普段意識しないけど、あれば地味に便利、無いと地味に不便な道具「テープカッター」。誰が呼んだか「カタツムリ」。プーリー部分はコマ玩具としても楽しい。
あれば片手でサッとセロハンテープが取れるため、ちょっとした仮固定や簡易マスキング、ほこり取りなど工作するうえで非常に重宝する。
今まで使っていたテープカッターは15年以上前に買った物。
カッタ―の刃の切れ味が落ち切り、うっかりテープを切ろうとしても、全く切れずにテープが伸びて、無駄になってしまう。
切るためにはハサミが必要。ハサミを探すのが手間だし、片手のみで作業出来ない。
なので、使うとするたびにじわじわとストレスが溜まる仕様。
そもそも刃の交換もせず(対応してない)15年以上も使えば、流石に寿命だとしてもおかしくない。
そんなわけで思い切って新しいテープカッターを購入してみました。
買ったものは、テープカッター直線美 for Business。ヨドバシで883円。
これにした理由は予算1000円で探してちょうどいい価格帯だったから。
for Businessモデルはこの価格帯だけど、何故かノーマル版は定価2200円と倍以上する。
使った感想は、片手でもスパッと切れるのは感動もの。
最も前が切れなさすぎたため、どんなものを使ってもこの評価になる気はする。
この商品の特徴は、名前の通りテープカットの後がギザギザにならず真っ直ぐな事。今の所これが何かに役立ったという場面はまだ無いけれど、真っ直ぐな切り口は純粋に綺麗。
また、刃が細かいため、うっかり触れたときに怪我しにくいのもポイント。(意図して刃に触れば怪我できるけど)
替え刃に対応しているのも安心感がある。
気楽にセロハンテープを扱えるようになったので、ちょっとした埃取りも必要になったらすぐに出来るようになった。
また、今まではハサミで切る都合上机の上に置いておいたけど、片手で楽々取れるようになったおかげで、棚の隙間に置いといても問題なく作業(テープ取り)が出来る。その為、机の上のスペースが僅かとはいえ増えた恩恵も大きい。
唯一の不満点はやたらと奥行きが長い事。
実用的な意味では不満点は無いけど、「この部分が無ければもう少しコンパクトなのになぁ」とどうしても考えてしまう。
今回、個人的に反省すべき点だったことは「買う順番」。
買い忘れないように、出かけて真っ先に購入した。
ところが、テープカッターは地味に重いので、これを持ってあっちこっちに移動するのは大変。
売切れるものでもないので、帰り道で買うべきだったのかもしれない。
というわけででテープカッター直線美でした。
直線美が本当に良いものなのか、単にテープカッターという物が便利なのかやや曖昧だけど、地味ながらQOLがかなり上がった気がする買い物が出来たと思う。
最後になったけど、道具は必要な時にサッと使えるようにしておくのが大事。
コメント