ヨーヨー専門店のはずのスピンギアで、探し求めていた機能を持ったハンドスピナーと出会えたので思わず購入。
FS13 ギアファンクション!!
概要
定価だと7020円。
高価なようにも感じるけど、これほどよく回るべアリング9個+真鍮ギア9個という素材時点で結構な価格になるので、むしろ安いのかもしれない。
今回は傷ありのアウトレット品(付属品無し)として特価の4000円で購入できた。
どうせ遊んでいるうちに傷ついてしまうので気にしない。
「アウトレット品だから返品不可」と念を押されたけど、事前に触らせてもらい問題ないのを確認してから購入したので特に問題なし。
色はゴールドにした。(というかアウトレット品はこれしかなかった)
シャンパンゴールドっぽい色。
真鍮のギア部分と色が似ているので、歯車が見づらくないか不安だったけど問題なかった。
動きとデザイン
見たとおり歯車(ギア)が組み込まれているハンドスピナー。
これの最大の特徴は歯車も連動して回転する事!
真ん中の持つ軸と中心の歯車は固定されているので、ハンドスピナーを回すと歯車も回る。
すなわちベアリングと歯車を同時に楽しめる一品!
持論になるけど「ベアリング好きな層と歯車好きの層はほぼ合致する」。
実際このハンドスピナーは、工学・理系側な人は超高確率で興味を示してくれる。
ハンドスピナーとして
分解可能なのでメンテナンスもOK。
歯車の抵抗があるので回転特化のハンドスピナーよりは回転時間が短いけど、重量があるのでそれなりに回る。
歯車玩具として見れば十分すぎる程度には回る。
ただ、歯車なので回すのに少しコツがいる。
と言っても回すだけなので誰でも簡単に出きるけど、歯車に指を巻き込まないようにだけは注意。
やらかすと地味に痛い。
回転中のハンドスピナーの外側を指で弾いて加速させる遊び方をする場合は特に注意。
ギアの構造上、四隅の歯車はハンドスピナーとしての回転中、歯車自身は回転せず向きを保ったまま外周する。
これのおかげで、回しやすさを維持しつつ、動きに面白さを出すのは見事なデザインとしか言いようが無い。
オススメの遊び方
両手で普通に回す
金属製ハンドスピナーらしい遠心力感は健在。
あえて欠点を上げるなら、高速回転中は歯車の動きはしっかりと見れないこと。
それでも、中心部でギアの歯が美しく噛み合っていく様子は見える。
片手で回す
歯車部分ではなくボディ部分を弾くようにすると、高速で回すのも、回転中に加速を加えるのも楽かつ安全。
ゆっくりと回す
歯車の回転が見える程度の速度でゆっくりと回す。
外周する歯車が回りながら回るメカニカルな感じが良く見える。
歯車として楽しむ
ハンドスピナーとしての回転軸では無いところ(フレーム部分)を摘まんで歯車を回すと、純粋に良く回る歯車として楽しめる。
小型の物との比較
今のスピンギアはやたらとハンドスピナー押しになっていて、 様々なハンドスピナーを実際に試すことが出来る(試遊)。
その中で気になった、同じく歯車を持ったY字型で4ギアの3800円のハンドスピナーとの比較。
4ギアの方が9ギアよりも本体重量、回転時の遠心力共に軽量。
あちらこちらに持ち歩くという用途ならこっちの方が楽。
また、9ギアよりも回しやすい上に、ハンドスピナーとしての回転中に外周の歯車が全て回るので、歯車の回転がわかりやすい。
廉価版というわけでも無く、4ギアにもメリットがあるので、どっちを買うかは悩ましかった。(結局「特価」には勝てなかったけど)
注意点
主に2つ。
巻き込みには注意
上でも書いたけど、ギアに指を巻き込むと痛いので注意。
持ち運びに注意
フルメタルなので雑に鞄に突っ込むと周りの物を傷つけかねない。
なので鞄に入れて持ち歩く時はほぼケースが必須。
100均のでも十分なので何かクッション付きケースを用意した方が良さげ。(ケースとセットになっている商品もある模様)
職場に持ち込む
流石におもちゃとして堂々と持ち込んで遊ぶ気は無いけど、ペーパーウエイトとして無駄に優秀だったりする。
特にこの時期は扇風機の影響で書類が飛ばされことがあるので活用する機会はわりと多い。
職場におもちゃを持ち込むのは抵抗があるものだけど、このハンドスピナーの場合デザインがデザインなので工学よりの職場ならスルーされやすい。展示会で貰ったものと勘違いされるケースも。
それこそ上司が軽く回して弄っててコミュニケーションに繋がるなんてこともあるかもしれない。
万が一怒られそうになってもハンドスピナーをペーパーウエイト代わりにするのは最近の展示会でも見かけるぐらい定番なので、言い訳出きるかも。
というわけで、ベアリング好きと歯車好きにオススメなハンドスピナー「FS13 ギアファンクション」でした。
気がつけばハンドスピナーも3つ目。
「自作+特殊回転」、「一般的な形状+軽量+発光」、「重厚+歯車と連動」という欲しい要素を持ったハンドスピナーはあらかた揃ったので、流石にしばらくはこれ以上は増えない・・・はず。
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