ミニ四駆ジャパンカップ2015東京大会1に参加してきました。
まずはレース自体の感想から。
今回使ったマシン
先日書いたサンダーショットJrの超低速・超トルクマシン。
今回会場でグライドバンク45を見て更なるグリップ力とパワーが必要と判断した。
(実際雨が降ってからは牙をむきまくっていた)
ので
・グリップ力強化の為にナローレストンスポンジタイヤに変更。
・モーターをパワーダッシュに変更。
・電池ホルダーがわりにマルチテープでぐるぐる巻き完全固定。
というカスタマイズに変更。
最終的に55度以上の坂の途中に置いたとしても登りきる走破力だけは圧倒的なマシンに。
試合結果
結果から書くと1次予選敗退。
超低速タイプ1シャーシはやめたほうが良いかもしれない。
天気予報上は午前中が雨。なので午前に参加できるように朝早くからエントリー。
しかし、午前中は多少ぱらぱらと雨が振った程度でそこまで大きな荒れはなかった。
雨が降るのを待とうにも、午前中に振る気配を感じなかったので、情報が揃う前に可能な限り速攻(番号が呼ばれて参加可能になった直後)をしかける。
レース
計画通り11.2ギア+パワーダッシュの圧倒的なトルクで加速はすごい。
平地も上り坂もほとんど変わらない安定した速度で走行していく。
実質ジャンプセクションのプラウドマウンテン~グライドバンクでも一切飛び出さずキチンと地面張り付くように走行。
実際多くのマシンがここで散ったので作戦の方向性は間違ってなかった。
ただ、予想以上に遅い。
狭い部屋での試験では加速力が高いのでそれなりの速度と錯覚していたけど、最高速が全く伸びないので他のマシンたちがもうすぐ2週目の時点でまだ半周ほど。
でも、追いつかれる前に他のマシンがコースアウトなどで失格になったらまだわからない。
と思っていたら・・・
スタッフに止められた。
というわけでスタッフによる強制停止を食らい失格。
その後、他のマシンもコースアウトなどで散っていき、止められた地点まで走って無事2週目でたどり着いたマシンはホイール・ローラーをパージしながら走っていた1台を除きいなかった。
止められなければ勝っていたかもしれない疑惑が尽きない。
(ルール上、パーツをパージしながら走ってもボディさえ外れずに完走出来すれば問題ないらしいのでどっちにしろ負けていた可能性もある。)
スタッフが早く止めた理由について考察
・接触の危険があると判断した。
”同じ車線内で他の車に追いつかれ、後続車の走行を妨げるおそれがあると競技役員が判断した場合にはリタイヤとなります。”
というルールがあるので妥当な判断だとは思う。
ただ、半周後に無事走っているかどうかも分からない難コースで半周差で強制終了は流石に解せない。
・ギア音がうるさい&低速過ぎてギア破損などの故障と勘違いされた。
わからなくはない。
タイプ1なら普通だけどあんな音+速度のVS・AR・MAシャーシとかがいたら間違いなく故障。
・キャッチしやすい早さだった。
遅いのでキャッチしやすい。
なので、目の前に止めるかどうか迷ったマシンがあって、かつとりやすいならとめたほうが無難。
・低速すぎるマシンは強制失格と言う暗黙のルールがあった。
たしかにチキンすぎて見た目的に面白くない。
個人的には超低速マシンをはじくならループや小ジャンプなど物理的に超低速では越えられないセクションを用意するべきだと思う。
というわけでレースは早々と終了。
今回のハイパーダッシュサーキット2015
メビウスチェンジャー
もうすでにあっちこっちでまとめられているけど蛍光色でやたらと目立つセクション。
まさかの青(透明)・黄緑・ピンクの3色!
派手な割に難易度は高くない。
何気に「ピンクのメビウスチェンジャーのコース」のように表現できるので、会話の中でどのコースのことなのかの意思疎通に便利。
グライドバンク45
今回の死神。
プラウドマウンテンでジャンプして不安定なマシンをことごとく葬る。
不安定なマシンはコースアウト。
グリップ力不足のマシンは登ってる途中でずり落ちてしまう。
しかしこれは序の口。午後雨が降り出してからはさらに本気を出した。
雨による摩擦力の減少が重なって、1週目はギリギリ登れたマシンも2週目では登りきれ無い状況が多く全滅のレースも目立ってた。
割と真面目に午後の雨のレースだったら2週目のバンクを超えるマシンがほとんどいない=周回遅れになりようがないので超トルクタイプ1が勝てたのに・・・
スロープ
事前に明らかにヤバい感があったせいか割と対策されていて意外と皆さん安定していた。(飛ぶときは飛ぶ。決して少ない数でもない。)
雨が降ってからは安定重視の人が増えてたからか、その前にプラウドマウンテン&グライドバンクにやられていたからかここでの犠牲者は減っていた。
モヒカンストレート
ほとんど空気。
雨が降ってからはすべりが良くなりさらに空気に。
今はまだ対策が大枠だから空気だけど、終盤になり対策が突き詰められ始めてから最後の分かれ目になりそうな予感・・・
シューティングウォッシュボード
フラット気味のコースでは貴重な立体要素として驚異的なウォッシュボード。
立体特化のコースだとただの立体要素の一つなのでこれもほとんど空気。
今回の反省点
最大の反省点は天気を読み誤ったことが大きい。
今回は多くの人が「雨対策を怠っていて」涙を呑んだ。
逆に「雨が降らなかったせいで」涙をのんだ奴はそこまで多くないと思う。
ぱらぱら位の雨ではまだ通常の高速マシンの方が有利。
傘が必要なレベルになって初めて超トルクマシンは真価を発揮する。
あと、遅いマシンを取るスタッフの気持ちになって考えるのが不足していた。
いくら低速マシンでも心理的に止めにくい速度域は必須。
結論言うと「晴れの時に走れる真面目なマシンを用意しなかったのが悪い」。
もっとも次の大会からは今日を参考に様々な攻略法が編み出されるはず。
低速タイプ1のような一発ネタが通じるのは今回限り。
次からは正統派(ステアリング)で行こうと思う。
おまけ:晴れるおまじない
僕が信じていることの一つに「傘は持ち歩くことで晴れさせることのできるまじない道具」というものがある。
さらに、本類をしっかり防水したり、大型の傘を用意して雨対策に手間をかければかけるほど晴れやすくなる。
要するに”マーフィの法則”。
なので今回雨が降って負けたという人は「むしろ雨が降ったら輝けるマシンを用意しておく」と雨が降らなくなるかもしれない。
万が一雨が降ってしまっても雨用マシンがあるわけだから対応できる。
(晴れ用のマシンを用意しなければさらに晴れる可能性が上がる。)
コメント