先日、秋葉原まんだらけにて1500円で見つけたスーパービーダマンの「バーニングアトラス」。
せっかく貴重な未開封品を組み立てるので、組み立てレポート形式でまとめてみました。
その結果、写真の量が非常に多くなってしまったので前後編に分割。後半はこちら。

バーニングアトラス
垂直に叩きつけてビー玉を発射するバーティカルショットシステム(Vertical Shot System)が最大の特徴。
直訳すると垂直撃ち機構。まんま。
下に押す力で撃てるのでパワーショットの連射が撃ちやすい(という設定の)機体。
癖が強いので慣れは必要だけどポテンシャルは高め。
また、単発射ちから3発同時発射(トリプルバースト)に切り替えることができる。
というよりもトリプルバーストこそこの機体の真髄。
パワートリプルバースト連射は敵に回すと面制圧されるので相当な脅威。
機体強度を無視すれば、全力で叩きつけて超パワーで撃ちだすハンマーショットだって可能。
今となっては貴重品なのでやる勇気は無い。
漫画版では2代目西のスナイパーことトキオ達「ヴァンクィッシャーズ」が使用。
命中精度を犠牲にパワーと連射を追求したこの機体でスナイパーを名乗れるのは相当凄いと思う。
何気にチーム全員同じ機体というのはボンバーマン(あるいはビクトリーマン)時代除けば唯一だったりする。
一人8点射魔改造いるけど。
あげくにハンマーショットで機体をボロボロにする現実再現まで披露してくれる。
作中のリアル感を高めてくれる名演出・・・?
セット内容
箱にぎっしり詰まっている。
ランナーA
本体ボディ+顔。
多分ABS。
ランナーB
トリガーを支えるパーツ。
発射時に負荷が一番かかる部分。
PIジョイントの凸側。
ABSと思われる。
ランナーC
トリガーの部品とサイドサーバー(マガジン)。
PIジョイントの凹が側。
ABSっぽい。
ランナーD
ホールドパーツとトリガー(実際に押す部分)。
おそらくPOM?。弾力が強め。
ランナーE
ランナーF
PIリングとストッパー類+ビス。
POMのような気がするけど・・・?
スプリングとビー玉
専用のスプリングは通常機のスプリングと比べて非常に大型。
内径は約18mm。
シール
正しい遊び方説明書
組み立て
本体部分(説明書1~3)
いきなりビーダマンのコア部分、ボディとホールドパーツ。
ホルパをサイドから挟み込み、頭を取り付けるPIお馴染みの形。
頭はビスでしっかり固定。懐かしい。
特殊な点はバー状の部品を挟む所。
これはバーティカルショットシステムに対応するためと思われる。
この部品が無いと頭側の空洞にビー玉が逆流してしまう恐れがある。
説明書には書かれていないけど、通常のトリガー(+マガジン)を取り付ける場合、おそらくこのバーを外すことで対応することになる。
これに腕をビスで取り付けたら出来上がり。
バーティカルショットシステム(説明書4~5)
ここからがこの機体のメイン部分。バーティカルトリガーを組み立てていく。
バーティカルトリガーの押し出し部分を合わせてビスで2か所しっかり固定。
ビー玉を押し出す部分は丸みのある形状なので取り付け時の前後は気にしなくて大丈夫。
押し出し部分、パッド部分、取り付け部分、スプリングを組み合わせる。
きちんと溝によるガイドが彫られており、取り付け時に向きを間違える心配が無い。(差し込む方向には注意。)
さらに、この溝はショット時に真っ直ぐ押す補助になってくれている・・・気がする。
パッドは、ただ差し込む形式ではなく、PIジョイント等と同じくジョイント部分に差し込んだ後90度捻って固定する形式。
これでバーティカルトリガー完成。
次にグリップジョイント。
バーティカルショットシステムの蓋 兼 別売のバレルグリップが装着出来る部分。
何気に2パーツ構成。ビスで取りつける。
ネジを入れる側が筒状になっていており深い位置にあるので、ドライバーを選ぶ。
次にサイドサーバー。
合わせてビス止めすればOK。
何気に寸法がシビアで少しでも大きいビー玉は詰まる。
さらにトリガー取付け部の組み立て。
3方向がPIジョイント凸部という拡張性がありそうなパーツ。
これもはめ合せるだけで完成する。
これで4パーツが揃った。
この工程(これら4パーツ)のはめ合せたは全てビスでしっかり固定している。
このパーツをPIジョイントで合体させてギミック部出来上がり。
何気にサイドサーバーは90度回しではなく45度回しで固定できる。
長々と書いたけど4パーツの組み立てと組み合わせるのを両方やって説明書では1工程。
フットベース(説明書6)
フットベースは足、つま先、そしてトリガー取付け部分全部が一体成型。
ロックパーツを差し込むだけでOK。
ところが説明書に誤りがあり、ロックプレートの上下が逆になっている。
爪側が下。
幸いこの足のロックベースは外しやすいので修正は楽。
ここを間違えるとロックプレートを押し込んでしっかり固定することが出来ない。
これには最後に気がついたので、このブログの写真もほとんどが間違った状態。
本体の組み上げ(説明書7~8)
組みあがったトリガー部分を足に取り付ける。
ボディもなくトリガーを足に直接取り付ける(しかもPIジョイントを使って)というのは、今まで数々のビーダマンを組んできたけど、初めての経験。
次にサイドサーバー(上部)にしてトリプルバーストギミックの肝になるパーツの組み立て。
ここもやっぱり2パーツを合わせるだけ。ビスは不要。
これに蓋のパーツとPIリングを付ける。
そしたら、これをサーバー部分に取り付け。
最後にボディ。
PIビーダマンらしくボディの溝にトリガーをスライドインする形式。
・・・ではあるけれど足とトリガーが固定されている状態でボディを差し込むのはこの機体ぐらい。
ここの部分は結構はめ合せがキツイ。
何後も組んだり外したりするならば、噛みあわせるレース状の部分にグリスやシリコンスプレーを塗布して、滑らかに着け外し出来るようにしておくのを推奨したい。
最後にロックパーツを固定して、ついにバーニングアトラス完成!
説明書には別売りのPIパーツ「バレルグリップ」をセットして完成とあるけど、今となっては入手難易度が高すぎる。
ちなみに説明書通りに作るとパッケージとは逆の左側補給になる。
機体完成したところで後半に続く。

コメント