前回に続いて軽めの小ネタ。
先日作成した自作フリスクケースハンドスピナーのその後。
ペダリング機能
予想通り「慣れれば慣れるほど回転が安定してくる」地味な上達感が味わえる。
これもあって、指が寂しいときについつい回してしまう。
「回転方向を切り替える」「一定速度で回す」「上側の指を動かさずに回す」「通常ハンドスピナーのように弾いて回して、そのままスムーズにペダリングに移行」といった、回すことそのものもトリックを編み出せるのも面白い。
通常のハンドスピナーしか知らない人にペダリングの動き(上記トリック)を見せると、初見では混乱してくれる事があり、演者明利に尽きる。
そして、回転持続時間=体力の続く限りというのもレベルアップ感を感じるのに一役買っている。
ポケットの中等、何かに触れてしまい回転が止まってしまう場面でも指の力で無理矢理回し続けることもできるのも密かにメリット。
ただし、ペダリング式は「慣れればば楽しいけど、慣れるまでやや難しい」というジャグリング系のスキルトイらしい特徴がよくも悪くもでてしまう。
実際10人ほどに貸す機会があったけど、全員が安定して回せたわけではなかった。
そういう意味では一応通常回転とペダリングの切り替え式である、このハンドスピナーはペダリング入門機としては最適なのかも。(通常回転の性能もうちょっと上げないと完璧とは程遠いけど。)
+LED
おなじみLEDシグナルライトをケースに厳密な位置調整もせずテープ貼り付けた。それだけ。
重心がぶれるけど、元々ぶれているので気にしない。
やっつけではあるけれど、暗いところで遊んでみるとすごく綺麗。
LEDの発光が綺麗な円になっていない事もあるのは、フルカラーLEDの発光パターンにフラッシュ(一瞬消えて次の色になる)があるため。
フルカラーLEDのおかげで次々色が変わっていくのは見ていて飽きない。
独楽のように回す
机の上に置いて独楽のように回す方法。
力が籠めやすいので一番回転速度が速い。
通常回し
ペダリング
親指を動かさず、あたかも通常回転してるかのように見せるトリックを使用。
さいごに
というわけで予想以上に深そうなペダリング式ハンドスピナーのその後でした。
ペダリング特化はどうしても回転時間が短くなってしまうけど、逆に言えば回転持続時間を無視したデザインが可能。
ついでに指の力がダイレクトに伝わるため必要トルクを高くしても平気。
なので、通常のハンドスピナーでは回転持続時間的に厳しい「重心のぶれたデザイン」や「負荷が高いギミック併用」が出来るというのもペダリング式に可能性を感じる理由の一つ。
具体的に言うと「連動して(重要)歯車が回る工学系が喜ぶ要素を詰め込んだハンドスピナー」作りたいなぁ・・・
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