんて思わないこと!
家族に注意
子どもや実家暮らしの人に起こりがち。
上記のように、このゲームはリアルタイムで進行していく。
なので、家族に呼び出されたりしたら最悪即詰み。
家族の妨害が一切なく90分通しでプレイできる保証が無い時はやらないほうが良いかもしれない。
(実際、リアルタイムで解説見れなかった人からの忠告。)
感想と良かったところ
一言で言うならとても面白かった。
事前予約して開始まで後○○分と待つのは、自宅に居ながら本当にイベント会場にいるのと同じようなワクワク感を味わえる。
開始前に定型文を選ぶだけとはいえ、頑張りましょう的なエールを送りあえるのも楽しい。
攻略中は、詰まった問題でも誰かが答えてくれていると、ノーコストでヒントがもらえる。
ヒントのある無しじゃ手がかりの量が全然違う。
なので助けてもらった間があって協力している気分になれる。
もっとも、誰も回答していない場合結局自力で解くしかない。
それはそれで、「お前ら、解いておいたぞ!」と先に解いて皆をサポートしている感があって楽しいのかもしれない。
誰かが答えるたびに「○○さんがどこどこクリア」と言った内容が表示されるのも分担作業感、競争感があって熱い。
難易度は(直接的なことは書いていないから平気だとは思うけどネタバレ防止のため白字)
まだ1話だからか「ネットに存在する脱出ゲームとDSの謎解きゲー(ゼルダの伝説シリーズ、アナザーコードなど)に慣れているなら苦戦はしない」難易度。ただし一部に難しいネタがある。
一部の問題が完答必須じゃない(クロスワード全部解かなくてもキーワードがわかったらOKのような感じ)ので、相性が悪い問題を少しだけなら無視できる。
最近のゲームではありがちだけど、フラグがしっかりしていて総当たりが出来てしまう謎(例:ここに数字が1文字入るので0~9まで試せば突破できる)はきちんと、その数字が特定できる情報を入手しないと、総当たりで結果的に正しいことをやってもクリア扱いにはならない。
不満点
普通に楽しいんだけどちょっとした不満点。
・待機時間が長い。
・コメントパターンが少ない。
15分前から参加でき、メンバーが形成されて開始まで定型文を使ってちょっとしたやり取りが楽しめる。(頑張りましょう→おお!!、数字を使ったネタはまかせてください!など)
とはいえ15分間定型文だけでやり取りし続けるのは流石に飽きる。
開始までの暇つぶしとはいえ、定型文で何度も同じやり取りが繰り返されるのは、せっかく相手がリアルな人間なのにNPCのモブキャラのようにすら感じる。
10分前から参加できる(それでも長い)程度でいいような・・・
・最後の謎を解いてもゲームが終わらない。
最後の問題の答え合わせは制限時間終了時。
なので、速く解き終ってしまうとかなり暇。
一応、解答の修正はできるのでもう一回じっくり考えなおす事はできる。
途中で飛ばせる謎をきちんと解き直したりして暇を潰すのも手。
暇つぶしの為に無駄にヒントコインを消費して過去に解いた問題のヒントを見に行ったりすることも。
このせいでヒントコイン消費数が無駄に増えてしまってる人も少なくないと思う。
・ペンの持ち替えが面倒。
ゲームの操作に使うのは3DSのタッチペン(感圧式)、メモを取るのに使うのは普通のペン。
持ち替えるのが少々面倒。
余談になるけどタッチペン(静電容量式)使ってスマホで暇つぶしをする場合、更にやややこしいことになる。
疑問に思っている人が多そうなことまとめ
・通しプレイ必須。中断は無い。
・速くといても時間一杯待つ。
・協力感は薄い。脱出ゲーが苦手な人でも迷惑にはならない。
・クリアすればオフラインで自由に遊べる。
・オフラインの場合最後の問題を解いた時点で終了することも可能。
・解答、クリア後のイベントデモはクリアご自由に見ることが出来る。見逃しても安心。
・最初からオフラインでも遊ぶことは可能だけど、オンライン参加権を失う。
さいごに
リアル脱出ゲーム×ニンテンドー3DS 超破壊計画からの脱出についてでした。
9月30日まで1話が無料なので、3DSを持っていて脱出ゲーに興味があって90分のまとまった時間が確保できる人に非常にオススメです。
(2話以降やるかはわからないけど・・・)
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