ナイトメアロンギヌスと同じく、一昨日11月11日に神改造セットが発売された。
神改造セット
このセットには4種類のベイブレードが収録。
ゴッドチップ2種(メタルorノーマル)、レイヤー4種、ディスク4種、フレーム4種、ドライバー4種なので、
このセットだけでも24×4×4×4=512通りの組み合わせを試せる。
セット品なので4600円(税別)とベイブレードバーストの中では高額商品。
ブースター(900円)×4+メタルゴッドチップ(500円)に特殊パーツ代(+α)と考えるとまあ妥当な値段・・・?
セット品だけどディスクは未着色。
がっかりすべきか、逆に剥がれを気にせず使えると喜ぶべきか。
ブリスター入りの箱に入っており、箱のボリュームが異様にある。
上記写真で良く見ると下に敷かれている「簡易撮影ブースとして使ってるA3」の紙と比べるとその大きさが良くわかると思う。
収録ベイ
トルネードワイバーン.1M.Sp
防御したいのか変重心攻撃したいのかわからない不思議な組み合わせ。
トルネードワイバーンはフリーいなしレイヤーを持つ防御力の高いレイヤー。黄色バージョン。
ロックはやや緩めだけど、ギミックのおかげでバーストされにくさは実際高い。(結局持久力を消耗してしまう欠点はあるけど)
トルネードワイバーンはランブー6収録品のみだったので、入手できなかった人からするとありがたい。気持ち的には実質新規ベイ。
非公式でレギュレーション的には反則だけど、今回の黄色いなしレイヤーを本家紫トルネードワイバーンに移植して、ガイアドラグーンカラーを作るのも楽しそう。
1はフレーム対応偏重心。
ジークエクスカリバー以来なので、割と再録早かったなという印象。
M(メテオ)はいままで最重量だったフレーム。
今回収録の新フレームBよりは軽いけど、それでも扱いやすい良パーツ。
青色が綺麗。
Sp(スパイラル)の収録はわりと謎。
ナイトメアロンギヌスが同時発売だったからじゃないかと個人的には思ってる。
ゴッドチップには青色のメタルゴッドチップを装着。
残念ながらトルネードワイバーンのロゴが刻まれたゴッドチップは無し。
ランブー版を入手するしかない。
アークバームート.2B.At
アークバームートは新規造形。
ロックは恐ろしいほど緩い。
先日のシェルターレグルスと合わせて、防御の為に円形に変形するギミックに何か恨みでもあるのかってくらい緩い。
ただ、ロックのわりに耐えるときは耐えるので、かつてのワイルドワイバーンのような感覚に近いのかもしれない。(デフォのドライバーも回転ボール軸で同系統)
実際、全体的に滑って力を分散するアトミックとは非常に相性が良い。
検証しがいのありそうなベイ。
2は何度も再録されている定番なので特にコメントが無い。
B(バンプ)は新規造形フレーム。
At(アトミック)はもはやお馴染みの、持久と防御を兼ね備えった高性能パーツ。
高性能なのにランブー6収録のみで、新規参入者には一つの壁になってしまっていた。
このセットで確実に入手できるのは新規参入に繋がりやすくなりそうで、少し先行きが明るくなった気がする。
もちろん、既存ブレーダーからしても予備としてもありがたい。
ドレインファブニル.7S.Z
個人的今回のセット本命その2。
ドレインファブニル。
吸収戦法で右回転にはめっぽう強いドレインファブニルが再録。
ランブー収録が無かったので、一般流通では初の別カラー。
唯一の普通に買えるベイの再集録。
愛機として使っているうちに通常版はだいぶボロボロになってきたので、新調にはちょうどいいタイミング。
せっかくなので、通常版ドレインファブニルのシールを貼った。
赤系本体色に赤系のシールなのでほとんど目立たなくなってしまったけど、静かな主張感がこれはこれで好き。
ロックは相変わらず緩め。が、本セットでは最も硬い。
ロックが弱くても他の強みでバランス取ってるのは承知だけど、収録ベイが全部ロック緩いという不思議なセットになってしまっている。単に攻撃型が入っていないだけでもあるけど。
ドレイン性能は健在なので、後述のBrドライバーと組み合わせた最後に粘るドレイン戦術が予想通り異様に強い。
7はフレーム対応ディスクの中で最重量。
以前特徴が無いと書いてしまったけどそんなことは無かった。この場を借りて訂正と謝罪。
来週7再録の限定アマテリオスが発売されるとはいえ、現時点では再録してないパーツ。(レジェンドスプリガンのみ)
多用したくなるパーツなので再録は素直にありがたい。
S(スター)少し前までは書籍付属のみで、買い逃した人からするとレアパーツになっていたけど、前回のランブ―や先日の限定ラグナルクで再録されたので、正直喜びは薄い。
とはいえ黄緑スターも綺麗。
Z(ゼファー)はシングルレイヤー時代のネプチューンより久々の再録。(一応キャンペーンでランダム入手する機会もあったけど)
「攻撃力があるのに持久力もそれなり」というバランスの良さは健在。
今となってはIr(アイアン)とかの同系統のパーツも出てきてしまったのでタイミングが遅かった気がしなくもない・・・
フレームと言いドライバーといい再録がもう少し早ければもっと感謝されるベイになれたのに・・・おしい。
ゴッドチップは黄緑のメタルゴッドチップ。
もっと黄色っぽい色合いかと思っていたけど、完全に黄緑色。
これも通常のファブニルロゴのゴッドチップは付属しない。
ディープカオス.4F.Br
本題。
初のランダムレイヤーコレクションレアパーツ「カオス」がシングルレイヤーから一足飛びで神レイヤー化。(半分デュアルレイヤーのようにも扱われてたけど)
ディープカオスは当時最高持久力を持ったカオスにスプリングギミックを追加。
余計の物を仕込んで弱体化が懸念されてたけど、設定どうり相手にじわじわダメージを与えて持久力を奪っていく性能が本当に機能して結構強かった。
カオスらしい回転中に掴んだ時の痛さも健在。そこには注意。
ロックは緩い。けど、スカスカというわけでもない。
カラーリングは青いメイン部位に、ロゴ部「黒」、外周「白」とガチャ版とセット版カオスを合わせた感じ。
4も何度も再録されている定番。無難な選択肢。
F(フロー)はランブー7以来の再録。コレクションとして。
Br(ベアリング)ドライバーは本セットの目玉商品。
ベイバのベアリング超持久枠。
さらに地面と設置する部分は低摩擦のPOM。
ので、持久性能、最後に粘る性能は非常に高い。
欠点としてバランス調整の為かバネの色が他のドライバーと違い、力があからさまに弱くバースト耐性が低い。
不安点は軸パーツが非常に細い事。
酷使するには心ともない。
また剥き出しのベアリングなので公園で遊ぶ場合、砂とか入りそうで心理的に扱いにくい。
せっかくなのでディープカオスの個人的オススメカスタマイズ。
ディープカオス.4B.Nt
スプリングによる衝撃吸収パーツであるディープカオスに、同じくスプリングによる衝撃吸収パーツのNt(ナッシンッグ)を装着。(ナッシングは別売品)
ディスクは適当。
スプリングなので弄ってて楽しいというメリットに加えて、二重のクッションで叩きつけ攻撃をほぼ無効にしつつ相手の懐に潜り込み持久力を削る!
ネタカスタムかと思いきや実戦性能も妙に高い。
その他付属品
クリアブルーのゴッドチップ交換に使うツールがついてくる。
密かに「エントリーランチャーLR」という誰得なパーツを新規造形で付けてくれるんじゃ無いかと期待していたけど、残念ながらランチャー(シューター)は付属無し。
キャンペーン品
ゴッドヴァルキリー聖騎士Ver.
今回5000円以上購入でもらえるキャンペーン品の白いゴッドヴァルキリー。
ゴッドチップ「神」はネタ的意味で非常に汎用性が高い名パーツ。
せっかくなので自分は違法改造ベイに取りつけた。
シールはメタリックカラー。
名前の通り白+透明のおかげか一種の神々しさを感じる。
白カラー主人公機というのはドラグーンを彷彿させる。
ゴッドヴァルキリーの欠点「白化が目立つ」は元々白いおかげで目立たない。弱点克服。
また白も透明も非常に染色しやすい色。
自己責任で、自分好みのカラーのゴッドヴァルキリーを作るというのも楽しそう。
さいごに
強いパーツが運要素なく確実に入手できる(※個体差除く)ので、入門者にもオススメできるセット「神改造セット」でした。
攻撃型が無いのが寂しいけど同日発売のロストロンギヌスと合わせることでいい感じに補完が出来る。
11月11日に発売したベイは珍しいはずの左回転の方が多い。
不満点を挙げるなら、もう少しおまけの予備パーツが欲しかった。
または、せっかく右回転も左回転もバランスよく2個ずつ付属しているセットだったので、少し値段上がっても良いからベイランチャーLRが付属してほしかったなというのが正直な所。ベイランLRの安定供給でもいいけど。
dC+Ntは本当に楽しいので、試せる方は是非!
おまけ:最近の自分のデッキ
・dF.H.H
・aC.1M.Cy(ツボツボカラー、メイン)
・dC.4B.Nt
相変わらず愛機にたどり着けると競技そのものの好感度が上がる。
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