近年のビーダマンシリーズでは「ビー玉」では無く「ビーダマ」と表記するのが一般的。
そんな中で『そういえば爆球連発!!スーパービーダマンではどうだったかな?』と気になったので調べてみました。
調査方法
Kindle版を目視で確認。
結果的にスパビーを丸々一周読んだだけども言う。
ビー玉を発射するのが当たり前の為か、専ら「玉」、「ショット」、「発」呼ばわりされる事の方が多い。
調査
1巻:ビー玉・宝玉
記念すべき第1話の冒頭の語りでは「宝玉(ビーダマ)」。
ここだけフリガナがカタカナで「ビーダマ」。
それ以降は全て「ビー玉(だま)」。フリガナの「だま」はひらがな。
1巻はまだ「ビー玉」という表現が多い。
他にもビー玉戦士(ビーダー)というお馴染みの表現が登場。
カタカナで「ビーダー」表記が一般的になるのは3話のタイトル「謎のビーダー魔術師(ウィザード)登場!!」から。セリフとして出てくるのは5話から。
2~10巻:ビー玉
ルール説明や、「ビー玉が○○を走ってる」等のセリフでビー玉という単語が出てくる。
気がつくと「ショット」とかに押され、直接「ビー玉」と書かれる事が減っていくが、
「岩をビー玉で破壊できる」など、障害物をビー玉で破壊できる説明では高確率で登場する。
11巻:ビー玉
本編でもでかいビー玉や消火器のシーンなどがある上に、この巻にはビー玉番長編も収録。
なので「ビー玉」という単語の出番が非常に多い。
12巻・13巻:ビー玉
ビー玉を発射するのが当たり前すぎて、「ビー玉」という単語がほとんど出てこない。
12巻ではお約束の壁をビー玉で破壊出来る説明シーン、13巻はいかさまの説明のみ登場。
探し出すの結構大変だった。
14巻:ビー玉
前2巻にほとんど「ビー玉」という単語が出てこなかった反動か、オーグルのアンテナやルール説明、回想シーンなどで多用される。
15巻:ビー玉、ビーダマ
最終巻。
P62(勃発!運命をかけたバトル」)では「ビー玉」呼び。
その後のP69(波乱の幕開け!!最終決戦)でのかまいたち解説シーンで遂に「ビーダマ」呼び。
それ以降は「ビー玉」とも「ビーダマ」とも呼ばれることはない。
結論
フリガナ含めて「ビーダマ」表記は最初と最後の2回だけ。妙な特別感がある。
なぜ最後だけ「ビーダマ」なのかは不明。
校正の見落としなのか、バトルビーダマンを考慮して表現を統一するためなのか…
以上、スパビでは「ビーダマ」と「ビー玉」どちらの表記だったかの調査でした。
おまけ
・いつからビー玉戦士という表現が使われなくなったかについて追記したい… →追記しました。
コメント