フリックス「リベリオン・アーシ」の改造の為にタミヤ樹脂粘土という物を初めて使ってみた。
今回使った粘土は「タミヤ樹脂粘土フルーツ作りの達人」。
本来の用途はスイーツデコレーション用のフルーツ作り用。
値段はヨドバシで535円。
先日川崎のヨドバシにて、スイーツ工作のスペシャリストばにらさんの薦めで思わず買ってしまった。
扱いやすさ
使った感じは、こねたときに固すぎず柔らかすぎずな、普通のねんど。
手にくっつきにくいので割と取扱いは楽。
匂いといいこねてる時の感触といい固まりかけの木工用ボンドにわりと近い。
※木工用ボンドと異なり接着する力は弱く、固さも全く違うので別物だけど。
内容量は100g。中身は50g×2の個別包装。
一回で100gなんてなかなか使う物ではないので、個別包装は本当にありがたい。
余った粘土の保存方法はチャック付の袋に入れておけばOK。
管理方法、混ぜる手間、接着などが無いので、エポキシパテと比べると遙かに楽。
というわけで、全体的にとにかく扱いやすい。
強度
しっかり乾燥させると、かなり固くなる。
それこそ弾いてぶつけ合う玩具(フリックスアレイ)に使っても、今のところ割れることなく問題なく使えている程度の強度はある。
少なくとも紙粘土よりははるかに強固。
エポキシパテとの厳密な比較はしていないけど、玩具用途ではそこまで硬さに差を感じない。
プラスチックと組み合わせる
基本的にこの粘土に接着力は無い。
あくまでも粘土。接着剤とかパテではない。
なので、別のプラスチックで作った物に盛るような使い方の場合、接着剤がほぼ必須。
この例ではABS板だけど、PSなど他のプラでも同様にくっつかない。
とは言え、作っている最中限定なら、塗り込むようにすればそれなりにくっつく。乾燥して固まったら剥がれてしまうので改めて接着が必要だけど、作業中(造形中)はパテ感覚でも使っても問題ない。
ひけ
乾燥すると結構ひける。
例:横の部分が平らになるように盛ったけど、少しひけてしまっている。
これがこの粘土最大の欠点。寸法を合わせる必要がある工作の場合、多めに盛っておいて削るくらいほうが安全。
粘土の追加
粘度同士の接着も固まる前なら割と問題無くくっつく。便利。
固まった後に追加で盛る場合はプラスチックに粘土を盛るのとほぼ同じ感じ。(プラに盛った時よりは剥がれにくい)
剥がれたら接着剤でOK。
硬化時間
軽く固まるのは一晩程度。
数時間置いておけばそれなりに固く弾力がある状態になる。
この段階だと、流石にぶつけ合う遊びでは不十分。
厚く盛った物が完全に固まるまでだと多少(2~5日)かかる。
まとめ
少しひけやすい欠点はあるけれど、本当に扱いやすいので工作初心者にこそ特に勧めたい。
パテに手を出すのは気が引けるけど紙粘土よりも強固な物を作りたいって人には非常にオススメ!
というわけでタミヤの樹脂粘土でした。
オススメしてくれたばにらさん。本当にありがとうございました。
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