先日組み立てたハンティングリンクス。

今回はその使用感想について綴ってみる。
いろいろな方向から
まずは写真でいろいろな方向から撮影。
ちなみに大きさはボンバーマンビーダマンと比べると一回り大きいくらいで割と小柄。
主な機能
機能について。
スコープヘッド&リフレクターミラー
この機体最大の特徴。
それが上から覗き込んで照準を合わせて狙い撃てる「スコープヘッド」機能が搭載されている。
顔側の十字と覗く側の十字を合わせることで精密射撃が可能。
素組の時点でミラー自体の質が良く、反射した視界はかなりクリアでターゲットがはっきりと見える。
横につまみが付いていて上下方向の視野の調整だって可能。
これは背が低いターゲットを撃つときに非常に重宝する。
欠点は、肩に指をかけて普通に発射するとミラーの角度調整用のつまみに指があたってしまいやすく、せっかく合わせた照準がずれてしまがちな所。
なので、同じところを何度も狙い直すのはやりにくい。
実際問題、すばやく感覚での狙い撃ちが要求される競技が多いビーダマンにおいて、この機能を使う時間があるのかと言われるとほとんど無いというのが実用。
そもそも、ハンティングリンクスは、弾道が素直なので、感覚だけでも普通に狙い撃ちが出来る。
とは言っても、スコープヘッドを覗き込むのは狙ってる感が思いっきり味わえて、遊んでいて楽しい機能であることは確か。
ホールドパーツアジャスター
真っ直ぐな発射が出来るよう、ネジの締め具合でホールドパーツの左右の開き具合を微調整する機能。
パッと見地味ながら、個人的にはハンティングリンクスのなかで一番実用的な特殊機能だと思う。
全ビーダマンの中でも珍しい機能ではあるけれど、個体差の軽減的意味でも超優秀なので、むしろ全機体に標準として搭載して欲しいくらい。
締める力が均等なので、毎回の発射の威力と感覚が安定しているのも魅力。
いかにもな精密機器っぽさがあって、調整好きにはたまらない機能でもある。
応用として照準が少しズレているならば、逆に標準に合わせて弾道をずらすといった調整すらこなせる。
ただ、構造上の欠点として、「緩めた状態では定位置での完全な固定ができない(ネジなので当たり前)」ので、発射の衝撃でネジの閉め具合が変わってしまうことがよくある。
とはいえ対処は簡単。
ネジサイズは汎用品なのでM4のビスとナットを買ってきて取り替えればOK。
ダブルナットにするだけで、ネジの閉め具合が頻繁に変わるのを大幅に軽減できる。
ネジロック等を使うのも手。
また、「パワー競技をこなすには威力不足なのに、締めうちも出来ない」という欠点も長めのネジに交換することで本体への負担は増えるけどある程度対処可能。
インナーバレルボディ
ショートバレル内蔵ボディ。
これも地味ながらあると便利。
とはいえ、そこまで過度に弾道を補正するわけでも無く、そもそもアジャスターで真っ直ぐ撃てるよう調整済みなはずなので、バレルによる補正自体必要ないような・・・?
ハンティングトリガー
押しやすい大型サークルトリガー。
クロビーだったらパワータイプに分類されてた。
トリガーの上下は入れ替えられる。
長い方を下にするとスタビライザーとして使える。
でも、トリガーと地面の摩擦が発生して発射時ブレやすくなってしまう欠点も。
(マガジンとサーバー)
ギミックとして正式名称はないけどショートマガジンが付いていて4連射が可能。
決して多いい弾数というわけではないけど、取り回しに影響を与えないコンパクトさでありながら、通常よりも2発多いのは強み。
また、サーバーがしっかりとサーバー形状しているので、「片手でリロードしつつ、もう一方の手で連射し続けスタイル」がとてもやりやすいのもポイント。
弾を流し入れやすいサーバー形状。
機体の感想
この時点でのレビューは
「狙撃特化に期待してると少し足りない」
「バランスタイプとしては非常に優秀」
というのが正直な感想。
上記の通りスコープヘッドやアジャスターをフル活用するには、扱い方の慣れや、ちょっとした改造が必要になるので素組でも使いやすいかというと微妙。
また、接地面積(足の大きさ)はかなり狭い。
狙撃特化と考えると、設定面積が狭すぎて発射時のブレを軽減することは期待できないのも痛い。

大きければいいってわけでもないけど、もう少し接地面積が欲しい。
他にも、トリガーを完全にまっすぐ押すのが難しい(特に長い方を下に向けている場合)というのも、狙い撃ち特化としては惜しく感じる。
理想を言えばトリガーにガイドレールが欲しかった。
(それこそストロークコアやスロットコアのようなやつ)
もっとも、接地面積とトリガーの問題は「パワートリガー2」や「スマッシュトリガー」といった接地面積が広く構造的に真っ直ぐ押し出せるトリガーに変えれば改善できる話。(入手が大変だけど)
バランスタイプとして考えると、足が小さいのは取り回しが良いという意味でメリット。
バランスタイプとしては程よいサイズ。
スパビ-の威力重視競技で使うにはパワー不足だけど、並のパワーは十分にある。
素組の時点で連射もコントロールも十分にこなせるオールラウンドな機体にロマンギミック(スコープヘッド)がおまけで付いた。
そう考えるとしっくり来るしお得感がある。
小柄で取り回しがよく、威力が安定しいて、2連射以上出来る上に狙撃機能あり。
そう書くとスナイプボンバーの最適解な気が・・・。
というわけでハンティングリンクスの機能紹介と感想でした。
いよいよ本題。
レーザーサイト2編に続く。

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