半分はネタ、半分は本気でタイプ1シャーシに手を出してみました。
レーサーミニ四駆「スーパードラゴンJr」
失礼ながらいつも通りボディへのこだわりはなし。
このマシンの理由は11.2:ギアが付属するから。
組立
まずは組立。最近のシャーシとは少々勝手が違うけど、大枠では同じ。
シャーシ
タイプ1シャーシ。
真面目な特徴については後述。
昔はシャーシもランナーについていたと言うのはスーパー1以降世代的には地味に衝撃。
歯車がやたらとカラフル。
最近のミニ四駆と違いギア比2種類付属&クラウンギアが前後で違うので余計カラフルに感じる。
今回使う11.2:1は白・黄色・緑・オレンジ・水色。
モーターがの端子が下向きになる。
組み方を知らなかったからここが一番戸惑った。
タイヤ
ボディ
完成
タイプ1シャーシ
今回買った一番の理由。
ミニ四駆最初期のシャーシなのでスピードレースには向かない。
だけど繊細ではなく、トルク重視のカスタムがしやすいので悪路には何かと強い。
ベアリングによる抵抗抜き
無加工では一切出来ない。
シャフトの軸受はシャーシに直接ハトメを付ける。
カウンターギアにはベアリング用の穴が無い。
なので、ベアリングの装着自体がそもそもできない。
ローラー
パッケージでは一切付けられない古いバージョンの絵だけど、実際の商品ではフロントには最低限の穴はあった。
ローラーは一つも付属しない。
ここにFRPステーを付ければ一応レギュレーション幅ギリギリまでローラー幅を延長することは可能。
(今回使ったARフロント用のFRPプレート)
注意点としてはそのままつけると超アッパースラストになってしまう事。
なので、角度調整プレートなどを使って角度調整する必要がある。
またサイドステーにはローラー穴がそもそもなく、リアに至ってはローラーどころかステーを付けることもできない。
真面目にレースに使うなら、ローラーの付け方には工夫が必要そう。
ギア比
タイプ1に手を出した理由。スーパードラゴンJrを買った最大の理由が11.2:1ギア。
最近のミニ四駆で定番の定番の超速ギアは3.5:1。
すなわちモーターが3.5回転するとタイヤが1回転する。
それに対してタイプ1は11.2:1。
モーターが11.2回転してやっとタイヤが1週回る。
単純計算だとタイヤの回転数が3分の1になる。
なので、スピードもおそらく3分の1程になってしまう。(実際は精度の影響も受ける)
でも、トルクは3倍。
速度が遅くパワーがあるのでアップダウンでも飛び出さず安定した走行ができると言えば聞こえがいい。
使うにあたって
最近のシャーシと比べると明らかに精度が悪い。
だからこそ念入りな慣らしが有効。
さいごに
というわけでスーパードラゴンJrでした。
フラット用レース向きのマシンとは程遠いけど、その走破性はかなりのもの。
オープンミニ四駆をするならとりあえずこれ一個あれば楽しめるので結構お勧め。
次回そもそも何故タイプ1に手を出したのか語る予定です。
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