POP FANTASY

旅行記雑記
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9/24に東京(高円寺)で行われた、あ~るの~と初のワンマンライブPOP FANTASYを見に、人生初のライブに行って来ました。

cimg8691街中であ~るの~とのポスターを見かけること自体不思議な感覚。

結論から言うといえろ~ぜぶら時代のファンも楽しめる最高のライブでした!

あ~るの~と

主に東方アレンジ音楽(+漫才)サークル。
前身であるいえろ~ぜぶらから引き継ぐ形で、2012より活動中。

ポップで明るめの曲が多いため、比較的万人向けで聴きやすい曲が多い。
東方原曲のメロディに忠実な曲が多いため、東方プレイヤーなら馴染みやすい。
コメンタリーのを聞く+同人即売会で見る限り、ファンの年齢層も結構幅広い
きちんとファンの新陳代謝が行われているという凄い事。

 

一応この感想を書いている自分の立場を明確にしておくと、いえろ~ぜぶらの頃から好きで2007年から情報を追ってる。
もっとも、昔(いえろ~ぜぶら時代)は、ほぼ全曲歌詞も口ずさめる程度には覚えて、曲名と収録アルバムを答えられるレベルまで聞き込んでいたけど、
最近は、他のサークルも聞くようになった+単純に聞く時間が減った為、好きなサークルではあるけれど、そこまで聞き込めていない。聞けば、「あ、あの曲だ!」とわかるけど、完全な歌詞とタイトルと収録アルバムを聞かれて正確に答えろと言われたら自信が無い。
(東方蓬千響まで+特に好きな曲は聞きこんでいるけど)
なので、ぜぶら時代抜きにしたあ~るの~とのファントークだと、にわかと言われるかもしれない…

ちなみに「年末から年始にかけて瞬間と永遠のヴォヤージュを聞いて何故か思いついたこと」が、このブログを立ち上げようと思い立ったきっかけなので、ある意味恩人なのは変わらず。

会場

参加人数は300人ほど(目視)。
年齢層も幅広い。(夜のライブなので小中高生はいなかったけど)

当然撮影録音禁止なので、写真は無い。
でも、広報担当みたいな方が写真を取りまくっていたので、いつか公式から発表されると信じてる
と思ったらこの記事書いている間に公式が更新されていた
http://www.r-note.jp/?p=958

開場まで

事前販売の時点でチケット完売したので、当日販売は無し
入場は事前に告知された通り、チケットに記載された整理番号順
とらのあな 秋葉原店Bまで購入しに言った甲斐あってか、60番台という比較的前半に入場できた。
さらに、販売されているCDは全て所持しているし、Tシャツも一応持っているので、物販を完全スルーした結果3列目に入れた。

全員の入場にはそれなりの時間がかかっていた。
流石に、同人イベントで列捌けの速度は全サークル中最速と噂されるあ~るの~とでも、初めてのワンマンライブ&会場でも超速というわけにはいかなかった模様。

会場内では聞きなれたあ~るの~との楽曲がBGMとして流れていた
普段テレビとかで最近の曲とかの情報収集を一切しない自分にとって、自室以外で知ってる曲が常に流れている環境は割と新鮮
流れる曲を話題にして、周りいた人としゃべったりも出来た。

ただ『ここで流れる曲はきっとライブでは歌われないんだろうな・・・』という寂しさも。

雰囲気

今回まで知らなかったけど、ライブはひたすら音楽を聴くだけではなく、出演者のトークも楽しむ場所
といっても、もともとあ~るの~とは普段からオーディオコメンタリーを公開しているので、言ってしまえば「いつものコメンタリーのノリ」
初ライブでもほとんど違和感は無かったように感じた。

ただしコメンタリーと違って、しっかりと歌が入る。

あたりまえだけど、コメンタリーとは異なり、会話中にインストBGMはかからない。
聞き取りやすいけど少し寂しい。

またトークも客席からのフリをきちんと拾う
芳葉さんも、藤宮さん、うっちーさん、そしてらんてぃさんもアドリブ力が恐ろしいほど凄い

曲別感想

ネタバレ注意!!

虹色メロディ

(東方氷歌/2016夏コミ)
一発目は案の定、最新作の1曲目にして、ライブ向けでデュエットなこの曲。
10年近く前から聞いている歌手が生で目の前で歌っているという状況だけでテンションは上がる

HERO!!

(東方Platonic Girl/2016例大祭)
藤宮さんソロ1曲目。

LEGACY

(東方氷歌/2016夏コミ)
うっちーさんソロ1曲目。

それぞれの声を個別に聞けた1曲目。
CDで聴きなれている声でも、実際に目の前で歌っていると迫力が違い見とれていた
正直、この2曲の時点ではまだライブの雰囲気に慣れてなかった(小恥ずかしさがあった)のと、後半のインパクトにかき消されてしまい、正直記憶が薄い。
また、歌詞を完全には覚えていなかったのもあって、楽器の音が少々大きすぎるように感じていた
(歌詞を覚えていれば補間が効くけど、覚えていなかったため歌詞が完全には聞き取れなかった)

C・A・N・D・Y

(東方風麗響/2014例大祭)
HERO!!とは声色が異なるカワイイ曲モードの藤宮さんの本領発揮

 

…ここでいえろ~ぜぶらが一夜限りの復活宣言
いえろ~ぜぶらタイム!!
ぜぶら曲の方が得意&ぜぶら曲が歌われるのか不安だった自分にとって、最高の朗報。

Shooting Star

(初出は東方弦想歌/2006冬コミ、
うっちーVerは東方蓬千歌/2007例大祭、
藤宮ゆきVerはSENSEASONS/2008夏コミ
デュエットverは初披露)
イントロの時点で『ぜぶらが帰ってきた!』ってことで開場の盛り上がりも最高潮(に自分がテンション上がっていたせいで感じた)
『この曲はうっちーVer藤宮Verどちらもあるけどっちが歌うんだろう?』と考えていたけど、まさかのデュエット!
帰ってきたと思わせておいての新ネタ!!

紅い月

(初出は東方弦想歌/2006冬コミ(タイトルに副題あるけど)、
うっちーVerの「紅い月」は東方蓬千歌/2007)
最初期からの人気曲。
自分的にもいえろ~ぜぶらにハマるきっかけとなった片割れの一曲。(もう一個は氷結娘)
これもイントロ時点で内心テンションMAX。
歌ったのはうっちーさんなので、イントネーションがちゃんと蓬千歌仕様
赤い照明とマッチしてカッコよかった!

雨帰り

(東方絢彩歌/2008例大祭)
子供の頃を振り返るいえろ~ぜぶら屈指の名曲。

この曲が出たのは2008年。
「2008年から思い返す子どもの頃」と「今から思い返す2008年」で時間(年数)的意味で大差がない。
別の意味で懐かしさに浸れた曲。

I Get Around The Road

(東方輪衡歌/2008冬コミ)
隠れた人気曲。事前リクエストで人気があったとか。
リクエストなんてあったのか。
『おお、この曲が来るのか!!』って感じでテンションが上がった。

Summer Flower

(東方颯封歌/2011夏)
うっちーさん2連続
個人的に大好きな一曲だけど他の定番曲達と比べるとややマイナー感あるので、まさかこの曲がライブで歌われるとは思はなかったので、ものすごく感動。
リクエストしてないのにリクエストに答えてもらった気分。

季節的な理由で構成にこの曲を入れることを主張した芳葉さん本当にGJ。ありがとうございます。
季節ネタはAutumn Stream~恋し秋~だと思ってました。

Melody!

(東方絢彩歌/2008例大祭)
非常にノリの良い、これまたいえろ~ぜぶらの人気で屈指な超名曲。
屈指の名曲が多い東方絢彩歌は超名盤。
幽霊楽団も2曲目。

事前に次の曲はノリが良いから盛上って行こうとハードルを上げての登場。
「1、2、3」のフレーズはかけ声パートに。
当然のようにハードルを越えて盛り上がった。

君のための幻想歌

(いえろ~ぜぶら ふぃな~れBOX/2011冬コミ
第6回東方M-1ぐらんぷり/2011冬コミ
(境界ファンタジアとしての初出は東方蓬千歌/2007例大祭))
連続2曲。前曲とは雰囲気がガラッと変わってバラードに。
CDではなくライブならではの演出(?)が見れた。

いえろ~ぜぶら名義でのM1最終回(一応の一区切り)のEDとして採用された曲なのでいえろ~ぜぶらの締めとも言える曲
なので、『少し短かったけど、この曲でぜぶらタイム終わらせるのも乙な物だな…』と感傷にひたっていた。

けど、ぜぶらタイムはまだ終わりじゃなかった

個人的な願望書くと「オレンジのやさしいランプ」のフレーズのあたりでオレンジの照明を使って欲しかったw

E・P・H・E・M・E・R・A ~儚~

(東方輪衡歌/2008冬コミ)
君のための幻想歌で締められつつあった雰囲気を吹き飛ばす、出だしからパワフルな曲
タオルをブンブンと振り回す枠。必然的に盛り上がる。

これもアルバム(東方輪衡歌)の締めの曲なので、この曲でぜぶらタイムが終わりなんじゃないかという不安と寂しさは健在。

星色夜空

(東方ASSOCIATION/2008例大祭、
第3回東方M-1ぐらんぷり/2008冬コミ)
いえろ~ぜぶらとして最後の曲というアナウンスがあった上で歌われた。
唯一ミラーボールが使用され、星空っぽい演出になっていたのは圧巻の一言。

これまた東方ASSOCIATIONのラスト曲でもあり、東方M-1ぐらんぷり初のED曲でもある、ぜぶら曲の最後を飾るにふさわしい曲。

ただこの曲、どちらかというとるざりんさんの曲ってイメージが強い…

ちなみに第1回 、第2回のR版が出た今、第3回東方M-1ぐらんぷりは、最古の東方M-1とも言える
そういう意味でも昔の名曲って感じがして懐かしい。

君の雨音

(東方Extension Girl/2015夏コミ)
ぜぶらタイム直後で、完全にぜぶら脳になっていたので『うっちー版「雨帰り」っぽいな』って印象が強かった。

パンプキン・パイ

(東方Platonic Girl/2016例大祭)
うっちーさんの妖艶な振りが圧倒的に印象に残った一曲。

邪 Rollin’ Days

(東方ロマネスク!/2014冬コミ)
ラスト2曲とアナウンスされてから始まった。
最近の曲と思っていたけど1年半以上前の曲。時間の流れ怖い。

特に好きな曲だけど、この曲が聞けるとは思ってもいなかったので、Summer Flowerに次ぐリクエストしてないのにリクエストを聞いてもらえた感。

Sing Your Song

(東方Extension Girl/2015夏コミ)
ラストはこの曲。ラストらしくデュエットVer
事前にみんなで合唱と振られたうえで始まった

正直歌詞に自信が無いサビのテンポがずれる所を歌える気がしなくて不安だったけど、
皆で合唱したのは最後のらららの所。歌詞知らなくても安心。テンポ変化もなし。

終わりを惜しむかのように、右側と左側、男性と女性などいくつかの分け方で、5分以上らららしていた気もする

皆で合唱し、体を動かし、盛り上がったところで、ライブは(一応)終了。

My Dear!

(東方讃月歌/2007冬コミ)
アンコール1曲目?
Yoshiha Style枠?
曲として披露されたというよりもトークとして歌われていた印象。
トークと相まり一番泣きを誘っていた

月の律動 ~Rhythm of the moon~

(初出は東方讃月歌/2007冬コミ
デュエット版は東方月響歌/2009例大祭)
アンコール曲。まさかのぜぶら曲。
いえろ~ぜぶら史上初のデュエット曲。
ただし、CDは別々に収録し合成したもの。
なので、きちんとしたデュエットで聴けて大満足
元々最後がフエードアウトで終わる曲なので、終わるタイミングは自在。
ライブのフィナーレ曲らしく盛り上げに盛り上げて終わった。

 

振り返ってみると
いえろ~ぜぶら11曲(アンコール+My Dear!含む)
あ~るの~と8曲

と、ややいえろ~ぜぶらよりな選曲だった

収録されていたアルバム単位で考えると、
いえろ~ぜぶら9枚。(再録・M1EDは除く)
あ~るの~と5枚
そう考えると、かなりいえろ~ぜぶら寄りだった?
僕得。

その他

・艦コレ(深海棲歌DIVE)枠は無し。(そもそもボーカルが違う人)
・チケットに描かれていた幽々子or東方彩醒響関連の曲は無し。

開場限定CD

ライブ終了後に、販売された今回ライブで歌われた曲が収録されているCD。
曲数が多いため音楽CDではなくデータCD。
歌詞もテキストデータとして付属。

いえろ~ぜぶら時代の曲を入手できるのは今となっては貴重かも。

デュエットverのShooting Starも初収録!
残念ながらSing Your Songのデュエットverは未収録。
My Dear!も未収録。

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せっかくなのでサインしていただいた。

トークイベント

ライブが終わった後の時間でミニトークイベント&抽選会。
ライブでは最後まで舞台に出てこなかったらんてぃさんがようやく登場し一安心。
ここからはらんてぃさんが加わり、本当にいつも通りのコメンタリー(というか公開収録)

チケットの整理番号を使った抽選も行われ、過去に使われたグッズが当たっていた。

また、コメンタリーの例に漏れずお菓子ネタも健在
九州の土産が餅まき形式で配られた。(撒かれた)

地味に戦利品の大分のざびえる

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キャッチミスで何度も弾かれ、自分の元までやってきた。

願望

非常に良かったけど、個人の目線から見た願望。
・演奏の人たちに目を向けるタイミングが欲しかった。
スポットライトが基本的にボーカルに当たっていいるせいか、色々パフォーマンスをしているにもかかわらず演奏者の方達がほとんど目立っていなかった。
どこかで1パートだけでも他の演奏者の人に光を当てて、カッコいいパフォーマンスを集中して見たかった。

・風系の曲を聞きたかった。
個人の好みの話になるけど、ぜぶら名物の風系の曲(文/早苗系)を1曲くらい聞きたかった。

ドリンクチケットがいまいちわかりにくかった。
入場時に半券とともに「ドリンクの引き換えに使います」と渡された1枚の紙。
ドリンクと引き換えたら無くなってしまう物勘違いしていた人も少なからずいたと思う。
ドリンク貰う時に半券とともに提示する必要はあったけど半券にスタンプが押されるだけでこの紙は戻ってくる。

しかもチケットかと思いきや、実際は記念ステッカー
このあたりがわかりにくかったのでアナウンスが欲しかった。

cimg8701実はステッカー

さいごに

軽くと思ったら思いのほか長文になってしまった。

自分で見直してもぜぶら側に偏り過ぎな感想な気もするけど、ぜぶらの頃に夢見た光景が、実際目の前で現実になった感動は凄すぎた。

素晴らしい時間を提供してくれたあ~るの~と関係者の皆さん、開場でご一緒した方々、
本当にありがとうございました!!

おまけ:今回着ていったTシャツ

SENSEASONS(2008年夏)配布時に、スタッフ用シャツが余ったからという理由で、少しだけ配布されたTシャツを着て行った。

cimg8693cimg8694第2回東方M-1グランプリネタ。
(ちなみに最後の1枚だった。初コミケだったので個人的にも印象深い。)

柄が柄だけに、こんな機会でもないとなかなか着る機会が無い。

あ~るの~とのイベントにもかかわらずいえろ~ぜぶらTシャツで行ったけど、芳葉さんをはじめとした何人かに懐かしがって貰えたから満足。

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