個人的にニンテンドー3DS最大の不満点が本体更新によるバージョン違い。
今回はテザリングを使った場合の更新と現状の本体更新の不満点についてまとめてみる。
テザリングを使った更新
スマートフォンのテザリングを使って3DSを更新する機会があったので、その結果について。
前提
今回やった更新は、本体バージョンを「9.7.0-25J」→「10.1.0-27J」への更新。
一番上の位の数値が増えているのでおそらくメジャーアップデート。
知人の3DSを自分のタブレットのテザリング機能を使ってネットに繋いで更新。
今回初めてネットのに繋いだので、ネットワーク設定時の「接続テスト」1回分の通信も含む。
通信量
もちろんスマホテザリング方でも普通にwifiを使ったとき同様に更新はできる。
なので今回のように、一時的にスマホのテザリング機能を貸して他人の本体更新をするという事も可能。
ところが、どれ位通信するのかわからないので、この方法に踏み切れないという人も少なくないと思う。実際自分もそうだった。
調べても情報が一切無いので、今回も人柱になって調査。
結果から言うと、今回の更新に使った通信量は
約30MB(接続テストの通信含む)
もちろん、これは今回の更新ファイルの話であって、更新によって多い時も小さい時もあるはず。
でも、「いつの間に通信」で更新ファイルが受けとれるあたり、それほど大きくもないのかな・・・?
不満点
本体間通信不能
大きくバージョンが異なる本体(メジャーバージョンが異なる本体)間での通信プレイが出来なくなる。
これが3DSの更新の最大最悪の不満点。
特にダウンロードプレイ周りで非常に顕著。
もちろん本体のソフトウェアの更新して機能が増えたりバグやセキュリティが改善されること自体は大歓迎。
しかし、これは自由に3DSをネットに繋げる大人の目線。
家庭によってネット環境が全く異なる子ども達の場合は、「通信が出来る相手が同程度のネット環境の子に限られる」という死活問題になってしまう。ネットの情報の有無はゲームの有利不利を大きく分ける物ではあるけれど、そもそも通信すらさせてもらえない。
同じレベル同士で遊べという任天堂の優しさなのかもしれないけど。
特にかわいそうなのは、仲間たちの中で一人だけネットが使えない(or一人だけ使える)場合。
この場合、一人だけゲームに参加できないことになる。
「なんかあいつだけおかしい」
これをきっかけに「仲間外れ」ないしは「いじめ」に繋がる危険性すらはらんでる予感すらする。何でもいいから「人と違う」という大義名分があれば”からかう”のが子どもなのだから。
ちなみにこの一人だけがハブられる環境の場合、本体のバー―ジョンをダウングレードすることはできないので、全ての本体を最新に合わせるしか方法は無い。
任天堂に言いたいこと
インターネットを使わない本体更新方法の充実
ネットが使えない環境の子どもでも更新する術が欲しい。
田舎の方だと、最寄りのフリーアクセスポイントが数10km先という事もザラ。
更新データが入っているROMもあるけど、さらに新しい更新が出たら対処できない。
個人的に希望する更新方法は
「更新済み3DSから未更新3DSに更新データを送る方法を用意する」
この方法が実装されれば、通信しようと思ったのに本体のバージョンが対応していなかったという事態になっても、その場で更新して対応することが合出来る。
いつの間に通信で送れる程度の容量なのだから技術的に難しい事じゃなさそうだけどなぁ・・・
更新ファイル容量の更新
最低限書いてほしい。
最初から30MBと書いてあれば、更新時の心理的負担は段違い。
さらに欲を言えば更新内容もきちんと書いてほしい。
というわけで
マリオカート7のロムが一つあればダウンロードプレイで複数人で遊べると言う魅力に魅かれて、いとこと遊ぶ目的で購入したけど、本体バージョン違いのせいで遊べなかった愚痴もかねて書いた文章でした。
結果的にテザリングで更新して対戦して遊んだけれど、いとこの友達たちとネット環境レベルがズレてしまい、ハブられることになっていないかが心配・・・
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