無線遠隔操作「スペース・レスワイヤー」
安定した円盤機「リベリオン・フェザー」
これらを組み合わせて完成する今の自分に出来る集大成!
リベリオンF with レスワイヤー!!
重量はトータル約71g。
寸法レギュはリベリオン・フェザーの上にレスワイヤーを乗せればクリア。
コンセプト
扱いやすく羽展開で広域を狙える円盤機×無線による遠隔マインヒット。
要するにマイン狙いに完全特化した機体。
このために用意したした新シャーシ(後述)により、ほぼ通常のフォームでシュートしつつ無線ギミックを発動させることが出来るようになった。
なので遠距離狙撃が非常にやりやすい。
確実にマインヒットをして相手を削っていくのが基本的な運用。
↓
マインヒットが狙える!
(見にくいけど羽により攻撃範囲も拡大!)
スキがあればフリップアウトも射程圏。(フリップアウトまで押せなくてもマインヒットによる攻撃は決められる。)
実は、レスワイヤーを軽量化した際『送信機側の機体もこだわれるのでは?』と思ってしまい、突き詰めた結果生まれたのがリベリオン・フェザー。
リベリオン・フェザーの重量を軽く、事前に重量計算した上で作った理由はこの形態ありきで作ったから。
ある意味真の姿。
読み方は普通に「リベリオン フェザー ウィズ レワイヤー」。
feat.と迷ったけど、2機の間に明確な格差はないので素直にwithにした。
シャーシ「送信モジュール・改(充電式)」
スペース・レスワイヤーに使用したシャーシの改良版。
同時運用の要となるパーツ。
結構ごちゃごちゃしていていかにも電子機器が詰まってますという雰囲気を醸し出してくれてる。
重量は電池込みで約13g
これはリベリオン・フェザーに付けていたシャーシ(シュートポイント+ウエイト付き)とほぼ同じ重さ。
ボディ付きでも32g程度。
スペース・レスワイヤーからの強化点
根本的な構造は市販の送信モジュールを組み込んだだけで変わっていない。
だけどこれにリベリオン側の要素も組み込んで、大幅に仕様変更。
電源変更
電源をリチウムポリマー電池に変更。
おなじみになりつつあるSX-3.7V-40MAH。
それに伴い12Vに昇圧のためDC-DCモジュールを追加。
27A電池よりもこっちの方が僅かに軽く省スペースで済む。
ついでに充電式になったので消耗品がなくなった。
新型スイッチ+一体化シュートポイント
操作面で最大の変更点。
リベリオンのシュートポイントとほぼ同一形状の一体型シュートポイントを装備。
その中に薄型スイッチを内蔵した。
これにより、シュート時に一瞬下に押してシュートをするだけで遠隔操作ギミックが発動。
押している時。
(写真ではいかにもスイッチを押しているけど、
実際はデコピンのフォームのまま押す。)
これにより、ほぼ通常のフォームでシュートが出来る。
特殊なシュートじゃないので、今までの感覚がそのまま使え、この機体で覚えた感覚も無駄になりにくいというのが最大のメリット。
遠距離狙撃に慣れていれば違和感なく使っていける。
全力でフリップアウトを狙う力を込めたシュートだってこなせる。
もちろんスイッチを押さずに、薄型シュートポイントとしての運用も可能。
LED発光ギミック
重量を軽くしなきゃいけないのに余計な重量が増えてるって声も聞こえてきそうだけど、
「これがやりたかったから軽量化により力を入れた」
といったほうが正しい。
少しでも軽く,省スペースに組み込む必要があるので、羽発光用のチップLED+チップ抵抗+リチウム電池ポリマー電池を駆使して搭載。
配線も、なるべく細くて軽いものを使用。
無線本体側との電池の共有化は容量&電流不足だったので出来ず。
ちなみにチップ部品の大きさはこんな感じ。
細かいのではんだ付けにはちょっと慣れが必要
だけど、この小ささは便利。
光を漏らす横穴直結なので光のムダが少ない上、高輝度LEDなので結構明るい。
動作確認用LEDをチップLEDに変更
細かいことだけど、送信機付属の動作確認用LEDもチップLEDに付け替え。
これによりシャーシ内のスペース確保と、わずかとはいえ軽量化に貢献。
スイッチ配線変更
今までは、もともとあったスイッチから機体のスイッチへ線を引っ張っていたけど、元スイッチをONで固定して電源側に新たなスイッチを増設する方法に変更した。
DC-DCモジュール(のLED)が常時電力を消費してしまう問題もこれで解決。
徒然
欠点
軽い
分離機なので1台あたりの重さはどうしても軽くなってしまう。(軽くするために創意工夫したんだけど)
とはいえ一応対策はしていてリベリオン側はその形状で、レスワイヤー側は粘着力で防御力を強化している。
分離機の「相手がどっちでも狙えてしまう」という欠点も、「レスワイヤー側の粘着力を維持できている限りはリベリオン側のみ防御を考えればいい」ため、ある程度カバーできてるはず。
粘着力が落ちた後は超火力機体相手だとレスワイヤー側がただの的になるけど。
また、一応レスワイヤーをリベリオンに乗せた状態(しっかりと粘着したレギュをクリアする形態)は、ギミックは一切機能しないけど、重量級の造形機ともいえなくもない。
うまく運用できれば重量面の
弱点を補うことが出来るかもしれない。
強度が心配
一応それなりに壊れにくいよう作ったつもりではあるけれど、フリックスが試合中に受ける衝撃はかなりのものなので、実際どこまで耐えられるのかは未知数。
もっとも、壊れたら直せば良いだけの話ではあるし、試合中に回路が壊れても造形機リベリオン・フェザーとしての性能は据え置きで試合続行可能。
安定性に難あり
かなり改良したとはいえ、ギミック100%発動ではないのはきつい。
特に寒い場所(冬の屋外など)で使う場合、電池の性能低下が深刻。
さいごに
というわけで、「リベリオンF with レスワイヤー」でした。
ギミックが理想通り動いてマインヒットが決まったときの爽快感・・・というよりも達成感はかなりのもの。
この機体は
サミン:軽量級、現時点での色合い
サミンMkⅡ:クリア系で横方向に展開するウイング
ルブケート:分離機
リベリオン・アーシ/センベリオン:円盤型
ニーセット:合体機
ヴェシック1/ルミネッジ:発光ギミック
ルーロ/ナマコブシR:積層造形
Sレスワイヤー/リベリオンF:本人(?)
と、まさに今の自分の集大成的な機体。
一旦の中間地点。
(残念ながら枯参推/ナマコブシ/アリスピナー要素はない。)
寒さで能力が劇的に落ちる点もここぞという場面でギミック発動率が下がる点も、ある意味、製作者兼使用者の自分自身っぽくて妙な愛着はある。
「機体も自分もともに成長して改善していこう。」そう思えるあたり、まさに愛機なのもしれない。
なにはともあれ「ギミックの安定化」は必須。
通信回路部分の再設計が必要になって一筋縄ではいかないけど、いっそ無線モジュールをTWELITEあたりに変更して、(カタログスペック上の)最大射程距離がkm単位というのも楽しそう。(オーバースペックにも程があるけど)
余談:送信機側の別案
別案として以前作った試作機(名称未定)を送信側に転用する案もあった。
バネによる攻撃性能は楽しそうだったけど、ただでさえ安定性が完璧ではないのに、更に安定性を下げる勇気はなかった。
コメント
残念ながら枯参推/ナマコブシ/アリスピナー要素はない。とあるがステッカー貼ればいいのでは?
>kiiroinya5さん
塗装でそれっぽい要素(和風/かわいい/パステルカラー)を入れたいな・・・くらいに漠然と考えていました。
ステッカーも手軽で良さそうですね。情報ありがとうございます。