スパイラルビーダマキャッチャー

3Dプリンタおもちゃ(ビーダマン)
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ビーダマンで遊ぶときに困ることの一つが「飛び散るビー玉をどうやって回収するか」
それを解決するためにこんなものを作ってみました。

スパイラルビーダマキャッチャー

概要

仕組みは単純。
スパイラルビーダマキャッチャーに撃ち込まれたビー玉は、螺旋の中で回転しながら減速し、勢いを抑えてキャッチされ、ゆっくりと横から排出される
回転する勢いで球の威力が可視化できるし、ちょっとした連射でも受け止めきれる。

この螺旋でビー玉をキャッチする機構自体は他にも作っている人がいたけれど、自分のは
・コンパクトに分解できて持ち運びが容易。
・クリア素材で入ったビー玉の動きが見えて楽しい。
・玉を排出する向きを左右どちらにも出来る。
・もちろん横こぼれを防ぐ設計。

・TPUとPLAのハイブリット構造で剛性を確保。
・工具不要で組み立て。
というのが特徴。

もともとは一発ネタだった物を、MFTの展示で安全に試射してもらうために使い改良を重ねたもの1
なので、組み立て式でありながらテープによる補助が無くても2日間の展示に耐えられるくらいの堅牢性がある
ただし、強度を優先したので組み立てにコツが必要で、地味に難易度が上がってしまったのが欠点。

一度組み立ててしまえば実用性は高く、MFTで来場者からの評判が妙にいい2

組立方法

用意するもの

用意するものは部材一式クリアアイルをカットした物

部材の詳細はこんな感じ。

基本的には3Dプリント品。
支柱は6mmのアルミイプ。
クリアフアイルは消耗品で、傷が目立ってきたら交換が必要。
市販のA4クリアファイルを2枚に切り分け、大きいほうを使用する。

組み立て

ここからはわかりやすくするため、クリアレッドのクリアファイルで説明。

①螺旋の端にクリアファイルを差し込む。

まずは螺旋の端にクリアファイルを差し込む。
左右お好みで螺旋の端を用意。

螺旋の中央部の溝からクリアファイルを差し込んで・・・

溝に沿ってぐるりと一周させる。

クリアファイルを嵌める溝の壁は、一直線ではなく段々になっている
これはクリアファイルを少しでも差し込みやすくするための工夫
保持力が必要な部分は壁を高く、重要ではない部分は実際の組み立てを考慮して低くめに調整している。
溝の片側は弾力のあるTPUなので、クリアファイルを強めに保持でき、多少の厚みの違いも吸収して対応できる。

・・・と、簡単に書いたけれど、しっかり差し込むのには少々コツがいる
具体的には、一度差し込んだところが外れないように、うまく指で押さえながら一周させる必要がある。
全体を溝にはめた後、最後に奥まで差し込めれば、しっかりと固定できる

② 支柱を&螺旋(中間)をつける

次は支柱。
最初は両端の時の螺旋だけで保持する構想だったけど、試作した結果「支柱と中間が無いと全体の形状が維持できない」3ことが判明したので実装した部分。

支柱の片側にだけにキャップを付け、ついでに螺旋(中間)取付用のスペーサも支柱の真ん中あたりに入れておく。

キャップを付けた側を端の螺旋に差し込む。

次に螺旋(中間)を支柱に通して、スペーサーで固定する。

中間の螺旋は大まかに差し込んでおき最後に螺旋中央部の溝がクリアファイルに引っかかるように回すと、スムーズに組み込める。
ここで一度、中間螺旋の位置を整えておく。

③ 反対側の端を取り付け

支柱の反対側にもキャップを付け、反対側の螺旋を付ければ基部は完成。

ただし、ここは特にコツが必要で難易度は高い。
設計した本人ですら調子が悪いと2~5分ほどかかってしまう。

やることとしては最初の①と同じだけれど、あらかた組み上がっているため指が入らない
頑張って隙間から上手く指を入れながら、螺旋の溝にクリアファイルを押し込んでいく。

クリアファイルを押し込めたら、支柱を整える。ここまで出来たらほぼ完成。

④螺旋の穴に「傾き調整足」を付ける。

ビー玉を左右のどちらから排出するかを決め、反対側の螺旋の足の穴に「傾き調整足」を付けてかさ上げする。

これで全体が傾くので、ビー玉が中にとどまらず排出されるようになる。

⑤ノズルとキャップを付ける。

最後に仕上げ。
ビー玉が出る「ノズル」と、反対側からの球こぼれを防ぐ「キャップ」を取り付ける。
ノズルとキャップは、取り付け穴に対して90度回した状態(爪が上下にくる向き)で差し込み、そこから90度回すことで固定できる

最後に整えたら完成!

分解方法

組み立てとは逆の手順。
雑に言えば、両端の螺旋を持って外方向に引っ張れば簡単に分解できる。

さいごに

というわけで、スパイラルビーダマキャッチャーの紹介でした。
持ち歩き出来るビーダマキャッチャーがあると、お手軽に簡易的な試射ブースが展開できるので、
大会の機体選定で撃ち心地を確認したり、デモンストレーションで試射してもらったりするときに本当に便利。

唯一の欠点である、組みにくさを改善する方法はないかな・・・


注釈
  1. なので、厳密にはこの記事を書いた時点で最新のモデルは「スパイラルビーダマキャッチャーver2.2」[]
  2. 特に母親から[]
  3. テープ等、別の手段で固定して良ければどうにでもできるけど、差し込みのみでの固定は無理だった。[]

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