スポーティングソルトと言えば一部で大人気のスポーツ医療漫画の体をした何か。
そんなスポーティングソルト大好きな通称重症ソルティストが集まるイベントがあったので思わず参加。
会場
千歳船橋にある「大人cafe&bar usausa」というお店。
なかなかバーに入る機会が無いので個人的に新鮮。
入店直ぐに塩ポップコーンをサービスしてくれた。良くわかってらっしゃる。
料理もおいしかった。
禁断の魔書「スポーティングソルト」イベント終了。 三巻がこんなにもそろうことは神イベント。ナビゲーターの架神恭介先生、集まった皆様ありがとうございました✨ pic.twitter.com/x4cdDKYGWa
— 大人cafe&bar usausa (@cafe_bar_usausa) 2015, 6月 13
やったこと
基本的にスポーティングソルトを1ページづつ読み進めながら「このコマが何なのか」を読み進めていく。
1コマずつ読んでいくので、パッと見違和感が無いコマも良く見る・良く考えるとおかしいという事に気が付く。コマとコマの間がなんのつながりもない、時系列が不明、会話がなりりたっていない、といった事が毎コマのようにどんどん見つかる。いつものスポーティングソルト。
誰かがそれに解決出来る解釈を提案し、それに他の人が矛盾を指摘する。
矛盾が起きない様に解釈をがんばっていく。
言ってしまえば「スポーティングソルトのおかしい所に理由をつけ、何とか筋の通った話にして納得させよう、肯定しよう」という遊び試み。
自分では気にならなかったけど、良く考えるとおかしい事(時系列等)に気が付けるのもこれの面白さ。
普段から残念な玩具(クサビ・バーニングアトラス・ヤバババイク等)の良いところを見つける雑談と言う似たようなこと事をしているので、個人的には居心地が良かった。
恐ろしかったこと
・ほぼ全員がスポーティングソルト3巻を所持
3巻は入荷しない本屋が多く、入荷しても1~2冊。
なので印刷所とか倉庫を除けば世界一スポソル3巻が集まった場所かもしれない。
電子書籍版の人もいたとはいえ、控えめに見積もっても8冊くらいはあったと思われる。
当然のように(過去間との矛盾の確認に必要なので)1巻2巻も持ってる人も多かったので、恐ろしいほどのスポーティングソルト密度。
・ほぼ全員がスポーティングソルト愛好家
「○○編の■■のシーン」で普通に通じる。
また、当然クソ漫画愛好家でもある。
なのでクソ漫画系のネタは普通に通じる。
・逆にスポーティングソルトの事を全く知らない方1人いた
これはこれでチャレンジャーすぎる。
・電子書籍版の驚きの白さ
コミック版は良く知ってたけど電子書籍版は実は初見。
なので、特に白いページ(内柴幼少シーン見開き左側ページ。ほぼ真っ白)を見せてもらった。
ほぼバックライトの光だけなので噂通りまぶしい。電池消費速そう。
逆に電子書籍版の方は単行本の帯に驚いていた。
誰も語らないであろうまとめ
おそらくメインは本職である架神恭介先生の手によって面白くまとめられると思うので、超簡潔にまとめてみる。
・「生徒会の男達」の時間軸は?
少なくともバスケ部の描画から太陽編以降。
「護くんが校内の事について知ら無すぎるので時間軸的に序盤では?」という解釈でこれすら議論になる。
・サッカー部の顧問がまともな大人説
良く見ると男サッカー部が真面目に練習している描写が無い。
・ジェッタ―キング瞬間移動能力者説
こんなのすら飛び出す始末。おそらく違うが、あったとしても違和感が無い。
・「火甘蕉」
後述
・「内柴くん変身」が一番まともな話説。
おっはよーんと言うキャラかは疑問。
おそらく、とび箱の練習場所は小学校。
・「インスタントヒーローズ」止めていく1年生たちのいていることの方が正論
そもそも風の影響大な屋外でバドミントンの練習はできない。
・今回話題になった話はどっちも「勝利よりも昔の友達とわいわい楽しむのが大事」という内容
きっとゆうと先生もジャンプで勝利はできなかったけど楽しめたから幸せだった説。
(ある意味伝説に名を残したから、楽しんだ上で勝つという作中をしっかりと体現している気もする。)
・「仕事場公開」
後述
個人的に特によかったこと
個人的に特によかったことは途中にある「仕事場公開」の謎が解明されたこと。
このページでは「仕事場の1コマ」を漫画にして表現してる。
この疑問点は細かい所に目をつぶれば
・全員視線の向きがあってない。
・そもそも何が面白いのかがわからない。
ということ。
もちろんそのまま画像を載せるわけにはいかないので、気になる人はスポソル3巻を手に取ってみてみよう。
このページを文字で表現するとこんな席順。
F|ゆうと先生
近|植
今回皆で話しながら読み解いたことでこのシーンの意図はたぶん解明できた。
ゆうと先生がFに女子アナが映ってることを報告する→Fが立ち上がって反応する→その時にFは大きく右側を踏み足音を立てる→近は右側から音がしたと捉え右(誰もいない方)を見る→その光景が面白くて植は笑ってる。
おそらくこれが正解。
これでも、なぜこのシーンを仕事場の光景として切り抜いたかが疑問ではある。
きっとタイミングが神がかってて、その場の雰囲気では最高に面白かったのだろう。
最後に一言
スポーティングソルト3巻の「火甘蕉」の真の恐ろしさは、こんなところに来るような重症ソルティスト達をもってしても「最終コマまでの考察疲れ&ここさえ終われば終わりという安堵感」のせいで、確証なしに何かのパロディ・ゆうと先生の思い付きと流してしまった事だと思う。
もっとも真面目に考えても何なのかわからないのだけれど・・・
というわけで
素晴らしい企画を用意して下さった架神先生・参加者の皆さん・バーの方々、楽しい時間を過ごさせていただき本当にありがとうございました!
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